人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　４月２７日　　晴れ

　一応認知症関連の話といえばそうなんですが、
父方の祖母との会話などからハッキリ言って疑いようの無い感じで、
ただ別に一緒に暮らしている訳ではないから言っていることが
そうじゃないとも言い切れない面も一応あったりして面倒いな・・・と。

　曜日や月を含めて日にち、時間に関することが弱いですね。
　数字、計算にはかなり疑問があります。
　パッと見て１０００円、５０００円、１００００万円の区別が
　つかない感じでいくらあるか何度も確認します。
　（お札の柄が昔と違うこともこの辺は多少あるかも・・・。）

　一方しっかりしている点もあって、
　人に借りたお金のことはよく覚えているみたいで
　返しに行ったりとかしているのに
　それで減った分の金額に関してはその他含めて分からないという・・・。


　そもそも昨日今日何したかということにちゃんと答えられません。

　泥棒が泥棒が・・・が口癖のようになっていて
　とにかく財布かばんを隠しますがその場所が分からなくなるのか
　本当に数日に一度誰か来ているのか？

　ただ発見した際には特に無くなっているものは滅多に無く、
　昨年の夏からで言えば最初のもの以外はほぼ見つかっている状況、
　一応いくらなんでも毎日なり２～３日に一度なり
　頻繁に来る泥棒なんか普通ないしお金も減ってないのはおかしいろ？・・・という話をよくします。

　・・・でも来るらしい。
　しかも服を取っていったりとか、もうよく分からんという話です。
　だから記憶がどこかでほぼ止まっているんじゃないかという気がするんですけどね。
　古いものも少しずつ忘れ新しいことはほとんど覚えずで・・・というイメージですが。

　これは年を取るとそういう恐怖心が芽生えるのか、
　今日たまたまうちの近所の９０過ぎのおばあさんが夕方突然呼ぶので
　聞けばトイレに誰か居って怖い・・・と。
　一緒に風呂場とトイレを見て特に何も無いよということを確認はしたんですが、
　そういう幻覚というか幻視というか、何かからの思い込みは
　やっぱり老化から来るストレスと不安が原因の症状かと思いました。

　こんなことは初めてなのでそういう意味で驚きました。


　で、認知症なんですが、個人的にはこれは
都市型の病気のような気がして、これを言うには１０人足らずで非常に少ないものの
親戚知り合いの老人で既に死んでいる人も含めて農家をやっていた（いる）人は
どう考えてもそこまでボケた人を見たことが無いのでやはり単調な生活が
思考力と心身の様々な機能低下を招き発祥させているんじゃないかと・・・。

　あと好き嫌い多いんじゃ、割と頑固なんじゃ・・・という性格面も
柔軟性を損なうのでその長年の蓄積が引き金になっていそうな・・・？

　それと最近思う「老化」、やはり精神を病むのはそうなんじゃないかな？
　だから体より精神的にくたびれている割合が高い方が本当の老人なのかも・・・と。
（逆にいえば精神的にきたらいよいよ老人なのかも。）

　母方の祖父は健康のことがあるから仕方ないとはいえ
　どちらかというとこの精神面がよくないんですが
今の８０前後は何かそういう病みやすい時代に生まれてるんですかね？


　この２人の言う「分からない」は意味が違って
出すべき言葉が（脳梗塞もあって）いくら考えても分からない祖父と
覚えのない思い出せない祖母です。



　と人がボケたり精神的に退行気味な老化を見せたりするのと同じように
犬や猫もボケてしまうんですが、猫はボケという感じですが犬は認知症っぽいんですよね・・・。

　猫は突然何かを呼び（探し）始める感じのことをほぼ毎日２匹のうちどちらかがしています。

　問題は犬の方で、
白内障が出ているから見えないというほどでもなさそうで
餌の時などハッキリこっちやこちらの手元は見てくるし耳が悪くなったのかと言えば
ちゃんと散歩の際の物音や餌の落ちた音には反応するのでそんなこともなく、
ただお座りやハウス、待て、お手、伏せといったことをこの半年辺りから殆どしなくなったという症状、
更には壁や柱にぶつかる、変な歩き方になる、
昔飼っていた犬も白内障があったけどこれほどではなく、
最近の極め付けは小屋の向こうの餌箱に扉が開いているのに格子の隙間から
ずっと食べようとしたことがあり、そういう障害物を障害物として認識していないのか・・・と。

　餌のこととせいぜいトイレのことしか考えられなくなっているという感じです。

　１５歳にしてはちょっと酷いなと思うんですが、
この犬は玄関の小屋の中で１日を過ごしていてはっきり言って
かなり暇な半生を送っているので生活がやはり単調でした。
これはどうなのかと思いますがやっぱり１０歳を越えての散歩コースの
景色の変化も良くないというか記憶の混乱に発展するんじゃないかという気もします。

　体の使い方が悪いのか肉体の衰えか、
どっちにしてもこれではと思い最近は犬に斜面になっている場所や階段を
あえて繰り返し歩かせたり走らせたり（待機させたり）していますが、
その段差なのか坂なのかをパッと認識しないようで手足の動きに戸惑いが出ます。
（坂路階段の成果は感じますが・・・）

　下りでジャンプしたあとの着地に問題があるのは・・・
元々そういうところがあった上に白内障が多少進行しているからかな？
という感じですがその距離感を調整出来ない、力の入れ具合を間違えるのは
やはり老化と言うより障害という気がします。


　で、白内障に関してちょっと面白いものがあって
クララスティルclarastillとキャンシーCAN-Cという目薬が２つ検索されるんですが、
その使用後の話が検索出来ないんですよね・・・。

　これで治るんなら安いものなので試したいなと思うんですが。
（因みに最近は毛並みが悪かったり色々なので試しに粉末ビタミンＣを餌や水に混ぜています。
　これで白内障まで進行しなくなったり治ったらいいんですけどね。
　進行に関しては何となく効果があってもおかしくないと考えているんですが・・・。）


　という風に人間のみならず犬猫でもそれらしい症状を見せるこの頃、
若い頃からの刺激が予防になりそうですがやはり人間同様健康長寿は重要な課題ですね。



　まあそんな訳で犬猫はともかく、
人間の方はもうちょっとどうにかならないものかと思案しています。



　認知症・ボケは閉鎖的空間に伴う老化現象（病気）？・・・でした。