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カテゴリ:読書系
「エレファント」見ました★
なんかこの写真=エレファントってイメージがあって (てかこの映画の説明とかに出てくる写真がこれだったし) なんか重大な意味がある場面だと思ったらはじめのほうにサラリと出ただけで話にはあんまり関係ない場面だった・・・。 はじめ、この子が主人公だと思いました。 でも違いました・・。 かっこいいな★ なんかみんな薬指に指輪してました。なんか意味があるのかな?? この子が殺しをする子(もう一人いるけど) いじめられっ子でピアノ好き この子がひいてた「エリーゼのために」はめっちゃ切なかったぁ。 弾くの間違えた時、楽譜に向かって「FACK!」って中指立ててんのが可愛かった(笑) ****内容**** 米コロンバイン高校の銃撃事件を題材にして、ガス・ヴァン・サント監督がカンヌ国際映画祭でパルムドールと監督賞を受賞したセンセーショナルな一作。事件の当日、生と死の運命を分けることになる高校生たちの日常を追いかけながら、加害者2人が犯行に至るまでのドラマが進行していく。(Amazon.co.jp) なんていうかカメラワークがすごく個性的なんですよ。 人物の後ろからカメラが追いかけていってまるでその人の目線から風景をみているような、その人の日常を覗き見してるような気がしました。 あと人物ごとに章に分かれていて、始めはいろんな子達の学校生活★って感じで全然関係がない感じだったけど、そのうちその出てた子達がいろんな場面ですれ違ったりして。 なんか説明が難しいんですが、とにかく個性的な映像でした。 内容はこれってホントにあった事件をモデルにした映画なんですよね。 見る前は 学校で生徒が生徒を殺しまくるなんて何考えてんだぁ!! ありえない!!! って思ったけど、この映画を見て、むしろいつ起きてもおかしくないなあって思いました。 これもある意味自己表現かなみたいな。 てか青春?って感じ? 人によっては アイス・スケートのミキティーみたいに充実した輝いてる10代を過ごす人 も入れば、 酒鬼原聖斗(字あってるかな?)みたいに狂った10代を過ごす人 もいればいろいろだと思います。 なんていうか言葉にし難いけど、アメリカで起こったことだけど、いつ日本で起こってもおかしくない事件だと思いました。 情緒不安定な時期だからこそ、なにかのはずみで簡単に壊れちゃう。 きっかけがあればなにかを思いっきりぶち壊したいみたいな。 多分、この子達学校じゃなくてもよかったんですよ。 選ばれたのがたまたま学校だったってだけだと思います。 映画ではなんでこんな事したのか、とか理由は説明されません。 てか最後までふつーの学校のドキュメントリーみたいで 「ほんとにこれから殺すの?」 って思いました。 それに殺す側の子達は普通に 「じゃ。いくか?」 みたいなノリで(まあちょっと躊躇する場面もあったけど)ゲームをするかのようにどんどん殺していきました。 最後も微妙な終わり方で 食堂の冷凍庫に隠れていたカップルを見つけた男の子が「♪ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な」と歌いながら追い詰めてる場面で終わります。 多分この映画を見た人は意味わかんないって思うと思います。 実際語られない事が多すぎて分かりにくいけど、 私的にはなんとなくこの映画が理解できたような気がします・・。 ぶっちゃけこの子達(あ。加害者の方ですよ)途中から何も考えてなかったと思います。 とにかくやってみたって感じで。 そんな気がします・・・。 とにかく印象的な作品でした・・・。 ちなみにコンバイン高校の事件 1999年4月20日、アメリカ・コロラド州の小さな町リトルトン。 2人の少年は朝の6時からボウリングに興じていた。 いつもと変わらぬ1日の始まり…のはずが、この後2人の少年は銃を手に彼らの通う学校、コロンバイン高校へと向かった。 そして、手にしていた銃を乱射、12人の生徒と1人の教師を射殺し23人を負傷させた後、自殺した。 (Yahoo!ムービーより引用) 実際は自殺してるよ! 重いよぉ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.28 18:02:06
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