日本の野球場で最大の成功例はヤフオクドーム
プロ野球福岡ソフトバンクホークスの本拠地「ヤフオクドーム」の年間売上は250億円です。人が集まればそこにビジネスが生まれます。観客の満足度を高めることが収益に結びつくこの原則を実現した成果と言えます。ヤフオクドームはヤンキースタジアムに次ぐ年間売上250億円 NEWSポストセブン 2013年05月03日ソース http://www.news-postseven.com/archives/20130503_185690.html野球場は感動をつくる場であると同時に、巨大ビジネスの発信地といえる。 そして、その最大の成功例が福岡ソフトバンクホークスの本拠地「ヤフオクドーム」である。年間売上250億円。これ以上の売上を記録するのは世界でもニューヨーク・ヤンキースだけだという。成功の秘密はどこにあるのか。500人にものぼるスタッフが球場を支えていた。AVコントロール室では、日本初の5面巨大ビジョンの映像テストが開始される。映し出される大迫力の広告にはクライアントが殺到。ビジターチームの練習が始まる午後4時を回ると、どこからともなく食欲をそそる焼きそばの匂いが漂ってくる。以前は冷凍食品を温めて出すだけだったが、店頭で調理するようにした。これで売上が2倍になったという。試合前の始球式にも“仕掛け”がある。オフィシャルダンスチーム「ハニーズ」は試合前、招待された9人の子供を各ポジションに連れて行く。選手たちは守備につく際、その子供たちにボールをプレゼントする。こうしたファンサービスをするのはホークスだけだ。 また、ホークスが試合に勝てば8発の花火が勝利を祝い、ドームの天井が開く。 感動をつくる舞台装置(=野球場)のウラ側を知れば、野球観戦はさらに楽しくなる。