カテゴリ:読書について
ある女子向けのキャリア形成について書かれた本でみつけた言葉。
価格に見合わない高い能力を持った人やモノを指すらしい。 本文では「オーバースペック」についてほとんど何も触れていない。 ただ、企業が欲しいと思う人材の特徴を示す図の中で 使われていた。 例に挙げられていたのは、 NPOやボランティア活動にいそしむ学生、 学生起業した人、等々。 そして「オーバースペック」な人は、採用されない位置づけだった。 「えーっ!?」 大企業出身の著者から見れば、 会社の仕事以外に興味を持つなど、仕事のじゃま以外の 何物でもないのだろう。 大企業人の意識とはこうなんだ、と改めて認識した。 しかし、企業にとって都合のいい人材ばかりが 世の中に求められているとは限らない。 地域のボランティアが、企業の仕事に劣るはずもない。 「井の中の蛙」は、学生ボランティアや主婦ではなく、 実は、大企業人なのではないか。 日本経済低迷の原因は、こんなところにも 潜んでいるような気がしてならない。 【お勧めの本】 最近よくメディアで取り上げられている山崎亮氏。 壊れた地域のきずなを再結合する「触媒」の役割。 ビジネスとして成り立たせているところがすばらしい。 【送料無料選択可!】コミュニティデザイン 人がつながるしくみをつくる (単行本・ムック) / 山崎亮/著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月06日 06時03分01秒
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