テーマ:お勧めの本(7401)
カテゴリ:よりよく生きること
世界一の障害者ライフサポーター 地元の横浜市立図書館に貸出予約をかけてから 約2カ月ほど経ってようやく順番が回ってきて、 昨日、かかりつけの大学病院の待合室で一気読みしました。 著者の木村さんとは、著書の中に出て来る経済同友会の 障害者就労支援の会合で何度かお会いしたことがあります。 エルメラカフェというフェアトレードと障害者就労支援の コラボレーション事業を展開している NPO法人プロジェクトウイングを起ち上げたころ、 こういった会合に積極的に出ていた時期のことでした。 木村さんはとてもエネルギッシュな方だなあと プレゼンテーションを見ていて感じたのですが、 この本を読んで、あらためて起業家としての底力も知ることができました。 Luke自身も難病を抱え、昨日のように病院で定期検診を受ける身。 この1カ月ほど就職活動をしてみましたが、 どうしてもこの難病に伴う受診や保険加入の問題など、 常雇されるにはハードルが高いことを痛感しています。 著書の中にも、内部障害をもつ難病の方が 障害者手帳の対象とはならず障害者雇用の枠には入れない、 さりとて健常者でもない、といった就職するには厳しい現実が 綴られていました。 今朝仕上げた抄録の仕事で取り組んだ精神医学の論文では、 発達障害の方でも知能検査の数値が高い方は 障害者手帳の対象とはならず、 しかし、現実のコミュニケーションや社会適応の面で 困難がある方の就労が厳しいものであることを伝えていました。 「雇われない生き方」を選択せざるを得ない現実に どう立ち向かうか、しかしチャンスはある、 そう希望を持たせてくれた木村さんの本は、 障害を抱える方、支援する方々の大きな励ましに なるのではないでしょうか。 Lukeもそろそろ本気で自分の事業を起ち上げる時期が 来たように感じています。 社会的には弱者であっても、弱者であるからこそできることがある。 何がLukeの強みなのか、著書から学ぶところは大きかったです。 Lukeのお気に入りブログに、木村さんのブログも登録されています。 こちらもぜひお読み下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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