カテゴリ:宝塚
2016年になってから気づいたら半年が過ぎてしまいました。
またしてもブログさぼってますが、 ちょいちょい観劇を振り返りたいと思います。 もう去年の観劇になりますので、 軽めに。。。 やっぱりその時に感じたことをバァーッと書くのが一番ですねぇ。。。 いやーまさか再演してくれるとは思っていなかった「王家に捧ぐ歌」ですが、 ファンになりたての頃にビデオで見て、 とっても感動したのを覚えています。 歌もすごく素敵でしたが、わたるさんの格好良さに感動してました。 細かいことは覚えていないのですが、 それぞれの役が本当にぴったりハマっていて、 すごい迫力でした。 実は2005年に中日劇場でも公演をしてくれたのですが、 当時は何か忙しかったか、チケット代がどうしても高くて払えなかったか、、、 見に行かなかったんですね。 後悔していたので、再演してくれたことで生で観劇できて幸せでした。 出演者は勿論違いますが、 今回も本当に感動しました。 そして朝夏まなとさんの大劇場お披露目公演であり、 朝夏、実咲コンビの初大劇場の作品でもありましたね! いやー素晴らしいパワーを浴びて、文字通り力をもらいましたよ。 当時は体調が悪いなかでの観劇でしたもので💦 で!朝夏さんのラダメスは、若く溌剌とした美青年でありました! そして、とっても優しい! 愛に溢れた青年で、ありました。。。 最初にアイーダに話しかける一言で、 「この男の人はあの女の人が好きなんだな」 と分かるような、そんな優しさと愛を感じました。 そして実咲さんのアイーダも強い女性ではありながら、 ラダメスへの想いというものが、なんかこう溢れていまして。 ラダメスとアイーダのラブシーンは、 ちょっと本当に赤面ものでしたね///// また二人の歌声がとっても合うんですよねー。 んーなんて素敵なコンビでしょうか! いやぁでもラブシーンは恥ずかしかった!(笑) それとウバルドさん。の真風さんですが、 なんだか、とっても迫力がありまして。 背が高い、からじゃないと思うんですね。 なんかより一層存在感が増したというか垢抜けたというか… 星組の頃の真風さんをそんなに知らないのですが、 外見的には素晴らしいけれど、ちょっと頼りない? てイメージがあったんです。 でもそんなフワフワな雰囲気はどこにもなく、 すっごくかっこよかったですよ! またね、みりおんアイーダへの兄としての執着心がすごくって(笑) どういう意図であんなに激しく妹へ…と思ってたのですが、 この当時のエジプトだと、 兄妹同士でも普通に結婚しまくってた、 んですよね。 ネットでちょっと家系図的なものを調べたら、 もう訳の分からないことになったものばかり。 エチオピアも王国であったなら、 近親婚もきっとしていた、かもしれない。 とすると、アイーダはウバルドさんにとって、 将来自分の妻となる女性だったかもしれない。 だからこそ余計にラダメスに恋するアイーダを執拗に責めたのでしょうか。。。 て思うとゾゾともしますし、なんだか妙な気持ちになりますな。← そして伶美うららさんのアムネリス様! うーん素晴らしかったです! どうしても歌は物足りなさを感じたりしたけれど、 そんなことどうでも良くなる美貌。 あのすごいお衣装を見事に着こなしていて、 迫力満点!!! アムネリス様を演じる方がぴたりとハマっていなければ、 なかなか再演も難しいと思いますから、 伶美さん本当に素晴らしい! 役が少ない作品ではありますが、 なんといってもコーラスが!!! すごい気合いといいますか、劇場が揺れるのではというくらいの迫力がありました。 あれは本当にすごいですね。 感動ものです。 それと、見ていて思ったのはですね、 エチオピア兵がエジプトの世界を見て、 「これが俺たちが戦っていたものか…光ってやがる…」と嘆くじゃないですか。 あの場面が、 なんか日本とアメリカみたい… って思ったんですね。第二次大戦後に、アメリカの色んなものを見た日本人も、 同じように思ったんじゃないかなぁと。 そんな風に、ふと思ったんです。 そしたら、2003年初演時に、木村先生は、エジプトをアメリカ、エチオピアをイラクに見立てていた、 というエピソードを聞きまして、 あー!という気持ち。 なるほどね〜!、と。 同時に、ちょっと切ない、ちょっと悔しい気持ちにも。 だって世界大戦の時代の日本も、やっぱりそんな感じでしたよね。きっと。 勝者が歴史を作るわけで、 ラダメスは戦争でエチオピアを負かせば平和が訪れると言います。 でもアイーダは戦争では何も解決できない、憎しみは消えないのだと言います。 これはどちらも…勿論アイーダの想いは理想的なものですが、 ラダメスの立場になれば、皆そう感じるかもしれません。 では戦争せずにどうして解決できる? と言うのは答えが出てこないですね… そこには色んな思惑があり、 話し合いなんて無駄だから武力でぶつかるわけで。 でもそのことで犠牲になるのは普通の人々で。 現にアイーダも、アイーダの家族も生きてる。 まぁ王族だからね…。 押し付けられた正義や平和によって、ウバルドさんはテロに走っちゃうけど、 それは現在世界で起こっていること…。 アムネリス様も最後にもう戦争はしないと話しますが、 自分でその言葉を「虚しい」、とか言ってましたよね。アメリカは今でも戦争をし続けています。 だから本当に祈るしかないかもしれない…。 うーん…。 でもそれも無駄にも思えて… 結局はより金と力を持った方が正しくなる。 エジプトの人が劇中でも歌ってましたが。 なんだか色々と、考えさせられた観劇でした。 真面目に語ってしまいましたが、ツボポイントも。 アイーダの父さんが鳩ちゃん連れて登場した時に、 ラダメスでさえも動揺したのに、 全くひるまないアムネリス様すげぇっす…。 いや、やはり貴方がファラオとなるべきお方でした。 まぁ様ラダメス動揺し過ぎw でもそんなまぁ様も可愛いね。←え? そしてスゴツヨキタ━━(゚∀゚)━━!!! ファラオ様のブランコキタ━━(゚∀゚)━━!!! キタ━━(゚∀゚)━━!!! の連続!!!← なんかもう楽しいね!(笑) これは再演の醍醐味かもしれません(笑) あとは問題のフィナーレで!(笑) まさかのアイーダが! スゴツヨ歌っちゃうとは!!!(笑) しかもちょっとムーディーに(笑) 「エージプトーはー強い♩ フゥ〜♩」てwww 木村先生がとにかくスゴツヨ押しということは分かりました(笑) いやでもね、デュエットダンスでのまぁみりの美しさがね、 もうなんか涙出てきますね。 お互いへの想いとか、今までの関係とかあるから、 お披露目の時点ですごい安定感。 でも、やっぱり新鮮で。 まぁみりの二人が本当に幸せそうでキラキラしていて…。 本当に本当に、おめでとうございます。 まぁ様、これからも素敵な舞台、楽しみにしています!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月13日 18時38分41秒
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