持つべきものは・・・
最近いそがしくって、音楽を聞く暇なんてないんだけど、暇がないと、かえって余計に音楽を聞きたくなることありません?今週、私はそんな状態になってしまいました。もう、禁断症状が出てました。ハイ。しかも、現在自分が持っているCDではなく、何か新しい音楽を聞いてみたいなんていう、無理な欲求が、体の中を支配していたのであります。そんなときに持つべきものは弟ですね。私には7つ離れた弟(大学生)がおり、そいつが何をとち狂ったか知らないが、「バンド」というものをやっているのであります。超文科系で、インドア派の私(いわゆるプチ引きこもり状態)の弟とは、到底思えないほどアクティブに活動なさっているらしいのであります。そんな弟は、バンドをやっているということもあって、CDをたくさん所持している。しかも、巷の流行に後れを取るまいと、結構最新の音楽を熱心に聞いているらしいとのことであります。つまり「最新の音楽を聞きたい病」を治癒するにはもってこいの、名医がすぐ近くにいるということであります。ということで、借りてきました。一応「弟のオススメ」というCDを5枚ほど。まあ、兄弟とはいえ音楽の嗜好が同じではないので、「コレがオススメ?」というのもなくはないのですが、日ごろ音楽に接しているだけあって、CDの選定には一日の長があるようであります。というわけで、弟から借りてきたCDを一挙公開!あなたのミュージックライフにお役立てくだされば幸いです。Arctic Monkeys『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』借りた中では一番いい。(まだ2枚ほど未聴だけど)僕の好きな「Number Girl」にも雰囲気が似ていて、すっと体の中に入ってくる感じ。これで「最新の音楽を聞きたい病」は完治した模様。ジャケも渋い。Quarashi 『GUERILLA DISCO』弟が好きな「Rage against the machine」に似ている。アイスランド出身ということだけあって、なにかメジャーには無い(英米とはちがった)音色がするのは好感が持てる。結構いいんじゃないか。アフィリエイトには存在しないので画像はなし。SYSTEM OF A DOWN 『MEZMERIZE』一言で言うと「変態メタル」何か弟は最近「メタル」にはまっているらしい。そんな趣味の一片が垣間見えるCD。楽曲としてはハチャメチャな印象を受けるが、その雑然とした音のなかにも、キラリと光るものを感じさせる。一聴の価値アリ。ジャケはなんかキモい。KING CRIMSON 『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING』いわずと知れた名盤『クリムゾン・キングの宮殿』とはいえ、名盤過ぎて聞く気にはなれない。というか、これぜんぜん最新じゃないし。というわけで未聴。ジャケは伝説。RAZORLIGHT 『RAZORLIGHT』ブリティッシュロックのニュー・モード。ソリッドでポップ、モダンでクラシカル、シャープでメロウなロックンロールの躍動感、と、帯の紹介をコピってみたが、意味不明。「結局どないやねん」とツッコミを入れたくなるほど。なんか食指が伸びなくて、これもいまだに未聴。どうでしたか?即席のgauguin音楽批評は。弟にCDを借りることがあったら、またやりたいですね。なんか、音楽評論家にでもなった気分がして、妙に気持ちがいいし。参考までに、弟のバンドのページにリンクしておきます。弟にはこのページはヒミツなので、へんな書き込みをしないようにね。そんなことしたら、あなたの家が燃えますよ。リンク(トップの写真の緑色をしたヤツがmy brother)「idiot info.」では、明日も早いのでおやすみなさい。