カテゴリ:テレビ
日本国民みな、箸が転んでも笑い出すようなお年頃のお嬢さんなのか?
国会議事堂のてっぺんで、拡声器片手にこう叫びたいgauguinです。 人それぞれに、笑のツボというものがあり、何が面白くて、何が面白くないかは、 その人個人の資質に大きく依存しているのは確かである。 でも、 でもね、 本当に面白いんですか? 心の底から笑っているんですか? 私には、にわかに信じがたい。 日本国民がパペット・マペットや波田陽区や、ヒロシのネタを見て笑っている姿を。 本当に面白いんですよね? みんなそろって私をだましているんではないでしょうね。 私が世間の波に負けて、 「今好きなお笑い芸人はヒロシです」 と言った瞬間に、野呂圭介が「どっきり」なんて書いたプラカードを持って出てくるんではないでしょうね(古い?)。 それか、ジム・キャリーの『トゥルーマン・ショー』みたいに、 どこかのテレビ局が私を主人公とした壮大なドラマを展開しているのではないでしょうね(被害妄想?)。 そんな妄想が脳裏をよぎってしまうほど、私は現在の「お笑い」の状況には納得がいかぬ。 以前にもこの日記に書きかけたことがあるが、私は「お笑い」というものには結構興味があり、 現在の「第三次お笑いブーム」のきっかけとなったとされる「爆笑オンエアバトル」は 放映開始当初から見ていた。 当初は純粋にネタの面白さを競う番組だったのに、 「テツandトモ」(文字を入力していて恥ずかしい)の人気が出始めた頃から、 人気のある芸人が、面白くもないのにオンエアを勝ち取ってしまうという、 まったくもってツマラナイ流れになってしまった。 そんな流れができて以来、私はこの番組を見るのをやめてしまった。 (ちなみに当初好きだったのは、「ラーメンズ」と「号泣」だった) 確かにこれは仕方がないことなのかもしれない。 テレビに出る以上、ネタというよく噛み締めないと分かりにくいモノよりは、 見た目、リズムでガンガン押していくほうが分かりやすく、 1つのネタが短くてすんでしまうぶん、テレビの側から見ても使い勝手がいいのだろう。 しかし、ネタが短く、印象的なぶん、深みがなくなってしまうし、味わう時間もない。 そんなネタが面白いのですか? ここで、今日久しぶりに「エンタの神様」を少し見たのですが、 そこでのパペット・マペットのネタを晒してみたい。 ちなみに私はクスリともできなかったし、ムフフとほくそえむこともできませんでした。 (おぼろげな記憶をたどっていますので、現実と違う点があるかもしれません) (また、文字にすると面白さがなくなってしまう危険性がありますが、もともと面白くないので別にいいですよね) パペット・マペットXのショートコント 左手にカエル(以下:カ) 右手にドラキュラ(以下:ド) カ:「どうですこのお部屋。いいでしょう」 ド:「いいですね」 カ:「ドラキュラさん、以前はどんなお部屋にお住まいになっていたのですか?」 ド:「え~っと、木造で縦が2m、横が80cmぐらいの・・・」 カ:「それって、棺桶じゃないですか」(ワハハハハ) ド:「だから、今度は広い部屋に住みたくって・・」 カ:「この部屋はいいですよ。南の角部屋ですし、日当たりも十分ですよ。」 ド:「でも、日光はちょっと苦手でして・・・」 カエルがカーテンを開ける音「シャーッ」 ド:「うわっ!日光が・・・」 カ:「やっぱり。」(ワハハハ) 「パペット・マペット!」 どう?面白い? 確か二文字にすると、面白くなさが倍増してしまって、テレビで見るのとは違うだろうけど、 これをどうテレビで演じても、面白くしようがないでしょ? こんなショートコントを4つ5つやって、ネタなんて言い張る神経が知りたいですわ。 どの面下げて「面白いでしょ」なんて顔をしてるんだか。 親の顔が見てみたいよ!(パペット・マペットの顔は拝めませんが) もう、ホントに・・・ いや。少しヒートアップしてしまいましたが、 それもこれも、「お笑い」を案じるからこそであります。 まあ、実力のないものは早々とテレビから消えてしまうのがこの世界であり、 「テツandトモ」もその好例のひとつとなってしまいました。 来年にはウシ君やカエル君、ギター侍、ホストもどきなど、いろんな人がテレビからいなくなるのでしょうが、 皆さんもあまり騙されないようにね。 ☆注意☆ 以上は私の独断と偏見によるものであって、私の価値観をおしつけるものではありません。 はじめに申しましたように「面白い」「面白くない」は個人の性質に大きく依存しているものであって、 他人がとやかく言うものではありません。 だから、あなたたちは自分が面白いと思うものを「面白い」と言い張って、 胸を張って歩いていってください。 それが、各々の「お笑い」というものですから。 切腹? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月24日 00時21分40秒
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