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ＬＵＫＥの日記

[読書について] カテゴリの記事

全63件 (63件中 1-50件目)

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雨に泣いてる／真山仁・著

【楽天ブックスならいつでも送料無料】雨に泣いてる [ 真山仁 ]　2015年1月発行・幻冬舎横浜市立図書館で貸出予約をし、なんと4ヶ月待ちにしてようやく自分の番が回ってきた。3日間で一気に読み切った。2011年3月11日、東日本大震災発災直後の被災地とそれを取材する新聞記者たちの物語。もちろん、フィクションである。現場のリーダーとなる、1995年1月16日の阪神淡路大震災を経験した中堅記者と大規模災害を初めて経験する新人記者たちのやりとりが非常に面白かった。著者の真山仁氏は元新聞記者。さすがに描写が生き生きとしている。ここでも著者自らの経験が生きている。この作品のキーワードは「過去」と「経験」。かつて同じ地域を襲った津波の記憶が遠く薄れてしまった故に大きな被害を出してしまった今回の津波にも通じるテーマであると感じた。新人記者時代に阪神淡路の取材で心の傷を負ってしまった主人公が、かつての自分と同じように右往左往する新人たちをあしらう様は、過去の自分との戦いであったり、その後の経験を重ねた記者魂の発露であったりと、人間の心の揺れをみごとに見せてくれた。東日本大震災から4年半。もう被災地の様子がニュースのトップを取ることはめったにない。しかし、だからといって被災地の復興が進んでいるとも言えない。むしろ目に触れないことで埋もれていく被災者の方々の苦悩に時間が経ったからこそ、あえて目を向けるべきではないのか。物語の後半に突如として出現する、ある過去の重大事件に関するスクープ合戦。被災地の惨状を伝え、読者の心を揺り動かす記事を書いて記者としての使命を果たすのだ―などというきれいごとはどこへやら。他紙には絶対抜かれたくない！―その執念もまた人としての真の姿なのだろう。現在進行形の被災地を舞台にしたこのフィクションで読後感はすっきりとして楽しんでいた自分にちょっと後ろめたさを感じる。しかし、この作品で「楽しかった！」と感じた他の読者がそのあと現実の被災地に思いをはせてくれたらとも思う。だから、本はすごいのだ。時空を超え、人の思いを運んでいく。事実であろうがフィクションであろうが、その作品が描き出す「真実」こそ人を動かすエネルギーになるのだから。

2015年09月19日

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図書貸出カード

横浜市立図書館の図書貸出カードの情報更新時期が来たとの知らせが来たので、最寄りの都筑図書館に行った。スタッフに住所と名前、電話番号を書いた所定の用紙を渡したら、パソコンでしばし登録情報を検索していたその方が、「”勝”さんの登録がありますね」と言った。父の名前だった。「もう亡くなっているので、削除して下さい」と私。更新作業はこれで終了。--------------- 仕事から帰れば晩酌とTV。朝はじっくり時間を掛けて新聞を隅から隅まで読んでいた。中卒で、読書など全く縁がなかったと思っていた父が、図書館で貸出カードを作っていたなんて。父が図書館から借りた本など、家では見たことがなかった。いったい、どんな本を借りたのだろう。2005年5月に父が亡くなってから、まもなく10年。もう、ずいぶんと記憶の彼方に行ってしまった父との図書館での意外なかたちの再会に、「忘れないでくれよ」と、父の声が聞こえたような気がした。その娘は今、図書館と本にずっぽりハマッて元気で生きています。【送料無料】つながる図書館コミュニティの核をめざす試み［猪谷千香］

2014年02月26日

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オーバースペック

ある女子向けのキャリア形成について書かれた本でみつけた言葉。価格に見合わない高い能力を持った人やモノを指すらしい。本文では「オーバースペック」についてほとんど何も触れていない。ただ、企業が欲しいと思う人材の特徴を示す図の中で使われていた。例に挙げられていたのは、NPOやボランティア活動にいそしむ学生、学生起業した人、等々。そして「オーバースペック」な人は、採用されない位置づけだった。「えーっ！？」大企業出身の著者から見れば、会社の仕事以外に興味を持つなど、仕事のじゃま以外の何物でもないのだろう。大企業人の意識とはこうなんだ、と改めて認識した。しかし、企業にとって都合のいい人材ばかりが世の中に求められているとは限らない。地域のボランティアが、企業の仕事に劣るはずもない。「井の中の蛙」は、学生ボランティアや主婦ではなく、実は、大企業人なのではないか。日本経済低迷の原因は、こんなところにも潜んでいるような気がしてならない。【お勧めの本】最近よくメディアで取り上げられている山崎亮氏。壊れた地域のきずなを再結合する「触媒」の役割。ビジネスとして成り立たせているところがすばらしい。【送料無料選択可！】コミュニティデザイン人がつながるしくみをつくる (単行本・ムック) / 山崎亮/著

2013年02月06日

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「肩」三題

「ま、がんばってみるのね。」すれ違いざま、冗談のつもりで軽く彼の肩先を私の肩先でこづいた。「うん、そうするよ。」（きゃっ、ボディタッチしちゃった…。）---------------「やったよ！」ほんのり赤くほほを上気させた彼は、私に真顔で言った。「よかったね。」次の瞬間、私の両肩はがっしりと彼の大きな手につかまれた。「な、なん…」「ありがとう、きみのおかげだ。」そしてそのまま私の小さな体は彼の広い胸の中へすべり込んだ。（あこがれの彼に抱きしめられている！）―夢が現実になった。---------------「君もそう思うだろう？」「そうね。」「よしよし。」そう言って彼は私の肩をポンポンと叩いた。正面からではなく、背中から手を回して。いつの間にか、デートの時、私と彼は横に並んで座るようになった。確実に二人の距離は縮まっている。---------------常連のみなさまには、Lukeは何をとち狂ったかと思われるでしょうが…A^_^;)実はこれ、レトリックの練習。文章表現の本を読みあさったおかげで何か書いてみたくなり、２、３日前に結構いいイメージが「来た」ものだから、文章にしてみたのです。実際のイメージはもっと生々しく、体温が感じられるようなリアリティがあったのだけれど、いざ文章にしてみたら、まあ貧弱なことこの上なし。ここいらがまだアマチュアですね。自分で書いててなんですが、もうじんましんが出そうなほど体がこそばゆいというか、床から１メートルくらい浮き上がっているというか、そんな感じです。実際、こんなかわいらしい恋愛経験もしてないしね。想像で書くしかない。今回、あえて小説風の文章を書いてみて感じたこと。―これができるようになったら、新境地が開ける。しばらくは、体がかゆくても書き続けてみることにします。

2010年05月15日

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図書館の本の書き込み

ブランド優位の戦略さすがにこの本は高価なので横浜市立図書館で借りた。そしたらひどいの。ほとんど全ページにわたって傍線が引いてある。鉛筆書きだったので最初は消して返そうと思ったが、図書館の職員に見せたかったのでそのままにしておくことにした。とても良い本だからね。線、引きたいのは分かるよ。でもさ、図書館の本は公共物なんだよね。公立図書館の本は税金で買ってる。借りる人みんなが気持ちよく使えるようにしたいよね。線引いた人、まさかこの文章を読むことはないと思うけど、他の本でも図書館の本に線を引いた憶えのある人、これからはしないでね。４月からまた大学図書館のアルバイトがはじまる。ここの本も時々書き込みがある。それを消すのもカウンター業務の一つ。また、今年度も私なりのキャンパスライフを過ごすことになりそうだ。

2010年03月13日

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「相田みつを」の詩とＩＴ

相田みつを・心の詩（うた）ビジネス系会員サイトの特典で相田みつをさんのデスクトップ日めくりカレンダーをGet。毎日どんな詩が出て来るか、楽しみにＰＣを起動している。この詩集の画像を入れようとして「相田みつを」で検索したら、本じゃなくて、詩を貼り付けた食器やインテリアばかりが出てきて驚いた。この「心の詩」シリーズは、ビジネス雑誌の週刊ダイヤモンドに連載されたものを編集したのだそうで、それも意外。ちなみに、週刊ダイヤモンドの最新号は「ＦＲＥＥ」特集。【ポイント5倍】週刊ダイヤモンド 2010年 3/13号［雑誌］1/23号の「twitter」特集で大ブレークしたこの雑誌、またもや「ＦＲＥＥ」でブレークしそうな予感がする。相田みつをさんの詩とビジネス。一見何の関係もなさそうなのに、しっかりコラボしている。Lukeのtwitterアカウント、@LUKEProjectのタイムラインはデジタルコンテンツ、電子出版の話題で盛り上がっている。日経本紙の電子版も会員募集を開始した。もはや時代の流れは止めようがない。しかし、プレゼントでもらうとしたらLukeはiPadより相田みつをさんの詩集だなあ。だから、贈る時ももちろん、本。デジタルデータで詩集をプレゼントされても、あんまりうれしくないと思うから。自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。（ルカの福音書 6章31節）とても人には直筆で書いたものを見せられないような悪筆のLukeだから、せめてデジタルで書くもののフォントや表現には一工夫するように心がけている。「相田みつを」さんの詩には、こういう点でも励まされる。「思い」を伝える方法は、いろいろあっていい。

2010年03月02日

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カモメに飛ぶことを教えた猫　ルイス・セプルベダ・著／河野万里子・訳

カモメに飛ぶことを教えた猫偶然の出会いだった。借りた本を返しに寄った横浜市立図書館・山内図書館でいつものように書棚の間を回遊していた。「海外の文学」棚の前を通り過ぎようとした時、ふと、タイトルと「目」が合った。・・・というより、棚から滑り出してきた感じだった。程なく私の手の中に収まったこの本はとても読みやすい大きさの活字だった。冒頭の謝辞には、著者の子どもたちへ向けてのメッセージ。これは面白そうと、そのまま貸出カウンターへ向かった。この間、わずか数十秒。【内容情報】（「BOOK」データベースより）銀色のつばさのカモメ、ケンガーは、ハンブルクのとあるバルコニーに墜落する。そこには一匹の黒い猫がいた。名前はゾルバ。瀕死のカメモは、これから産み落とす卵をこの猫に託すことになる。が、その前に三つの厳粛な誓いをゾルバに立てさせるのだった。【著者情報】（「BOOK」データベースより）セプルベダ，ルイス（Sep´ulveda，Luis）１９４９年、南米のチリに生まれる。アジェンデ政権がクーデタによって倒れた際に、投獄され、およそ二年半の刑務所暮らしを余儀なくされる。その後アムネスティの働きかけで解放されたあとは、各地を旅してまわり、１９８０年からはドイツのハンブルクを拠点に、作家活動をはじめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）ハンブルグの港町に住む黒猫のゾルバとその仲間の猫たち。それぞれ強烈な個性を持つキャラクターである。この作品は彼らが創造された時点で、ほぼ８０％完成したのではないだろうか。そのくらい、存在感があり物語を引っ張っていく。物語の創作における登場キャラクターの出来は物語の力、すなわち読者を作品世界に引きずり込む力に決定的な影響を及ぼす。想像で作ったとは思えないほど生き生きと活動するこの本の猫たちを追いかけているうちにファーストフードの店内にいることも忘れ、他のお客がいたにもかかわらず声を立てて笑い、また涙した。本との出会いも偶然なら、その本がこんなに楽しかったというのはもっとすごい偶然だ。だから図書館はあなどれない。利用頻度が低い本でも、発行年数が古くても、一人一人が求める本は違うのだから図書館や書店の選書はよくよく考えて欲しい。今年は、国民読書年。電子ブックの隆盛で活字離れが拍車をかけている感じだが、こんな時こそ、印刷の本はこんなにすごい、こんなに楽しい、と本の魅力を一番よく知っている（はずの）図書館員や書店員が声を大にして叫んで欲しい。棚が語りかけ、棚から本が飛び出してくるようなすてきな棚づくりをして欲しいものだ。ちなみに、電子ブックを読むことも「読書」だろうと大方の人は思うだろうが、それはご自由に。Lukeがそうとは思わないだけ。だいいち、一番面白いヤマ場で電源切れたらどうすんの？そんなの、まっぴらごめんです（笑）【1/31追記】この作品について大事なことが抜けてました。それは、母カモメが死んだ原因。船舶から原油が海に不法投棄され、油にまみれて飛べなくなってしまったのです。母カモメの油と格闘する姿、猫たちが瀕死の母カモメを救おうとするシーンはあまりに無惨で悲しい。猫たちの人間に対する怒りのことばに込められた著者のメッセージは深いものがあります。環境問題に関心のある方、ぜひ読んでみて下さい。

2010年01月30日

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TIME with BOOKS　本のある時間

TIME with BOOKS　本のある時間http://www.timewithbooks.com/というサイトがオープンしました。第11回図書館総合展の一企画として立ち上がったサイトです。その中のコンテンツ「本好き101人の森」のブログ記者に応募して採用されました。Lukeは、記者番号003番です。この楽天日記で書いたネタが多少ダブるかも知れませんが、どうぞよろしくね。また、引き続きブログ記者を募集しています。ぜひ、本の森の仲間になって下さい。お待ちしてま～す　(^_^)

2009年11月10日

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悲しくも笑える左利きの人々／渡瀬けん・著

左利きの人々このブログを始めたばかりの時、「左利き」という記事を書いた。最近、勤めている大学図書館で学生が借りた本を棚に戻す作業をしている時にこの本を見つけて読み、思わずニンマリ。・左利きは自動改札がにがて---Yes！・左利きは左右混同する---Yes！・左利きの右手書きは、消しゴムと鉛筆を別々の手で使えるのでラク---Yes！どれもこの日記で書いたことばかり。とっても嬉しくなった。著者の渡瀬けん氏の本職は、営業トレーナー。自身が左利きで「レフティサーブ」というメルマガを出している。なんとなく、大手プロバイダの前社名「ニフティサーブ」に似ていて、こんなところもセンス抜群。自分の個性を武器にして、ここまで突き詰められるとは。広く人気や話題になるかどうかは別として、自分が出来ることをとことんやってみる。この生き方は見習いたいと思った。Lukeが出している２つのメルマガは、現在どちらも休刊中。がんばって、もう一度復刊してみよう。物書きが書けなくなったらおしまいだもの。ここのところ、図書館で見かけた本で、ビジネスのヒントがたくさんもらえている。おかげで、少しずつだが、気持ちが上向きになってきた。本の力は、つくづくすごいと思う。【PR】おねえさんになったのLukeの翻訳した絵本です。最近、ボランティア仲間の男性から、「孫がもう少しでおねえさんになるので、Lukeさんの絵本、ほしいんだけど」と言われました。ボランティア仲間には、発売直後にご案内しただけだったので、覚えていて下さったのが、とても嬉しかったです。長く売れる絵本―翻訳に取りかかる当初からそうもくろんでいました。私の「おねえさん」は、着実にその方向へ歩んでいます。あと半月で発売から１年。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ｍ(_ _)ｍ

2009年11月01日

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ブクログ LUKEの本棚

すっごく楽しいブログを見つけました。こんな本棚が作れるんです。http://booklog.jp/users/luke2004（これはイメージ。クリックするとLukeの本棚に飛びます。）さっそく「おねえさんになったの」を登録。ジャンル別に本棚が作れるので、徐々に増やしていくつもり。このごろ書店にとても興味があって、将来、ブックカフェのようなお店ができたらいいなあ、なんて妄想してます。なので、最近、書店人の書いた本ばかり読みあさっています。それも追々追加していきますね。この本棚は「面出し」という陳列法。一番インパクトがあるけれど、いかんせん本棚の場所を取ってしまう。どうやって本を魅力的に見せ、お客さまに手にとってもらうか、なんていう工夫も勉強中です。このページは本が増えたら画像を更新していきますので、時々のぞいてみて下さいね。★「ＬＵＫＥの本棚・モバイル」はこちらhttp://m.booklog.jp/users/luke2004

2009年08月31日

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「新刊」の定義

おねえさんになったのの発売から半年が過ぎた。自腹を切ってチラシを作り、近所の書店や知り合いに配ったが、配り切れずに昨日までに700枚弱残っていた。チラシには「絵本新刊のご案内」と見出しをつけている。「新刊」の期間は、実は発行から3カ月。書店が取り次ぎに返本できる期限なのだそうだ。もう、とっくに過ぎてる・・・A^_^;)出版社の事務所が先月移転して、住所や電話番号も変わってしまった。もうこのチラシは賞味期限切れ。先月末、地方の書店をセレクトしてDMで10枚ずつ送り、残りは、今日、地元の新聞販売店に折込チラシを頼んできた。小さな子供が住んでいそうな地域を狙って。6月末で一旦、出版社で初版の集計を出すことになっている。さてどのくらい売れたのか。報告が来るのは8月の予定。その様子を見て、チラシを書き替えて作るかどうか判断しようと思う。また作るとしたら、見出しは「好評既刊」とでもしようかな。出版物は、とにかく長期戦。細く長く売れ続けて欲しい。日本語訳はともかく、原書は、初版発売以来版を重ね10年以上経っても米Amazon絵本ランキングで2桁台をキープしている人気の本。7月5日現在「3歳以下のこどもの本」カテゴリーで40位。「I'm a Big Sister」の詳細ページには読者のお子さんがこの絵本を読んでいる投稿写真が出ていて、これが何ともほほえましい。Lukeの「おねえさん」でも、こういうシーン、一度見てみたい。いまだにそういう場面に遭遇できないのが残念。良い絵本は何十年と読み継がれる。Lukeがこどものころ読んだ「ぐりとぐら」とか、「うさこちゃん（ミッフィー）」シリーズは、今でもベストセラー。これらの本と並んで「おねえさん」も、いつまでも絵本コーナーにいて欲しい。DM届いた書店様、「新刊」じゃなくて申し訳ありませんが、本当によい本ですので、どうぞよろしくお願いいたします。ｍ(_ _)ｍ

2009年07月04日

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読ませるブログ～心をつかむ文章術～樋口裕一／著

読ませるブログ～心をつかむ文章術～樋口裕一／著ついに出たか、って感じ。実は、まだ読んでません。読みたいような、読みたくないような・・・A^_^;)ただ、Lukeに言えるのは、人に読んでもらう文章を書くようになったことで、格段に「書く」技術が向上したということ。この楽天ブログから始めたLukeのブログたちは現在休止中のものを含め、10以上。★ブログのご紹介（出張パソコン教室ジャピタつづき）ブログの何が面白いかって、見に来る人の数が記事によって変わること。自分の書いたものの反応がリアルタイムで分かるってすごいことです。一方、昨年出版した翻訳絵本「おねえさんになったの」は、発売から半年経ちましたが、どのくらい売れたのか、読んだ人の感想は、というのが、イマイチはっきりつかめません。気長に待つか・・・児童書、って案外、市場が小さいかもね。Lukeのブログ記事の基本スタンスは、必ず、読む「誰か」を想定して書いています。現実の人間関係の中の「誰か」のこともあるし、仮想の「誰か」である場合もある。人は、自分に呼びかけられれば、たいてい振り向くもの。ブログだって、独白じゃあつまらない。誰でも読めるネット上の文章だもの、せっかく書くのなら、誰かに読んでもらいたいじゃない？商売も同じこと。自分の売りたい物だけ売ったって、売れない。お客さまの買いたい物を売らないとね。アフィリエイトリンクだけのブログを見る時、かなり違和感を覚えるのはそのため。売りたかったら、自信を持って自分のことばで紹介しようよ。ジャパネット高田のTVショッピング、高田社長は、きっと本当にいいものだと思ってしゃべってる。だから、売れるんだよね。★日経トップリーダー（旧日経ベンチャー）4月号特集1　ジャパネットたかた流　人を活かす即決経営こちらもぜひ、読んでみてね。P.S.記事を投稿してから確認のため、絵本のリンクを開けたらちょっと前まで「在庫あり」だったのが、「取寄せ(メーカーに在庫確認)」に変わってました。売れたのね、うれしい～♪【5/25追記】本書の著者、樋口裕一さんのブログを見つけたのでご紹介します。★樋口裕一の筆不精作家のブログ筆無精・・・なんか、売れっ子作家なのに身近に感じてしまった。記事を読んでいると、文章が本になるまでのプロセスがよく分かり大変参考になります。

2009年05月23日

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としょかんライオン（文：ミシェル・ヌードセン／絵：ケビン・ホークス）

としょかんライオン（文：ミシェル・ヌードセン／絵：ケビン・ホークス）連休中、この絵本の原書と和訳の両方を図書館で借りて読みました。最初、本を開く前は、子どもたちに「図書館へ行きましょう」という啓蒙的な内容が書いてあると思っていました。でも、全く違ってた。感動しました。図書館を舞台にしていますが、人が生きるどんな場面でも適用できる、本当に必要なことを教えている、大変すばらしい本でした。この本は、厚生労働省社会保障審議会特別推薦を受けています。その理由は読んですぐ納得しました。著者も翻訳の福本友美子さんも、ともに図書館員経験者。まちの図書館がこんな風であったらいいと、実体験から書かれたのですね。今、全国で、公立図書館のあり方について、指定管理者制度や市場化テストなど、経済性や市場開放の観点から議論がされ、その有り様を変えようとしています。でも、こういった「居場所」としての図書館、という視点もその議論にぜひ加えていただきたいのです。人間は、効率や能力だけで生きるのでは決してない。それをこの本はしっかりと捉え、子供にも大人にも訴えかけています。図書館を利用する市民一人一人が考え、運営に参加することで、真に価値のある図書館へ進化する、Lukeはそう考えています。図書館大好き、本大好きの人に、ぜひ読んでいただきたい本です。その図書館大好きのLukeが翻訳した絵本「おねえさんになったの」もどうぞよろしく。おかげさまで、昨年11月の発売以来、全国の図書館約150館でご採用いただきました。お近くの図書館に入っていない場合は、ぜひリクエストをお願いします。ｍ(_ _)ｍ【PR】好評に付き、楽天ブックスは全品送料無料キャンペーン継続中！この機会をどうぞおみのがしなく。（キャンペーン期間：5月31日まで）おねえさんになったの定価：1,000円（税込）ジョアンナ・コール／著　マクシー・チェンブリス／絵みぞい　まさみ／訳

2009年05月08日

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大学図書館の“選書”

“選書”とは、文字通り、図書を選ぶこと。図書館では、重要な業務のひとつ。今月から勤め始めた大学図書館でのLukeの主な仕事は、この“選書”される図書の発注リスト作り。大手図書取り次ぎ会社から図書館に送られてくる新刊情報誌や出版社のチラシ、出版・図書業界紙などを正規職員がチェックし、それを見て、エクセルにひたすら入力する。これは、Lukeにとって非常に楽しい仕事。図書館に入ってくる図書・雑誌を見ると、この大学では、学生に何を教えようとしているかが、手に取るように分かるからだ。主要科目のITや環境関連の専門分野だけでなく、就活もの、資格取得もの、語学、経営・ビジネス全般、文庫本や新書などの文系資料も幅広く選書され、「大学」というところが、専門分野だけのいわゆる“オタク”を育てることを目的としていないことに、あらためて気づく。図書館の選書の極みは、数万円を超える高額な図書。画集やデザイン集、地図、辞典・辞書類など、10万冊を超えるというこの図書館の蔵書総額は一体どのくらいになるのだろうかと、計算するのもバカらしい（笑）書架に整然と並ぶこれらの図書の背表紙をブラウジングするのは、本好きにとっては、まさに至福の時。タイトルを見ながら、いろいろ妄想（？）するのが楽しくて仕方がない。このブラウジング：browsing＝閲覧こそ、図書館の醍醐味。本を無料で借りることができる＝図書館、では、ない。集積する人類の叡知を一望できる、鳥の“目”・・・これが、図書館で養われる“知（knowledge）”の視点。大学―Lukeは学生として属した経験はないが、この人生にとって重要な視点が培われる時期を過ごせるということは、何と幸いなことかと思う。現役大学生のみなさん。あまり図書館に行ったことのない方は、今度、ぜひ行ってみて。みなさんは“学ぶ”ために大学に行っているのだから。そして、授業では聞けない古今東西の著者たちの「声」を、耳をすませて聞いて欲しい。そんな時間を過ごせるのは、きっと今だけだから。【楽天ブックスPR】大学で何を学ぶかラジオ人生相談のパーソナリティーでおなじみの加藤諦三先生（早稲田大学名誉教授）の新刊本です。既刊単行本の内容に加筆し、平成版として新装刊。ぜひ読んでみて下さい。加藤諦三のホームページもよろしく。

2009年04月28日

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「読み聞かせ」のチカラ～絵本「おねえさんになったの」の感想から～

Lukeが昨年翻訳出版した、おねえさんになったののご感想を、お孫さんへのプレゼントに買って下さった祖父母の方からいただきましたので、ご紹介します。―もうすぐ「おにいさん」になる３歳の孫に「おねえさんになったの」を読んで聞かせ、「○○くんは『おねえさん』ではなく何になるのでしょう？」と質問したところ、最初は答えられなかったのが、何回も読み聞かせるうちに「おにいさん」と言えるようになりました。今度生まれてくる孫は女の子と分かったので、「いもうとがはやく生まれるといいね」と言っています。―（今春定年退職されたおじいさま）―今年の秋おねえさんになる予定の５歳の孫に読んで聞かせたところ、今度は自分が読むと言い出し、何と一人で朗読？し始めたのです。ママというカタカナもすらすらと、しかも、意味のまとまりをちゃんと理解しているような読み方なので、びっくりしました。親戚が多く集まる場所だったので、他の親戚にも読んであげたら？と勧めると、恥ずかしがりもせず側に寄り、得々として読んでいました。下の子が生まれたあとは、うれしいばかりとはいえない、複雑な葛藤が生まれることはまちがいありません。でも、この本によって、自分を愛してくれる両親をしっかりと感じながら、新しい家族を迎える心の準備ができることでしょう。後から遅れてうちに帰った私に、彼女は甘えて抱きついてきました。そんな事は初めてでした。きょうだいが生まれるまで、すっかり暗記してしまうほど、この本を読むにちがいありません。―（元教員のおばあさま）特に、おばあさまの感想で「カタカナも・・・」という言葉を見つけた時、一瞬「しまった！」と思いました。カタカナって、小学校に入ってから習うんですよね。この本の読者対象年齢は、学齢前のお子さん。あー、そこまで考えなかった。詰めが甘いなあ・・・(T_T)でも、続きの文章を読んでひと安心。おじいさまにも、同じくご苦労をおかけしました。図書館の関係でいつもお世話になっている方なので、「おねえさん」の本を読んで「おにいさん」について考えさせるという、かなり高度な読み聞かせのテクニックを駆使しておられます。それでも、３歳のお孫さんがきちんと理解できたということが驚き。読み聞かせのチカラってすごい。大人の都合など関係なく、子どもは子どもなりの受け取り方をする。あらためて、幼児期のお子さまには、読み聞かせが大事なんだ、ということを認識しました。翻訳作業中、出版社の編集の方からのアドバイスで、「訳文を声に出して読んでみて下さいね。」と言われた意味が、とてもよく分かりました。こういう感想をいただくと、次作へのファイトが湧きます。次はいつになるか分からないけれど、きっと、もっとよい訳ができる、そう思います。―ご両親さまだけではなく、祖父母のみなさまへ―きょうだいが生まれる予定のご家庭の「おねえさん」そして「おにいさん」に、ぜひプレゼントしてあげて下さい。どうぞよろしくお願いいたします。【PR】好評に付き、楽天ブックスは全品送料無料キャンペーン継続中！この機会をどうぞおみのがしなく。（キャンペーン期間：5月31日まで）おねえさんになったの定価：1,000円（税込）ジョアンナ・コール／著　マクシー・チェンブリス／絵みぞい　まさみ／訳

2009年04月17日

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大学図書館勤務、初日

昨日は、大学図書館のアルバイト初日。もう一人の新人と２人組の勤務となった。この日は、アルバイトだがベテランの方がついてくれて、OJT（on the job training）をした。これまで、図書館とはユーザーの立場で関わってきたが、カウンターの中に入ると、景色が一変。でも、とっても面白かった。「面白い」と思えばしめたもの。たぶん、長く続けられると思う。この大学はITを専門に学ぶところなので、図書館システムも最先端を行っている。貸出・返却は学生が自分で貸出機を使って行う。エラーが出たり、特別な処理の必要な図書だけカウンターで扱う。この日、新入生が来館し、貸出機の扱い方をベテランの方に教えてもらい、「おー、すげえ」と感動していた。この感動が、彼の今後の学びに活かされるとよいなあ。ITは、人を幸せにするために使われて欲しい。それは、Lukeがずっと、考えてきたこと。それを学び、実践するために、この図書館は存在する。普段使い慣れている公共図書館とは、存在意義が多少異なる。学生には、図書館のことについて、調べ方について、あまり教えてはいけないのだ。館内の注意書き、端末の使い方、データベースの利用法・・・すべてマニュアルがあり、読めば分かるようになっている。図書館で調べ物をすることそのものが、学びの一部。大学が教育機関であることをあらためて実感した。一方、公金で経営されている公共図書館は、やれ、職員の対応が悪い、本が少ないなど、市民からのクレームは日常茶飯。ま、税金を払っている立場からすれば当然か。だけど、社会教育機関としての役割も公共図書館にはあるから、そのあたり、どう折り合いをつけるかが課題。大人は、頭が固い。プライドも高い。「教育」というのは、どうも子ども・若者が受けるもの、という固定概念が染みついているようだ。「生涯現役」と言って学び続ける人にはこの固さがない。ゆえに、世に大きな影響を与える存在となることが多い。学生さんたちを見て、そんなことも考えた。この大学に通う学生は、幸せだなあ。Lukeが学生の時、こんな学部があったら即受験したのに。これからしばらく、学生さんたちとのお付き合いが続く。楽しみ、楽しみ。(^^)

2009年04月08日

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悪酔いの果てに

今週は、文章を書く仕事をいくつか抱えていたのだが、日程的には余裕があったにもかかわらず、かなり苦しんだ。パソコンの画面に元文章があって、それを編集するのだが、まるで頭に入らない。文字が頭の中をぐるぐる回っているだけ。まるで、酒を飲んで悪酔いしたような感じ。むかつきが喉まで込み上げてくるのに、いっそ吐けたらいいのに、吐けない。そんな感じ。それが数日続いた。（お食事中の方、もしいたらごめん）それが、七転八倒しながらも無理矢理書き出したら、一気に進み、夕べ、やっと仕上げられた。あーすっきり。まだ少し残っているが、この調子でいけば週末ほぼ片付く。ここまで、精神を引き上げるのが大変。これを毎月のように繰り返す。物書きが仕事だもの。しかたないよね。最近、頭をかき乱される出来事が多くて、それも集中力を妨げる。それでも、吐きそうになりながらも、多くの人の役に立つ文章が作れるというのは幸いなことだ。体が弱くて常勤できなくても、家でだってできることがある。なんとかなるさ。-----------------------------今日、横浜市立図書館で下記の本を借りてきた。常識の破産-過去の経験は未来の物差しにならない邱永漢（きゅう　えいかん）・著（楽天ブックスでは品切れ。古い本なので。）知人のWeb日記に書評が出ていたので借りてみたが、なかなか、おもしろい。アウトプットが続いたら、インプット。物書きは、こうやってバランスを取る。P.S.Lukeの翻訳した絵本おねえさんになったのも、現在、楽天ブックスではお取り寄せ状態。ちょっと前まで在庫ありだったので、この間に買って下さった方いるんですね。この場をお借りして、御礼を申し上げます。ｍ(_ _)ｍこれを読んでいる皆さんもどうぞよろしく。

2009年03月27日

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楽天日記は幸せを呼ぶ

翻訳絵本「おねえさんになったの」を上梓して、本来の自分は「物書き」である、と自覚し、この日記にそのことを書いた。そうしたら、おもしろいことが起こった。ある大学の図書館にアルバイトとして採用が決まったのだ。昨年末から就活に入り、書類を出しまくった。PC教室、出版社、etc、どれも全滅。書類選考すら通らなかった。ところが、諦めかけたころ、この大学の募集を知り、書類を送ったところ、面接したいとの連絡が入った。面接ではいきなり好感触。確かな手応え。そして、みごと採用。ヤッター＼(^O^)／いままで落ちた応募先の担当者さんはLukeの送った書類の何をどう見ていたんだろう。今となってはどうでもいいことだが。物書きであること＝本の世界に浸っていること＝図書館で働くこと・・・う～ん、あまりに出来過ぎ（爆）カレッジであるこの大学の研究分野にも、とても興味がある。それは、かつて学んだ環境の分野。まるで学生時代に戻ったようで、ウキウキしている。この際、いろいろ勉強させてもらおう。とりあえず、一定収入が確保できて、嬉しい。-----------------------------絵本の翻訳案件を見つけた時もそうだった。嬉しくて、思わずこの日記に書いた。そうしたら、本当に夢が実現した。一方で、長く暖めてきた事業プランが一気に具体化してきた。友人の起業家オーディション受賞がその引き金を引いたのだ。これも、実は本にとても関係するもの。まだ、もう少し秘密ね(^_-)vでも今、楽天日記に書いたから、きっと実現する。楽天日記は幸せを呼ぶ。皆さんも更新、がんばりましょう。あなたの夢が現実になるかも♪【PR】楽天ブックスでは3月末まで全品送料無料キャンペーン中！通常、おねえさんになったのはお値段が安いので1冊では送料がかかってしまうのですが、今なら1冊のお買い上げでも送料無料。ぜひこの機会にお求めを！

2009年03月18日

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ジュンク堂池袋本店

昨日、ジュンク堂書店池袋本店に行ってきました。下記のトークセッションに参加するためです。「ライブラリー・オブ・ザ･イヤーにジュンク堂が選ばれたわけ～今、図書館はどこへ向かうべきか？」＜出演＞・大串夏身（昭和女子大学教授）・坪井賢一（（株）ダイヤモンド社取締役）・柳与志夫（国立国会図書館電子資料課長）図書館の可能性について、いろいろ興味深い話が聞けてよかったですよ。過去のトークセッションも、なかなかおもしろいテーマがたくさん。皆さんも、興味あるテーマがあったら参加してみたらいかがですか？----------------------------------ところで、私の翻訳絵本「おねえさんになったの」もネットで調べてみたら在庫があることが分かって、ちょうどトークセッションに一緒に行く知人が欲しいと言っていたので、探してみることにしました。まずは、店内の検索機で検索。検索結果を印刷しました。指定された児童書コーナーに行って探したのですが、ない。そこで、店員さんに声をかけて探してもらいました。絵本のタイトルを告げると、「ああ、確かここに・・・」と、まっしぐらにあるべき書棚に直行。これがまず驚きました。しかし、1人目では見つからず、結局、そばにいた合計3名の店員さんが集まって探してくれてやっと見つかりました。ああ、小さい本って見つけにくいのよね　A^_^;)ちょうどそこへタイミングよく知人が来たので絵本を渡し、めでたくお買い上げとなりました。thank you！ついでに、Lukeの作った絵本のチラシを販促用に使って下さいと店員さんに渡してきました。皆さんも、よかったら印刷してお近くの書店で頼んでね。★「おねえさんになったの」チラシ（PDF）---------------------------------------------トークセッションの中で、ジュンク堂さんが評価された理由の一つにスタッフの専門性があげられていました。絵本を探してもらって、それを実感しました。こんなマイナーな絵本をタイトルを告げるだけで探しに行けるなんて、そうざらにあることじゃない。だって、ジュンク堂さんの本の陳列量、半端じゃないんです。そもそも、置いて下さっているだけでもありがたい。遠いのでそんなにちょくちょく行けないけれど、また行ってみたくなる書店さんでした。最後の1冊、買ってしまったのでジュンク堂さん、また、店頭に並べて下さいね。どうぞよろしくお願いいたします。ｍ(_ _)ｍ棚の本が語りかける―「読んでね」と。それは、図書館も書店も同じ。本が売れない、読んでもらえない、と言う声をよく聞きます。でも、こんな体験をしてみると、棚作りに工夫の余地、まだまだありそうですね。【PR】楽天ブックスでは3月末まで全品送料無料キャンペーン中！通常、おねえさんになったのはお値段が安いので1冊では送料がかかってしまうのですが、今なら1冊のお買い上げでも送料無料。ぜひこの機会にお求めを！

2009年03月13日

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出版企画が勝負

懇意にさせていただいている、公立図書館の司書さんから「おねえさんになったの」の感想をいただきましたのでご紹介いたします。ご出版、おめでとうございます。ジョアンナ・コールの的確で心くばりの行き届いた文章は私の好みです。下に妹弟ができて不安に思う子どもにぴったりの絵本ですね。子育て支援の観点から見れば、保健所などに置いてあると手にとって親が見ることができるなと、思います。サイズもちょうどいいですよね。また、次の絵本を楽しみにしています。この方の所属する図書館にも蔵書でご採用いただき、公私共のうれしい応援に、とても感謝しました。それと同時に、この翻訳を出版した意図もきちんと伝わっていたので、さすが司書、と感服した次第です。この本の翻訳案件をいただいた時から、出版社の方とは、子育て支援のための本として出そう、と打合せをしていました。原作のすばらしさと同時に、時代のニーズにマッチした企画も気に入ったので今回取りかかる決意をしたのです。つくづく、本の出版とは奥が深いものと実感しています。ただ「いい本」では、売れない。明確な意図を持って、出版することが大事。もしかしたら、今、出版業界に求められているのはまさにこの点なのではないでしょうか。「活字離れ」を世代の違い、時代の変化のせいにしてはいけない。そう思います。図書館には、出版されてから何十年もたっている優れた図書がたくさんあります。何十年も読んでいただける本を、たくさん出していかなければ。書くことも、紹介することも含めて。物書きであることを自覚したLukeの素直な感想です。この日記でご紹介した木村志義さんの著書によかったと紹介されていた本、ビジョナリー・カンパニーを、横浜市立図書館で借りて、シリーズを全部読もうとしています。貸出予約をかけたら、出版されてからずいぶん経つのに、まだ順番が回ってこなくて、全部手元に届いていません。根強い人気があるんですね。内容は、紹介されていた通り、非常におもしろいです。この本も翻訳物なので「あれっ？」と思う訳語がいくつかあってビジネス書は、結構訳語の選定が難しいな、などと翻訳の勉強にもなったりして（笑）こうやって芋づる式にあたらしい本にたどり着くのも、本好きにとってはたまらないプロセスですね。過去の本を漁ることができるのも、図書館ならでは。ぜひ、みなさんも図書館を活用して下さい。P.S.出版元のバベルプレスさんの直販サイトeガイアBOOKカフェで、「おねえさんになったの」は1月の売上、なんと1位だそうです。スタッフブログに書いてありました。うれしい～♪

2009年02月19日

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「おねえさんになったの」平積みで書店に登場！

Lukeの翻訳した絵本おねえさんになったのを初めて本屋さんで発見！しかも平積み。地元のセンター南駅の有隣堂さんです。うれしい～♪なんか、ベストセラー作家になった気分（爆）しかも、絵本では超有名な「ちびくろサンボ」の隣とは、光栄の極み。昨年、発売直後に有隣堂のネット販売「本やタウン」で受取店に指定し、レジでお金を払う時に、ちょっと営業してきたんです。よかったら仕入れて下さいね、ってね。こんなにかわいい表紙なんだもの、見てもらえさえすれば、十分手に取ってもらえる魅力を持っているのです。お近くの方、ぜひ寄ってみて下さい。よかったら買ってね！Googleマップ-有隣堂センター南店

2009年02月12日

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原稿執筆、終わった～

Lukeは、横浜市立図書館への指定管理者制度導入問題について市民の立場で考える会に属し活動している。図書館関係の雑誌に原稿執筆を依頼され、つい先ほど、メールで送付した。いや～お疲れ　A^_^;)（と自分に言ってる）3200字、原稿用紙で8枚ほど。この字数に納めるっていうのも、難しい。一気に書き上げてから、バサバサ切る。これが結構快感なんだけど。論文抄録の仕事を専門にしているLukeには造作もないことだけど、自分の文章となると、切り捨てるのが惜しくて・・・。でも、切っちゃうんだ。字数に収まった時の達成感は、ほんと、クセになるほど気持ちいい（笑）それに、下書きで書いたずるずるとくどい文章が、ムダな部分を切り捨てたとたん、しゃきっとシャープな切れ味を出してくる。これも、気持ちいい原因の一つかも。筆の遅いLukeは、いつも依頼先に迷惑をかけてしまう。でも、早く上げたって、貧相な文章じゃあ、元も子もない。時間がかかった分、いい感じに上がりました。正式に掲載が決まったら、お知らせしますね。さあ、これから5時間は寝れる。明日もまた、1件、PCサポートの訪問先がある。がんばろう！【3/7追記】執筆した原稿が雑誌に掲載されましたのでお知らせいたします。★「図書館雑誌」2009年3月号　P158-159（日本図書館協会）＜特集：検証・指定管理者制度＞「市民・図書館利用者から指定管理者制度導入を考える」★「子どもと読書」3・4月号　P45（親子読書地域文庫全国連絡会）＜図書館コーナー＞「市立図書館は誰のもの？」ご関心のある方は、発行元または公共図書館等でお尋ね下さりお読みいただければ幸いです。

2009年02月08日

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絵本のカバー

おねえさんになったのを買って下さった近所の歯医者さんに行きました。待合室のマガジンラックに置いてあるのを見つけ、自分の順番が来るまで読んでいました。カバーはすでにヨレヨレ。でも、かなりの人が読んで下さっていると分かってとても嬉しかったです。「おねえさんになったの」のカバーの折り返しには、本の紹介文と著者ジョアンナ・コールさんの紹介、Lukeの略歴が書いてあります。いわばおまけ。英語の原書はカバーが元々ありません。洋書は、だいたいカバーがついてないことが多いです。カバーがついているのは、高級品。そういう意味では「おねえさんになったの」は、文章が和訳されただけでなく、日本で出版されることで、本自体もちょっとオシャレしたんですね。こどもたちが読む本だから、カバーはいずれボロボロになり、外されてしまう運命。Lukeだって、気に入った本、何度も読む参考書のたぐいは、カバーを外しちゃいます。きちんと開けないし、がばがばして扱いにくいから。化粧が取れてすっぴんになってもこどもたちが喜んで何度も読み返してくれたら、こんなに嬉しいことはありません。本は、そうやって何度も読み返してこそ、価値が分かる。文字の間も、行間も、書き尽くせない「ことば」が満ちている、それが、本のいいところ。

2009年01月25日

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人が集まる！行列ができる！講座、イベントの作り方／牟田静香・著（講談社＋α新書）

昨日、著者の牟田静香さんの講座に参加しました。牟田さんは、大田区立男女平等推進センター【エセナおおた】を運営・管理するNPO法人の理事長でもあります。全国で引っ張りだこの超人気講師の話はいかに、と、興味津々で参加しましたが、期待以上の収穫があり大変満足しています。人が集まる！行列ができる！講座、イベントの作り方一言も聞き漏らすまいと、３時間の講座中、メモを取りまくりました。本当に宝物のようなノウハウです。一番ためになったのは、集客できない定員割れ講座の特徴。今まで行ってきた活動の反省しきり。牟田さんの話しを聞きながら笑っていましたが、内心は冷や汗・・・。自分の企画を客観視できなければ、お客さまの目線には立てない。あらためて実感した次第です。講座に集まった様々な立場の方々ともグループワークで知り合いになることができ、これも嬉しい収穫でした。まずは、自分や関わる組織のあり方に貼ってしまったレッテルをはがさなければ。これが、結構難儀なんですけどね。耳に痛いことば＝ありがたいことば。

2009年01月23日

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第１４０回「芥川賞・直木賞」決定！

第１４０回　芥川賞・直木賞の受賞者が決まりました。・芥川賞津村記久子氏【予約】ポトスライムの舟・直木賞天童荒太氏悼む人山本兼一氏利休にたずねよLukeは、あまりこの手の作品は読まないのですが、どうなんだろ。たまには、読んでみようかな。図書館の貸出、きっと予約でかなり待つだろうな。

2009年01月15日

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ただいま貸出中

おねえさんになったのが、公共図書館で多数ご採用いただいていることは、何度も書いています。図書館目録の横断検索をかけて、今日、大体47都道府県を一周しました。12月28日現在、93館。ネットで横断検索ができるところしか調べられないので、実際はもっと入っていると思います。で、思わず「へえ～♪」と、顔をほころばせてしまうのが、図書情報詳細に「貸出中」の文字を見つけた時。いくら蔵書で入れてもらっても、読まれないんじゃ話にならんでしょ。それが、半端な数じゃないんです。これは、本当にすごいことです。図書館に足を運んで、借りてまで読んでくれる人がいる。じっくり時間をかけて読んでくれる。こんなに嬉しいことはありません。公立図書館の蔵書は、公費を使って購入していただくので、予算の都合で、発売からしばらく経たないと実際に図書館に配置されないことが多いんです。それが、発売から1カ月という早さでこんなにもたくさんの行き先が決まったなんて・・・(^_^)娘を無事お嫁に出して、ホッとしているご両親の気持ちと同じ感じでしょうか。毎月山のように出版される図書から選ばれて、書架に並んだ私の「おねえさん」たち。嫁ぎ先で活躍してくれることを、心から祈ります。

2008年12月28日

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絵本「おねえさんになったの」は、一冊で二度おいしい

楽天ブックスで自分の訳書おねえさんになったのを買いました。来月、いとこの結婚式に呼ばれているので、そのお祝いにね。ShoppingListにレビューを書きましたので、ぜひ読んで下さい。買おうと思っていた方、ゴメン、在庫買い占めちゃった（笑）しばらくお待ちを。拙書を読んで下さった方々から、感想を頂いたのでご紹介します。―上の子はお兄さんだけれど、この本を読んで『ぼくもいもうとにやさしくしなきゃね。』と、言ってくれた。お母さん自身も、あとがきの著者からご両親へのメッセージを読んで、泣けてしまった。―（兄妹の子育て真っ最中のお母さん）―お姉ちゃんになる子供にも愛情をしっかり注がないといけない。子供が一人だけなのと、二人なのでは、親として考えることも色々変わってくるのだなぁと妙に感心した。―（１歳の女の子のお父さん）※1月5日追加―声に出してみると、リズミカルでとても読み聞かせしやすい絵本ですね。用語も絵の雰囲気に合っていてステキです。昔、図書館で娘たちに絵本を読んであげているときまって、よそのお子さんが周りに集まってきて一緒に聞いてくれました。なんだかとてもうれしかったことを思い出しました。―（ＩＴ企業で働いているお母さん）----------------------------------------Luke自身も、翻訳をしながら何度も泣きました。本文の「おねえさん」の気持ちに自分の幼いころを重ね、あとがきの子育てアドバイスでは、過去の自分の子育てについて思いをめぐらせながら。この絵本の翻訳案件をいただいた時、やろうと思った決め手はまさに「ここ」でした。１冊で、お子さまにも、ご両親にも伝わるメッセージがある。なんてお得な本なんでしょ（笑）著者ジョアンナ・コールさんの発想のすばらしさに感服です。初版から１０年もたつのに、いまだに米Amazon絵本ランキングで上位をキープする人気のゆえんは、ここにあります。原文を日本語に翻訳した時に、そのすばらしさを壊してしまわないようにと、最終稿を納めるまでほんとうに気を使いました。読者の方々の感想をいただいて、きちんと著者のメッセージが伝わっていることが分かって、とっても嬉しいです。ご興味を持たれた方は、ぜひ読んでみて下さい。図書館や公共施設、病院待合室などでも多数ご採用いただいています。★絵本「おねえさんになったの」最新情報・全国版http://mondo-luke0006.blog.so-net.ne.jp/2008-12-02・横浜北部限定版http://mondo-luke0006.blog.so-net.ne.jp/2008-11-25どうぞよろしくお願いいたします。

2008年12月27日

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「おねえさんになったの」Amazon.co.jp ランキング: 本で99,623位！

他社さんの情報で楽天さんには申し訳ないのですが、とってもうれしいので、ご報告。おねえさんになったのby 楽天ブックスAmazon.co.jp ランキング: 本で99,623位（12月12日午後18時現在）アマゾンにカタログが載ってから、初めて100,000位以内に入りました。これがすごいことかどうかは分からないけど、新聞の書評欄に載ったり、Lukeがいい本だなあと思っている本がランキングが低い―200,000位ぎりぎりとか―ので意外ですが、この順位は、それなりの意味があるんじゃないかと思っています。発売してまだ約1カ月。先は長い。【23時更新】ほ～ら、言わんこっちゃない（爆）107,842位になっちゃった。こんなもんだろうねえ。【12/22更新】全体ランキングは30万位を割ってしまったけど、カテゴリーランキング本 > こども > 絵本 > 外国の作品では4,440件中1,202位。まあまあ、いい線行ってるんじゃないですか。発行部数が少ないので、Amazonの在庫が切れちゃうとせっかく訪問してもらえても販売機会損失になっちゃうから、こういうところが小規模出版の辛いところね。本日現在、楽天ブックスさんには在庫があります。よろしく～♪おねえさんになったのby 楽天ブックス

2008年12月12日

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一番読んでほしい人へ～クリスマスプレゼント～

おねえさんになったの定価1000円（税込）もう、ダントツ、おすすめです。　→いいかげんにしろってか（爆）だって、本当にいい本なんだもの。自分が惚れ込んだ本、それを母国語にする仕事ができたなんて、最高！小さくてカバンに入れても重くないから、きょうだい児を連れ歩くお母さんにもあまり負担がかからないと思います。＞おじいさま、おばあさまおねえさんになったお孫さんや、そのご両親へのプレゼントにいかがですか？---------------------------------そして、この仕事をやりたい、と思った理由のひとつは、この本を一番読んでほしいと思う、具体的な人物がいたから。その人にも絵本送ったけど、返事が来るかどうかは正直分からない。何年も会っていないから。その人からの返事が、Lukeにとってのクリスマスプレゼント。よかったら下記からも「こどもたちへのプレゼント」選んで下さいね。

2008年12月07日

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いよいよ図書館へ～その２～

「おねえさんになったの」が図書館に入ったのを見つけてから、全部を探すのは無理と思いつつも、気になって仕方がありません。で、関東圏だけでも調べてみることに。まずは、各都県の県立（都立）図書館を検索。そこから「横断検索」というリンクを探す。そうすると、その都県内にある公立図書館の蔵書をいっぺんに探すことができるんです。自慢しますが、一応、情報検索応用能力試験２級（社団法人情報科学技術協会認定資格）という情報検索の専門資格を持っているものですから　(^_-)v**小１時間で関東圏と岡山県の全ての図書館を調べることができました。例）★東京都公立図書館横断検索◆検索結果の最新情報は下記リンクから・「おねえさんになったの」最新情報（全国版）随時更新・「おねえさんになったの」最新情報（横浜北部限定版）随時更新【12/7追記】地元の横浜市立図書館（都筑図書館、山内図書館、南図書館）に入りました。市立図書館で生まれて育ったこの本。とうとう里帰りです。多くの図書館を利用する方々のお役に立ちますように。-----------------------------------図書館を使い慣れている人ならよく知っている機能だけど、初めての人はビックリすると思います。analogの書籍情報も、こうやってデータベースとして蓄積され、利用しやすいように整備されているんです。Lukeもかつて、医学専門分野ですが、こういう論文データベースを作る立場でした。（「おねえさんになったの」訳者紹介をご参照下さい。）これを読んでいるみなさん、ご自分の都道府県立図書館からぜひ横断検索、使って調べてみて下さい。もちろん、Lukeの本だけじゃなくて、自分の探したい本もね。これまで、図書館を利用させていただく立場だったのが、１冊とはいえ公共の場に置いていただける本を出すことができて、多くの方に読んでもらえるというのは、本当に光栄なことだなあ、と改めて思います。同時に、図書館に入れてもらえるかどうかで、自分の本の評価が見える。これは恐いですよ～。冗談じゃなく。Luke自身が本の評価基準として図書館の選書をある程度重視していたから。「買うほどじゃないけど一度読んでみたい」とお思いの方、地元の図書館で調べてみて蔵書になかったら、ぜひ、リクエストをお願いいたします。一人でもリクエストが来れば、司書さんがどんな本か調べてくれますので。公共の場に置く本としてふさわしいと判断されれば、たとえ一人のリクエストでも受け入れてくれるはずです。Lukeも、それを望んでいます。だって、買ったら１人のものだけど、図書館でより多くの人に読んでもらえ、役に立つことも、この本の役割だと思うから。ぜひぜひ、お願いいたします。ｍ(_ _)ｍおねえさんになったの

2008年12月03日

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いよいよ図書館へ！

「おねえさんになったの」出版社の担当の方へ販売状況を教えて下さいとメールしたのですが、お忙しいらしく返事はなし。なので、自分で検索して調べています。そうしたら、岡山市立図書館に、それも、３冊入ってた！ヤッター！（ってこればっか・爆）★「おねえさんになったの」最新情報（全国版）（随時更新）を別立てしましたので、横浜市以外の方は、こちら、要チェックですよ。いよいよ図書館の蔵書に入り始めました。どおりで、ネット書店のどこをみても入荷待ちになってるわけだ。もう、自分でも入手困難になっています。出版社の営業さん、がんばってくれてるみたいです。どうもありがとう！ネット検索でいきなり図書館の書誌情報が出るところはあまりないので、Lukeも把握しきれません。Lukeが全国の図書館の蔵書検索システム（OPAC）の全てに当たるのは無謀というもの。何たって、２６００館以上あるんですから。このデータも古いのよ。ネットでOPACやってないところもあるし。これを読んでいるみなさん、ぜひ地元の図書館で司書さんに聞いてみて下さい。もう入っているかも。もし見つけたら、Lukeにも教えて下さい。メールお買い上げ下さろうとしている方、かなりお待たせすることになると思います。気長にお待ち下さい。どうぞよろしく。ｍ(_ _)ｍおねえさんになったの

2008年12月02日

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「おねえさんになったの」海を渡る

「おねえさんになったの」が出版されて一番初めに買ってくれた友人が、とってもすてきな報告をしてくれました。友人は、中国で在中日本人向けの診療所をいくつも経営する会社に勤めているのですが、―こんな仕事があること自体、その友人を通して初めて知りました―経営者の方から「診療所の待合室に置く日本語の本は何かないか」と聞かれたのだそうです。あちらでは日本語の本を手に入れるのはむずかしいらしく、子ども向けの本もボロボロだとのこと。友人は、さっそく私の「おねえさんになったの」を勧めてくれて、先日、彼女の買った分を中国の診療所に送ったそうです。で、あと３箇所の診療所にも置きたいということで、今日、３冊追加注文をいただきました。やったね！売れた冊数よりも、なによりも、在中同胞の方々のお役に立てることが何よりも嬉しいです。海外で病気になることほど不安なことはありません。受診される方々にLukeが差し上げられる、ほんのひとときの安らいだ時間。しかし、なんとも、internationalな展開になってきました。発売開始半月で、なんと海を渡ってしまったのです。いったい「おねえさんになったの」は、どこまで行くのでしょうか？今後の成り行き、楽しみになってきました。ワクワク～♪★楽天ブックスにて発売中！どうぞよろしく。おねえさんになったのジョアンナ・コール／著・みぞいまさみ／訳

2008年11月30日

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「聞く」ということ

「おねえさんになったの」の仕事をしてから、また、市民活動として横浜市立図書館の応援をするようになってから、本を声に出して「読む・聞く」ということをかなり意識するようになりました。図書館関係では「ブックスタート」や「ブックトーク」といった催しが各地で行われています。図書館や書店に並んでいるたくさんの本の中で自力で本を選び出すというのは結構むずかしいものです。だから、本選びの専門家である司書などが良書を選び紹介する。とってもいい企画だと思います。これらの企画でよいことは「聞く」ということ。「文字を読む」のではなく「お話しを聞く」。人間の歴史の中で身につけた言語活動は文字よりも先に声の「ことば」から始まりました。文字は歴史上ごく最近使い始めたツールで、まだ慣れていないのです。そんなことを、NHKスペシャル「病の起源～識字障害～」という番組で知りました。だから、子どもたちにお話しを聞かせるということは、人間の言語活動を身につけさせるには、ごく自然な方法なのです。今回の翻訳絵本でも、声に出して読むことを編集の方に勧められ、それが、より深い原作の理解につながりました。また、自分が訳したことばを声に出して読むことで、ことばのリズム、音の印象やつながりのよしあしが見えてきて、文字で見ただけでは分からない、見えない「間」のようなものも入れ込めた気がします。本書のPRチラシ(PDF)に訳者からのメッセージを書いたのでご紹介します。訳文が完成間近になったころ、声に出して読んでみました。そのうちに急に涙があふれてきて、読めなくなってしまいました。幼いころ、おとうとが生まれたとき感じたことが、昨日のようによみがえってきたからです。おねえさんになったばかりの小さなお子さまはもちろん、すべての世代の“おねえさん”に、愛を注いでくれるあったかい本です。（翻訳者　溝井正美）うそじゃないんですよ（笑）いまでも、手元にある本を読み返すと、涙がにじんでくる時があります。どこでLukeが泣けてくるかは、実際に読んでみて下さい。もしかしたら、人によって泣けるところは違うかも。人の体験は、ことばによって記憶されている。その記憶が音となって再現された時、強烈にその記憶の時空に引き戻される。同時に、その場面さえ視覚的に再現されてくる。「おねえさんになったの」が読んで下さった皆さんの「こころの旅」をさせてくれる本になってくれたらいいなと願っています。

2008年11月27日

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50000アクセス達成！

今日の18時過ぎ、めでたく50000アクセス達成！キリ番は残念ながら、楽天ブログメンバーではありませんでした。誰か分からないけど、ありがとー。丸4年と2カ月ほどで50000、1日平均30件、なんとも超スローペースですが、それでも1日30回もこの日記が開かれるということは、世間一般の人間関係から考えると、すごいことですよね。梅田望夫さんの著書「ウェブ」シリーズに繰り返し出てくる、ネットの向こう側に自分の居場所がある、ということば、読んだ人がどれだけ実感しているか分からないけど、少なくとも、Lukeは、とってもよく分かります。最近読んだのは、ウェブ人間論。今まで、時々来てくれてＬＵＫＥの日記を読んでくれるごひいき様、初めてで素通りの人も、これからもどうぞよろしくお願いいたします。P.S.Lukeの書いている他のブログのメッセージ箱に、ナンパのメールが来てたぞ！恐ろしーこっちゃ～（笑）ホントのLukeを見たら、驚くだろうね、その人（爆）ブログをやっていると、いろいろなことがあるよね。おもしろいね、ブログって。

2008年10月17日

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R.O.D -Read OR Die-

久しぶりに、おもしろいアニメを視聴したのでご紹介。R.O.D -THE TV-公式サイトアニメーション制作：J.C.STAFF製作・配信：アニプレックスしばらくアニメから遠ざかっていたので、あまり期待もせず見始めたのだが、途中で目が離せなくなり、OVA版、TV版DVDを一気に見てしまった。ここのところ新しい研修サポートの仕事で頭は飽和状態。書く仕事、考える仕事が山ほどあるのだが、全く手につかない。一度に新しいことを大量に頭に詰め込むと、こういう状態になるのだと、初めてと言っていいくらい体で実感している。データ処理でいうところの、オーバーフローというヤツね（笑）Lukeの脳は、短期記憶容量が少ないのだ！（いばれることかっ）先週、研修の非番が3日ほどあったが、結局何もせずこのビデオばかり見ていた。遊んでばかりいて、と心の片隅で責める声が聞こえていたが、無視無視。それくらい、頭が疲れていた。-----------------------------このTV版の主人公は、期待の新人として十代でデビューした作家。しかし、もう4年も新作を出していない。新作を書こうとして自室にこもり、山のように積まれた資料に埋もれている机上のPCのワープロに向かうが、一晩中起きていても、一文字も打てない。そんな主人公をとても身近に感じた。しかし、この作品に惹かれた理由は主人公への感情移入だけではないと思う。ストーリーが緻密に構成されており、本と情報に関わる設定をうまく使いこなしている。話中に国会図書館が出て来たのには驚いた。本の街、神保町が重要な舞台として丁寧にかつ大胆に描かれている。まさに、本好きの作家が書いた、本好きのためのアニメだ。作家がストーリーを創る、その苦しみと楽しみが全編にあふれていて、とても楽しめた。今、この文章が書けるのもこの作品のおかげ。-----------------------------「ＬＵＫＥの日記」を始めて、今月で丸４年。人生の中で一番辛い時期を、自分が一番好きなこと『読書』に引っかけて書きつづることでその辛さをまぎらわせてきた。今も完全に乗り越えられたとは言えない状況だが、日記を更新するごとに100を超えるアクセスがいただけるというのは本当に幸いなことだと思う。さいわい、と書けることが単純に嬉しい。読者の皆さま、これからもどうぞよろしく。ｍ(_ _)ｍ【ＰＲ】楽天ショウタイム（有料）で作品配信中です。よかったら見てね。R.O.D -THE TV- 　第1話　紙は舞い降りた

2008年08月02日

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そうだ、葉っぱを売ろう！～過疎の町、どん底からの再生～／横石知二・著

そうだ、葉っぱを売ろう！地域再生―言うは易く行うは難し。お年寄りが元気で大事にされる町は、生きている町。活気がある。ある地域の集まりで、これとまったく正反対の状態を実感してしまったものだから、よけい気になってこの本を図書館で借りて読んだ。後期高齢者医療制度―これこそ、お年寄りをバカにした話はない。しかし、町の診療所や病院が、お年寄りのたまり場になっていることも、また事実。なぜ、そうなったのか、この本から学ぶことは多い。葉っぱビジネスで俄然やる気になった上勝町のお年寄りたちは、デイケアや病院で暇つぶしをする時間がなくなるくらい、忙しくなった。そうすると、それらの施設やサービスにかかる費用も自然と減ってくる。それどころか年収数百万円を稼ぎ、納税者になり、町の歳入を担っているのだ。「お荷物」なんて、誰も言えるわけはない。与えられるばかり、守られるばかりでは、人はやる気を失う。適度な緊張感と競うという刺激。生活のハリ、というものが、今、病院に押しかけているお年寄りには必要なのではないか。Lukeの母も、小さな畑を借りて野菜を作っているが、隣の人が作る野菜の出来を気にして、朝に夕にヒマさえあれば畑を見回る。杖をつきながら。家にいて話し相手をすると、いつも野菜の話。外の仕事で稼ぐなど、もうあり得ない自分が作る野菜が食費の足しになっていること、これが今の母の誇り。人は、周りの人の役に立つことで立ち上がれる。何度でも、いくつになっても。母の畑で実った「スナップえんどう」。今年、５～６Ｋｇは収穫できたと思います。スーパーなどでは１００ｇ１５０円～くらいで売られています。

2008年05月30日

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Web担当者現場のノウハウ（vol．11）

Web担当者現場のノウハウ（vol．11）創刊当時から気になっていたインプレス社のムックだが、とうとうタイトルに惹かれて買ってしまった。Luke自身がサイトを実際に作ることはほとんどないのだが、これからホームページを立ち上げようとする方、今のホームページをもっとよくしたいと思っている方のご相談を最近、よく受けるようになっていたのでとてもタイムリーな企画。サイト運営者が訪問者に何を伝えようとしているのか、何を期待しているのか、自分（自社）の強みや魅力は何か、まず、これが明確でないとサイトの姿がぼやけてくる。得体の知れない、つかみどころのない存在に、人は寄りつかない。はっきりとテキストで自己主張できる者だけが、Webで生き残れる。人は地球上で唯一「ことば」という抽象的なコミュニケーションツールを使って表現することのできる生き物だから。デザインもよし、写真や動画も結構。しかし「ことば」ほど、自己を雄弁に語るツールはないと、Lukeは思う。たった一言の「ことば」で、人を殺すこともでき、生かしもする。それを、Webというデジタルな場でどう表現するか、これがサイトプロデューサーの腕の見せどころ。何故、Webについての本がいまだに本屋で売れるのか。それに気づく人は「出来る」人。

2008年05月06日

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ザ・ゴール２～思考プロセス～／エリヤフ・M．ゴールドラット・著

ザ・ゴール２～思考プロセス～ザ・ゴール２～思考プロセス～（原題：It's Not Luck）　エリヤフ・M．ゴールドラット・著／三本木亮・訳発行：ダイヤモンド社／2002年02月 ---------------------------------ああ、面白かった。久しぶりにスカッとした気分。結構分厚いこの本を、図書館で借りて３日間で一気読み。実は、この本のシリーズ続編「チェンジ・ザ・ルール」の書評のチェックをしたことがあるんです。チェンジ・ザ・ルール！チェンジ・ザ・ルール！なぜ、出せるはずの利益が出ないのかエリヤフ・M．ゴールドラット・著／三本木亮・訳発行：ダイヤモンド社／2002年10月そのオーダーは、他の人の書いた書評の誤字脱字だけでなく、適切なものかを評価せよという難しいものでした。書評はその人の感性なんだからいいじゃないかと思いつつ、その書かれた書評に縛られずに客観的評価をしようと一生懸命読んだ記憶があります。---------------------------------今回「ザ・ゴール２」を純粋に自分の興味で読んでみて、制約条件理論（TOC）がこんなに面白いものだったんだと初めて実感しました。思考を柔軟にする、気づかない弱点を強みに変える・・・本当にワクワクしました。―うまくいかないと感じる時、何か重大なことを見落としている―今、Lukeの周り、うまくいっていないと感じています。その原因を、焦らずじっくり探してみようという気になりました。本の力って、すごいですね。一人の人間のやる気を、力を引き出してくれる。この古い本を所蔵し続けていてくれた横浜市立図書館にも、感謝。【12/28更新】ザ・チョイス久しぶりに出たゴールドラット氏のシリーズ最新刊。こちらもぜひ読んでみて下さいね。

2008年04月03日

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フューチャリスト宣言　梅田望夫／茂木健一郎：著

梅田望夫さんの「ウェブ進化論」を読んだ時の衝撃は、まだ記憶に新しい。その時のLukeの書評を読んでみて欲しい。ウェブ進化論そして、梅田望夫さんと、こんどはなんとLukeのお気に入りの脳科学者・茂木健一郎さんの対談本が出た。それが「フューチャリスト宣言」。フューチャリスト宣言ずっと以前、茂木先生の脳科学の本を読んだことがある。最初面白そうと思って読み始めたら、だんだん難解になって骨が折れた。Lukeが勉強不足だからだったのかな？面白いと思ったのに。そうこうしているうちに、だんだん茂木先生の著作やマスコミでの露出度が増えてきて「おや？」と思った。茂木先生がコメンテーターのNHK総合「プロフェッショナル・仕事の流儀」。これも結構面白い。Lukeの出しているメルマガに紹介したので読んでみて。で、「フューチャリスト宣言」を読んでようやく合点がいった。何でこんなに茂木先生が猛スピードで走っているのかが。見えてるんだよね、きっと。自分の走る道が。どこを走っているか分かるから、スピードを出せる。どこへ行くか分からない道を全力疾走できるわけはない。一寸先に急カーブや大きな岩壁があるかも知れない道を暴走したら、それこそオバカ。梅田さんも、茂木先生も、ネットの向こう側に自分の居場所を感じてる。「ブログが名刺」という梅田さんの言葉にも納得。だって、Lukeがそうだもの。今まで、自分が経験したこと、今やっていること、これからやろうとしていること、全部、Lukeの本名でネット検索すると出てくる。これがLukeの名刺。（これを「エゴ・サーチ」と呼ぶ人もいます。）小さな名刺には収まりきらないLukeの本性。URLを名刺に刷って「これを見て」って言えばいい。すごいね、インターネットって。世界中の人が、私を見てくれる。どうぞよろしく、世界のみなさん。Thank you world all of you.I am LUKE PROJECT chief officer.【1/23追記】はてなのドメインが足跡に付いてるんですけど、もしかして、梅田さんご本人が見に来て下さってるのかしら。よろしかったらコメント下さいね。図々しいかも知れませんけど。ｍ(_ _)ｍ

2008年01月21日

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見つけた！

20代の頃、所属していた組織で商品化したデータベースについて報告書を書いた。今日、ふと思い出し、その報告書が掲載された雑誌を学術論文データベースを使って探してみた。・・・あった！所属していた組織の名前と共に、著者としてLukeの本名がバッチリ出ている。なつかしいというか、こっぱずかしいというか。引っ越しを重ねるうちに何部か頂いた別刷を無くしてしまったので、複写サービスで文献のコピーを取り寄せることにした。たぶん、すっごく生意気なことを書いているんじゃないかな。この頃はツッパリ加減も最高潮だったから（爆）20代のLukeに、早く会いたい。探したのはここです。J-DreamII／Petit【10/14追記】昨日、原本コピーが届きました。以外とあっさりしていて、生意気なところはあまり見られなかった。報告書だからね。事実を書けばいいんだから。でも、文調は今とほぼ同じ。印刷物になった自分の文章を読むって、何か不思議な感覚。それも、ずいぶん前の自分の。人って、以外と変わらないもんですね。

2007年10月08日

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「シンポジウム・図書館の未来は市民の手で」のご案内

Lukeです。本日は、シンポジウムのお知らせです。このイベントは図書館司書と市民が協働して実現したものです。パネリストは、図書館関係者では非常に著名な方ばかり。一度にこの方々のお話しを聞ける機会はそうありません。図書館の未来について、ご一緒に考えてみませんか。実行委員会一同、皆さんのご参加を心よりお待ちしております。以下のご案内文は転送転載歓迎です。どうぞよろしくお願い致します。--------------------------------------------------------------------------------------------------------------「シンポジウム・図書館の未来は市民の手で」のご案内“いい図書館は市民が育てる”そんな言葉を聞きます。赤ちゃんからお年寄りまで、すべての市民が気軽に使える図書館だから、互いに育て合える、本当に豊かな協働関係を築きたい。多様化するニーズ、財政難、民営化・・・今、図書館は大きな転機を迎えています。今だからこそ、未来に向けて図書館の可能性をごいっしょに考えていきませんか！◇日時：2006年10月8日（日）　午後1時30分～4時30分　◇会場：かながわ労働プラザ　第３会議室（開場　午後1時）　　　　（ＪＲ根岸線石川町駅（北口）徒歩3分）◇地図URL　http://www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp/lplaza.html#tizu※申込みは不要です。当日、資料代を300円申し受けます。◇第一部　　図書館の未来を考えるために　　午後1時30分～　●転換期の図書館　山口源治郎氏　東京学芸大学教授●市民の望む図書館－静岡市からの発信－　草谷桂子氏　静岡市の図書館をよくする会会長　　　　　　静岡県立図書館協議会副会長●『役に立つ』図書館が地域を救う　斎藤明彦氏　鳥取県自治研修所所長（前鳥取県立図書館長）●横浜の図書館の今・これから　川越峰子氏　　横浜市中央図書館司書◇第二部　パネルディスカッション　　午後3時～　　　　　　パネラー　山口源治郎氏　　　　　　斎藤明彦氏　　　　　　草谷桂子氏　コーディネーター　　　　　　川越峰子氏◇主催「シンポジウム図書館の未来は市民の手で」実行委員会◇お問い合せ先：川越峰子　FAX　045（320）0287　　　　　　　　　　e-mail:ここをクリックして下さい

2006年09月24日

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久々に完読する気が失せた本

新聞や雑誌の書評を読んで「これは！」と思った本は、懐具合が許せば大抵買い込む私。しかし、最近は、よく図書館を利用する。書評を読んで「読みたい！」と思っても、買うまでにはちょっと・・・と思う本が多くなってきたのだ。特に新書。毎週のように、新刊本が出る。内容が似たり寄ったりなので、買うかどうか非常に迷う。そういう時は、図書館に入ったかどうかでその本の質がある程度判断できる。それで、ある本について興味を持ち、図書館に入っていたので、借りてきた。ところが、途中で読む気が失せてしまったのだ。久々の大チョンボ。具体的内容や発行時期を書くと、どの本か分かってしまうので、ここでは書かない。何が私の気に障ったかというと、著者の、ある特定の個人に対しての執拗な批判と、編集の甘さ。何度も何度も著者の思想に反する特定の個人の言論を取り上げて批判し、それが、全く同じ文面で繰り返される。編集者は、この本を出版するに当たっていったい何を考えて仕事をしたのだろうか。いや、そもそも、編集作業が全くされてないのではないか、とさえ思えたのだ。確かに、その批判のtargetとなった人は、様々なところで議論を巻き起こしている。著者がその人の言論を批判したい論点もよく分かる。しかし、本の後半になって、全く論調が変わり、著者の苦労話だとか、最後にとってつけたように、最近話題の本の紹介や書評が書かれていた。ここで、Lukeはくじけた。次の日、まだ貸出期間の余裕は大分あったのだが、返却してしまった。いったい、この本の主旨は何だったのだろう。編集者たるもの、この著者のいいところ、言いたいことをくみ取り、たとえ支離滅裂な文章であっても、章立てなどで何かしら工夫をするものだ。「粗製濫造」―この言葉がふいに頭をよぎった。刺激的なタイトルで読者の購買を誘い、売上を伸ばす。しかし、その読後の後味の悪さは、著者の評価を一気に落とす。この著者も、たぶん使い捨てのような扱いになるのだな、と、ふと思った。「文字離れ」が騒がれ始めて久しい。しかし、出版業界の体質、作家の質は向上しているだろうか。読者だけに責任があるのではない。図書館の選書も大変だ。話題の本が入っていないと利用者に騒がれるけど、かといって、質の悪い本を入れるわけにはいかないもんね。私が失望したこの本、司書はどういう基準で選んだのだろうか。また、私と違って、この本をいい本だ、と思った読者はいただろうか。あとで書評を調べてみようかな。なじみの図書館の司書にも聞いてみよう。どんな本を、どのように読み取り解釈するか、それは読者の自由だから。

2006年08月27日

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「日本生命セ・パ交流戦」開幕！

5月9日からプロ野球「日本生命セ・パ交流戦」が開催されています。公式サイト http://www.enjoybaseball.jp/試合日程のページを見ましたが、いや～壮観ですな。初日の試合結果は、◆横浜ベイスターズ（地元だよ！）VS　東北楽天ゴールデンイーグルス　５対４でベイスターズ勝利！　（やったね！）◆北海道日本ハムファイターズ　VS　中日ドラゴンズ　４対３でドラゴンズ勝利。（ふむふむ）◆東京ヤクルトスワローズ　VS　西武ライオンズ　１４対８でスワローズ圧勝！（古田監督が個人的に好きなので応援してます。）こうして眺めてみると、本拠地の地名を掲げているチームが多くなりましたね。（ん？　抵抗しているのは、後どこだ？）Lukeのイチオシ本「球は転々宇宙間」にも、プロ野球再編成成功のキーは地元のファンに愛されるチームを作ること、と書かれています。まさに、この作品の世界が現実になってきていて、Lukeはワクワクしています。ところで、文庫本復刊の投票をお願いする記事を書いてもう１年以上経ちますが、ご要望はあまりないようです。（涙；）電子ブックが出てるから、もういい、と皆さまお考えなのでしょうか。Lukeは普段仕事でめいっぱいPCを使っているので、本を読むときまでPCに向かうのは、はっきり言ってうんざりなんです。そういう方は、結構いらっしゃるんじゃないかと、Lukeは勝手に思っているのですが。トップページに投票バナーがありますので、ぜひ、文庫本復刊のご投票、重ねてお願い申し上げます。ｍ(_ _)ｍさてさて、「日本生命セ・パ交流戦」いったいどこが優勝するのでしょうね。楽しみです。

2006年05月10日

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「超芸術トマソン」赤瀬川原平 (著)／ちくま文庫

「超芸術トマソン」赤瀬川原平 (著)／ちくま文庫 by 楽天ブックス現在入手できるのは、上記リンクの筑摩書房文庫版＜ISBN:4480021892(1987/12)＞。私とこの本との出会いは、白夜書房の単行本＜ISBN:4938256851(1985/05)＞。ふと立ち寄った本屋ででした。あまりのくだらなさ、写真の美しさとおもしろさに一目惚れ。でもなぜか買わずに、時々本屋に行っては立ち読みをしてニヤニヤ。この頃、どこの本屋に行っても赤瀬川原平氏の本を真っ先に探しに行き、その後続く「路上観察学」への発展を楽しんでおりました。この本の中には、野球の話がよく出てきます。さすが「球は転々宇宙間」の著者・赤瀬川隼氏の弟君だけあります。「トマソン」をゲイジュツの名前にしてしまうとか、かなり飛んでますけど。---------------------------写真と言えば、ニコンとコニカミノルタ、フィルムカメラ事業からとうとう撤退するそうです。今後デジタルカメラと、デジタル画像処理がどこまでフィルムに近づけるか分かりませんが、フィルムカメラで培った、機械工学、光学の技術をきちんと継承していただきたいと思います。フィルム一眼レフでカメラの腕を磨いた学生時代。シャッターを切った瞬間本体の中でミラーが翻る時の、「カシャッ」と言う音と共に手に伝わる微妙な振動。現像室で、印画紙に浮き出る映像の出来をどきどきしながら待つ「間」。被写界深度を考えて、絞りとシャッタースピードの組み合わせを考える楽しさ。今のデジタル一眼レフで、あのワクワク感が再び味わえるのでしょうか？最近、図書館で本書を借りてきて読み、またカメラへの思いを深くしたところです。-----------------------当時、またもや本屋で「赤瀬川」サーチをしている時、原平氏の著作のとなりに同じ名字で違う名前の本をを見つけました。「赤瀬川隼」。それがLukeのイチオシ本「球は転々宇宙間」との出会いでした。トップページに文庫本復刊投票のお知らせを載せています。ぜひ、皆さんの清き一票をお願い致します。ｍ(_ _)ｍ

2006年01月22日

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湘南 BeachFM 78.9　Relaxin'Mode 今夜の一冊

最近はやりのi-Pod(R) by Apple。Lukeはwmaとmp3対応の携帯音楽プレーヤーしか持っていないので、Appleのサイトから、i-tunes(R)をダウンロード（無償）して、PCでPodCastを聞いています。その中で特にお気に入りなのが「湘南 BeachFM 78.9　Relaxin'Mode 今夜の一冊」。ナビゲータが選んだ本のさわりを別の朗読者が読んでくれる番組です。この選書が実にいいのです。疲れて本を開く気力もない時、耳を傾けるだけで聴ける「本」。癒し系、ためになる本等々、はまってしまいました。「湘南 BeachFM」のサイト　http://www.beachfm.co.jp/に行ってみたら、mp3のPodCastも提供していました。受信エリア外の人でも、i-Pod、i-tunesのユーザーでなくても、この番組を聴くことが出来ます。ぜひサイトにアクセスしてみて下さい。以下に、これまでPodCastで紹介された本の中で、Lukeお気に入りの本をご紹介します。さわりを聴いただけで、ぜ～んぶ欲しくなっちゃいました。本代がまたかさむ～（爆）5分で落語のよみきかせ　ＰＨＰ研究所　小佐田定雄・著届かなかったラヴレター　届かなかったラヴレター発刊委員会・編文芸社がんばりすぎてしまうあなたへ　サンクチュアリ出版　宇佐美百合子・著金子みすゞ童謡集　ハルキ文庫言いづらい「あの一言」がスッと言えるようになる本　ＰＨＰ研究所　内藤誼人・著おとなのひとにいってほしかった24のこと　ヨゼフ・パイオン著みんなのためのルールブック　ロン・クラーク・著（アメリカ・ノースカロライナ州出身の小学校教師）これからもいい本を選んでくれると期待しています。皆さんもぜひ聴いてみて下さいね。

2005年11月04日

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耳をすませば（スタジオジブリ作品・1995年製作）

この作品は図書館を舞台にした同名のコミックを原作としたアニメです。この物語の主人公、月島雫（しずく）はいわば「本の虫」。Lukeの小中学生時代とそっくりなんです。一日中図書館にいて「お昼は図書館の食堂で済ます･･･」という台詞とか、ファンタジーが大好きで、その世界に入り込んでしまい、ついには自分でオリジナルの物語を書き始めるとか･･･。まるで自分の過去を見るようで、何回繰り返して見ても飽きません。映画の中では、オリビア・ニュートンジョン＆ジョン・デンバーの大ヒット曲「カントリーロード（原題：Take me home country roads）」を訳し自分のことばで替え歌を作っています。本当に良くできている歌詞で、雫の文才を象徴するエピソードとして描かれますが、その根っこにあるのは、やはりその並はずれた読書量でしょう。文章力、すなわち創造と表現の力は、そういった優れた先人の「技」をシャワーを浴びるようにして初めて得られるもの、そうLukeはこの作品を見て思いました。子どもたちにはぜひ多くの良書に出会ってほしい。そして「自分で考える力」「自分を表現する力」「他の人の心を理解する力」を身につけてほしいと思います。この秋、お子さんをお持ちの方は、ぜひご一緒に図書館に行かれてはいかがでしょうか。きっと親御さんにも新しい発見があります。本を通してのコミュニケーションで楽しんで下さい。P.S.ボイストレーニングの先生に「そろそろ次の曲を考えておいて」と言われ、思いついた一つがこの「カントリーロード」。また自分で訳して、曲にコミットメントしていこうと思います。八神純子の「I'm A Women 」も候補に挙がっていますが、さてどちらにしようかな？スタジオジブリ・耳をすませば（DVD）【10/8追記】昨日レッスンにいって先生と協議した結果、次の曲は「I'm A Women 」（作詞：阿里のぞみ／作曲：八神純子／編曲：矢島賢／1982年初リリース）に決まりました。「カントリーロード」の訳は、また次の機会のお楽しみということで・・・。パンチの効いた八神純子さん絶頂期の名曲です。カッコよく歌えるようになりたいなー。

2005年10月04日

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シャーロットのおくりもの（Charlotte's Web）

今日書庫の整理をしていて、この本の原書のペーパーバックが出てきたのでご紹介します。シャーロットのおくりもの E.B. White (原著)、 Garth Williams (挿絵)、さくまゆみこ (訳) 発行：あすなろ書房（2001年2月）ISBN：4751518895本体価格：1500円 (税込：1575円) この本は、「英文翻訳術・安西徹雄著／ちくま文芸文庫」の記事で書いた、高校生の時翻訳した英語の児童書です。文中にはぎっしりと単語のそばにメモが入っていて、かなり苦労しながらやったんだなあ、となつかしく感慨ひとしおでした。物語は読んでいただくとして、やはりこの本も以前ご紹介した「空飛び猫（原題：CATWINGS）」と同じように、独特の会話表現に特徴がありました。翻訳されたのが2001年と比較的最近で、それまで翻訳本として出版されなかったのが不思議なくらい、とても魅力的で感動的な本です。さっそく日本語訳を図書館で見つけたので、借りてきて読もうと思います。自分が訳して読んだ意味が、プロの手にかかってどのように表現されているのか、読むのが楽しみです。シャーロットのおくりもの（Charlotte's Web）写真は現在販売されている原書の表紙です。日本語訳も同じ絵でタイトルが日本語になっているだけです。私の持っているペーパーバックの表紙はこちら。映画の一コマでしょうか。あちらではアニメが製作されたのかも知れません。あとで調べてみようと思います。ご存じの方がいたら教えて下さい。【2006/12/20追記】ロードショーで12/23から公開されます！動画予告編・公開映画館などの情報は公式サイトへ！http://www.charlotte-movie.jp/site/index.php

2005年08月18日

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タイムシフティング／ステファン・レクトシャッフェン著／高瀬素子訳

日本でこの本の翻訳が初めて出版されたのが1997年。本の内容に感動したかつてのパートナーが、アメリカの著者に電子メールを出した。「あなたの本に非常に感銘を受けました。ぜひ日本でもあなたの主催するグループのワークショップをやってみたいのです。一度訪問したいと思います。」つたない英文だった―しかし何と著者から返事が来た。「あなたの企画には興味があります。日本にもとても関心を持っています。準備ができたらまた連絡を下さい。」当時まだ日本ではインターネットのサービスが始まったばかり。まさか海の向こうの、それも一度も面識のない人から本当に返事が来るなんて。しかも、Welcomeとのこと。　It's exciting！「一緒にアメリカに行ってワークショップに参加しよう。生まれたばかりの娘も連れて。」アメリカでのスローライフを夢見た、ひとときの幸せな時間だった。当時の彼はうつ病を患い会社を休職、やがて退職。そして転職。型にはまったサラリーマン生活に辟易としていた時期だった。しかし時は流れ、彼はまたビジネス戦士に戻っていった。そしてとうとう「夢」は実現することなく、私たちは、別れた。いったいあの時一緒に見た「夢」は何だったのか。ただ、病いで弱った彼の心が、何かにすがりたくて生み出したつかの間の「幻」？今でも、当時彼が通院していた精神科のロビーの本棚にこの本が置いてある。「先生。この本とてもいいですよ。ぜひ読んで下さい。」主治医に熱心に勧めていた彼の少年のような表情が、遠い記憶として今も残る。一冊の本、時として人生の光と影を映し出す「鏡」・・・タイムシフティング～無限の時間を創り出す～ステファン・レクトシャッフェン著／高瀬素子訳出版社：日本放送出版協会　1997年5月発行単行本：ISBN：414080310X※たぶんどこの書店でも在庫がありません。図書館かAmazonユーズドで探してみて下さい。楽天フリマにもあるようです。著者　Stephan Rechtschaffen, M.D.　のワークショップ・グループ「Ｏｍｅｇａ」http://www.eomega.org/omega/faculty/viewProfile/4f342a2448f5f26e22f00e5eaea165f5/（著者紹介のページ）

2005年08月03日

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空飛び猫（原題：CATWINGS）　＜全四部作＞

空飛び猫（原題：CATWINGS）アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン著／村上春樹訳・講談社児童書ですが、世界的なSF・ファンタジー作家とわが国を代表するベストセラー作家、村上春樹さんが翻訳、とくれば、読まないわけにはいかないでしょう？この作品は続編が「帰ってきた空飛び猫（原題：CATWINGS RETURN）」「素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち（原題：Wonderful Alexander and the Catwings）」「空を駆けるジェーン（原題：JANE ON HER OWN）」の全四部作です。中身は読んでいただくとして、今日は、村上春樹さんの「訳注」をご紹介します。４匹の羽根の生えた子猫の兄妹のうち、言葉が上手く使えない子がいます。その子と兄さんの会話です。“A　human　bean？”said　James.（“○○○○”を見たのかい？とジェームズが言いました。）“A　human　being？”Roger　said.（それを言うなら“にんげん”だろ？とロジャー。）ジェームズは「being」と言わなければならないところを「bean」と言い間違えてしまったのですが、さて、春樹さんは○○○○をどのように訳したでしょうか。答えはこちらをクリック。→「空飛び猫」どうです？ニクイですね。こんな翻訳ができるようになったらいいなあ。著者の猫たちへの優しいまなざしと、愛情が伝わってくる、ジンと来る本です。

2004年10月13日

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英文翻訳術・安西徹雄著／ちくま文芸文庫

この本は、某翻訳者養成校のメルマガでお勧め本として紹介されたものです。翻訳家を目指す人なら一読の価値ありとのことでしたので、さっそく読んでみました。英語の構文が理解できていないと、なかなか読むのは大変なのですが、この本を読んで気づいたことは、英語を日本語に訳す時、本当に必要なのは英語の知識ではなく、日本語についてもっと勉強しなければならないということでした。私は翻訳本をよく読むのですが、どうも読みづらいものが多い。そこで、原語の本が見つかればそれを読んで、ああなるほど、とやっと分かることがあります。そういう意味で、翻訳者が日本語で表現しきれない部分や、文化背景の違いなどを注釈としてつけて下さっている本に出会うととてもありがたく思います。また、外国映画も必ず字幕のものを見ます。原語のセリフの微妙なニュアンスを感じたいからです。最近販売される外国映画のビデオやＤＶＤは最初から日本語吹き替え版が多く、もったいない気がします。セリフをそのまま訳すだけでなく、場面に合わせて綿密に作られた字幕は、どれも生き生きとした日本語で、画面の雰囲気を壊すことなく流れ、ネイティブの方が観たのと同じ感動を味わうことができる。字幕製作はなんとすばらしい仕事かと感じます。Lukeは昔、高校生の時夏休みの宿題で、ペーパーバックの児童書を買い、夏休み中かかって全部翻訳したことがあります。レポート用紙にして、多分５０～６０枚はいったでしょうか。もうそれは失くしてしまいましたが、全部やり終えた達成感とともに、日本語訳で読んだら味わえなかった微妙な言葉のニュアンスを大いに楽しみました。多分今読んだら、とても恥ずかしくひどい訳文だと思いますが、時間はかかっても、きちんとした日本語で、原語の味を損なわない翻訳をいつかしてみたいと思います。この「英文翻訳術」は、そういった私の中に眠っていた「言葉」への感性を再び蘇らせてくれた本です。ご興味のある方は、どうぞ読んでみて下さい。【2005/8/19追記】書庫の整理をしていたら、何とこの本のハードカバーが出てきました。当時既に読んでいたんですね。すっかり忘れてました。また、この翻訳学校の通信講座を当時受講していたことも同時に思い出しました。

2004年09月26日

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