カテゴリ:読書について
おねえさんになったの を買って下さった近所の歯医者さんに行きました。 待合室のマガジンラックに置いてあるのを見つけ、 自分の順番が来るまで読んでいました。 カバーはすでにヨレヨレ。 でも、かなりの人が読んで下さっていると分かって とても嬉しかったです。 「おねえさんになったの」のカバーの折り返しには、 本の紹介文と著者ジョアンナ・コールさんの紹介、 Lukeの略歴が書いてあります。いわばおまけ。 英語の原書はカバーが元々ありません。 洋書は、だいたいカバーがついてないことが多いです。 カバーがついているのは、高級品。 そういう意味では「おねえさんになったの」は、 文章が和訳されただけでなく、 日本で出版されることで、本自体もちょっとオシャレしたんですね。 こどもたちが読む本だから、カバーはいずれボロボロになり、 外されてしまう運命。 Lukeだって、気に入った本、何度も読む参考書のたぐいは、 カバーを外しちゃいます。 きちんと開けないし、がばがばして扱いにくいから。 化粧が取れてすっぴんになっても こどもたちが喜んで何度も読み返してくれたら、 こんなに嬉しいことはありません。 本は、そうやって何度も読み返してこそ、価値が分かる。 文字の間も、行間も、書き尽くせない「ことば」が 満ちている、それが、本のいいところ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月26日 01時25分21秒
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