僕らが旅に出る理由 【前編】
あったね。今回の題名と同じ名前の歌が。みんなはあまり知らないと思うけれど、「小沢健二」通称「オザケン」の歌が。しかしまあ、『旅』なんて普通の人間にはあまり関係のないことばだな。別にさらわれたローラ姫を助けるために旅に出る必要があるわけではなく(DQ1)、クリスタルを奪って世界を支配しようとするやつを倒しにいくのでもなく(FF3)、ぼくらには旅に出る理由がまったくない。旅といえば、「自分探し」か「世捨て人」のアイテムでしかない。「自分探し」の旅というのも、青臭い匂いしかしないし、自転車で日本一周したところで、本当の自分なんて見つかるとは思えない。そんなことをするなら1年中バイトをしていたほうが、お金という実益と、自分の適正の発見という「自分探し」の目的を達成できる気がする。どうでもいいことだが、『旅』は英語ではさまざまな言い方ができる。travelは一般的な語。複数形 travelsはかなりの期間あちこち回る時に用いる。tripは比較的短い旅。tourは視察または観光の往復旅行。journeyは通例陸路の旅行に用い,旅の時間と道のりに重点があり,帰らない場合もある。voyageは長い旅で,主に船旅だが,空の旅,宇宙旅行を指すこともある。excursionは tripあるいは tourに代る多少改まった語。(以上yahoo辞書から拝借、というかパクリ)これは英語圏の人々がさまざまな旅を経験してきたからなのであろう。(職業柄、こういうのも必要かな?なんて思って)話を戻そう。とはいいつつも、やはり人間に生まれた以上、『旅』に結構惹かれるものがあるのも事実である。特に「一人旅」なんて響きは、「幼馴染の同級生」「花火大会での浴衣姿の彼女」などと同様に「甘~い」香りがする。特に大学生ぐらいの暇をもてあましている若者にとっては、「練乳に砂糖を溶かして煮こんだ液体」ぐらい甘く感じてしまう。だから私は決心した。「そうだ、一人旅をしよう!」そうして僕らは旅に出た。【つづく】「日本対メキシコ」の時間が迫って参りました。と言うことで、続きはまた今度。☆☆追伸☆☆今回は、実際にRPGみたいな設定で旅をしたらこうなるんじゃないかな?というのを検証しているサイトを紹介しておこう。スーパーリアルRPG