テーマ:子連れのお出かけ(8053)
カテゴリ:よりよく生きること
最近は公共施設やお店などに小さな子どもを遊ばせるスペース、
キッズコーナーをよく見かけるようになった。 でも、そこはとても小さいので、そのキッズコーナーに 行くことだけを目的としてお出かけするわけではないだろう。 ある公共施設に一定時間常駐する機会が時々あって、 そこにもキッズコーナーがある。 子どもたちや親御さんたちの様子がよくわかる場所にいるので、 ちょっと時間があると、つい観察してしまう。 大抵はお父さんお母さんの用事でその施設に来るので、 その限られた時間の中で、キッズコーナーに立ち寄り 子どもたちを遊ばせる時間となると、さらに限られてくる。 しかし、当の子どもたちはそんなこと一切お構いなし。 キッズコーナーの広々としたやわらかなマットや、 おもちゃや絵本をみつけるやいなや 親の手を離し、つつっっとコーナーの囲いの中へ一直線。 それを止められようものなら、もうたいへん。 泣く、わめく、床に転がって手足をバタバタ・・・ 全身を使って抗議するのだ。 その「遊びたい」欲の強さには脱帽する。 子育て、とりわけ乳幼児の期間はあっという間に過ぎ去る。 でも、その間のスキンシップや親の愛情をたっぷり受ける 経験があるとないとでは、その子の一生はずいぶん違ったものになるだろう。 ならば、徹底して子どもに付き合う期間として 子ども中心の時間として過ごしてもよいのではないかと思う。 そのくらいの余裕を持って、子連れのお出かけをしたいものだ。 ―先のキッズコーナーで遊べずに機嫌を損ねた子どもたちを 別の場所でなだめる大変さに比べたら、 少しの時間でも遊べた満足感が得られ、お互い機嫌良く過ごせる方が― その良い方を選択した親子の楽しそうな笑い声を聞きつつ、 今日もその場所を辞した。 ―自分がこどもに十分そのことをしてあげられなかったことを 胸にまたひとつ刻みつつ― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月14日 01時01分53秒
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