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カテゴリ:本、絵本
息子たちが卒業した小学校で、絵本の読み聞かせをしている。
楓が小3の時に、同級生のお母さんに誘われて軽い気持ちで始めたことが、細々とだけれど、今でも続いている。 楓の卒業までと思っていたら、「メンバーが減ってしまうから」と言われて辞め損なったのだが、今では「老後の楽しみ」になりそうな予感さえするくらい、自分にとって楽しい時間になっている もともと絵本は好きだったし、読むことも楽しんでいるから続けられたようなもの。 ちょっと凹んでる時も、子供たちのキラキラした目を見て声を聞くと、何だか元気がもらえるような気がするのだ。 一時は、なかなか参加できない時期があったけれど、無理せずぼちぼちとこれからも続けたいと思っている。 読み聞かせに使った本の中には、子供だけに読ませておくのにはもったいないようないい内容の本も沢山ある。 悩み多き思春期の子たちにこそ読んで欲しい本とか、疲れている大人の心にメッセージを残してくれる本とか そんな本を、少しづつ紹介できたらいいな~と思い、書いてみることにした。 いずれは、フリーページにまとめる予定 興味がある人は、図書館などで探してみてはいかが?(本の画像には楽天のリンクも貼ってあります) 尚、以下の記事は、以前私が某ブログに掲載したものを一部を転載しました 「たいせつなこと」 「たいせつなこと」 マーガレット・ワイズ・ブラウン さく レナード・ワイスガード え うちだややこ やく 1949年にアメリカで出版されてから、長い間読み継がれていた本 身近にあるものや、自然にとってのたいせつなことが、詩的な文章で淡々と語られていきます。 「コオロギにとってたいせつなのは・・・ グラスにとってたいせつなのは・・・ スプーンにとってたいせつなのは・・・」 ものの本質をさりげなく綴っていった最後は・・・ 「あなた」 「あかちゃんだった あなたは からだと こころを ふくらませ ちいさな いちにんまえになりました・・・・」 そして最後に 「あなたにとってたいせつなのは あなたがあなたであること」 最後のこの一言が何とも言えず胸にしみます。 最高学年になったばかりで大人と子供の中間で揺れ動くこどもたちに、この一言を送りたくてこの本を読んでみました。 これから先いろんなことがあって色々悩むことも多いだろうケド、自分を大切にして進んでいって欲しいと思います。 読み終わったあと先生が感想を数人に聞いてくれましたが、ちょっとむずかしかったかな~と言う感じ。 でも、いつかこの本のことを思い出してくれたらそれでいいと思います。 大人でもじ~んとくるものがある本です。 いや、むしろ疲れた大人のほうが勇気付けられるかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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