人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　７月４日　　曇り

　先週に引き続き、新馬戦評価を・・・。

　先週は、新馬戦が６鞍、未勝利戦が３鞍ありました。
　新種牡馬も順調な滑り出しのようですね。

　では早速。

　土曜日

　函館　　芝１２００ｍ　　１分１０秒６　１２頭

　クールユリア　牝　１番人気　三浦皇成　　逃げ切り
　父ケイムホーム　　母レディピーチ（Mujtahid）

　祖母がパークアピール・・・というとシンコウキングの近親？

　スタートはバラ付くも、外から綺麗に好スタート、
そのまま後発を決めた２着馬を相手に押し切った感じ。
レース自体も前残りで、バラ付いた割に着差も少なく、
ちょっと最後は苦しかったのかも？
　取り敢えず血統的に注目。

　中山　Ｄ１２００ｍ　　１分１３秒３　１４頭

　エーベックス　　５番人気　後藤浩輝　　３番手から差し切り
　父マイネルラヴ　　母ケイアイポップス（コマンダーインチーフ）

　半分程がダッシュの付かないスタート、
逃げる１番人気コウヨウゼウスを残り１００ぐらいで交わしてゴール。

　スタートからかなり追っ付け気味で、
距離不足というか、発馬に関しては余りセンスが無かったか、
この辺り次走以降どうなるかにも注目？

　時計などは新馬戦のダートとしては水準と言えるのでは？
　連勝するようなら面白い存在になりそう。
　
　京都　芝１２００ｍ　　１分９秒６　　９頭

　ブロッケン　　　牝　１番人気　田中克典
　父ワイルドラッシュ　母ヘニーズソング（Unbridled'ｓ Song）

　全体に揃ったスタート。その中ではダッシュ付かず最初に気合を付ける感じ。
結局５番手から徐々に進出して、コーナーから直線にかけて３番手追走。
直線しっかり伸びると２馬身差の完勝。

　スタートが良くなればもっと楽に勝てるのかもしれないものの、
シャドーロールを付けているし、まだ色々課題があるのかもしれない。

　終始外を回って追い込んだ２着イントゥザストームも次走注目？　


　日曜日

　函館　芝１２００ｍ　　１分１１秒１　　９頭

　エクソプラネット　　牝　５番人気　　秋山真一郎
　父アドマイヤムーン　　母エクソセット（Deposit Ticket）

　大体揃ったスタートも、出遅れ、
好初を決めたモズブラッドからは４～５馬身の遅れ。
　そのモズは好スタートも掛かり気味に逃げて、
その辺で最後３着は一杯っぽかったか？
　一方エクソプラネットは、
出遅れたものの３コーナーまでには４番手に上がり、
直線もそのままの勢いで伸びた感じ。
　２着のデイジーバローズもセンスは高そう。


　中山　芝１２００ｍ　　１分１０秒６　　１５頭　３馬身半圧勝！

　エクスクライム　　１番人気　　後藤浩輝　　楽に逃げ直線突き放す
　父ハーツクライ　　母フェアリーブレス（フレンチデピュティ）

　ややバラっとしたスタートも、勝ち馬は抜群のスタート。
　抑え気味に逃げて？直線には並び掛けられそうも
そこからアッサリと突き放す競馬。
初戦としては何の文句も無く、次走も注目大！
　距離延長も普通にこなせそうで、
夏の２歳Ｓ～秋の重賞・ＯＰでは主力になり得る存在。

　２着カディーシャ、
５着エステージャの伸び脚はメンバー中では目立つもの。
順当なら近い内に勝ち上がっておかしくない予感。


　京都　芝１８００ｍ　　　１分５０秒３　１０頭　　最後方から直線一気

　シンゼンレンジャー　　７番人気　　飯田祐史
　父ケイムホーム　　母キョウエイフルハム（ジェリ）

　ややバラ付いたスタート。
勝ち馬も余りいいスタートとは言えず、最後方から。
一団のスローペースで進み、上がり勝負に屈したか、
先行勢は残り２００で後退し、２着ロードバッカスと共に鋭く追い込み。

　ちょっと違う脚色で結果的にここでは力が違った感じ。
　（フットワークもちょっと違う？）
　順調なら２歳の間にオープン入り出来そう。


　一応ついでの未勝利戦、勝ち馬だけチェック。

　未勝利戦

　函館　芝１２００ｍ　　パチャママ（ファスリエフ）　武豊
　新馬戦と同レベル？

　京都　芝１４００ｍ　　シゲルスダチ（クロフネ）　小牧太
　今年のシゲル軍団は柑橘系？（関係無いが・・・）
　レースセンスは有りそうも他は平凡な印象？

　中山　芝１２００ｍ　　レオアクティブ（アドマイヤムーン）
　母はブレイクタイムの妹。
　差し切って２馬身半差の楽勝なら、これから面白い存在になるかも？


　余り気にしてませんでしたが、
もしかすると京都の馬場は少し重いのかもしれませんね。
２歳戦とはいえちょっと上がりが遅い気がしなくもないです。
（Ｄコースの影響かもしれませんが・・・。）


　新馬戦３週目でした。