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テーマ:着物がダイスキ♪(2124)
カテゴリ:職人技(旧・お洗濯)
5/28の着納め画像を、やっと見つけたので(笑)
携帯故障で見つけるのに一苦労・・・。 前日に 完成させた半幅帯と合わせて大島紬の着納めです♪ 秋の袷の季節まで仕舞われてしまいます~。(寂) この大島紬は袷で仕立ててあるので、秋から初夏までのお着物です。 5月だともうギリギリか、ちょっと躊躇しそうな感じです。 肌寒い季節に仕立てあがったので帯つけ姿で楽しむ事が出来ました。 着物だけで着てもほっこり暖かかったので、 もう暖かくなってる5月の最終週末に着るのは勇気が…(笑) どこへ出掛ける予定もなかったのですが、着たかったので(ただそれだけ)大島を着て襷がけして 縫い物・衣更えなんてしてみました(((怖))) 裏地を自宅に残ってたバティックにして縫った半幅。 千鳥を譲ってくれたお友達には別な裏地で♪ 週末にお出かけしそびれちゃったから、無理やり大島紬を着てみたけれど 普段着とはいえ無茶したなぁ・・と恥ずかしくなってみたり(汗) だれも見てないから文句言われる事も無いんでしょうけど、意地っ張りな自分に笑いが出ます。 そして、今回買った大島紬を日常に出すには早すぎた…と反省。 なんていうのかな・・ 大島紬って「お下がり」って言葉にピッタリ当てはまるなぁ。。。と感じます。 お正月・節句などの節目に、真新しい反物から着物を仕立てて。 それは「一張羅」として、たぶん「ハレ」の日に着る着物で、暫く大事に着て、 何度も洗い張り・縫い直しを経て、やっと日常着に「お下がり」になるような・・・。 本当の意味とは違うと思うけれど、洋服のようにデザインでTPOが決まっているわけではないので 同じ生地でTPOを変化させていく。 なんだかエコにも通じる気がする。 帯や小物に工夫をすれば、小紋だって柄によっては普段着から喪服にまで着まわせるわけだし(特殊だけど) これが洋服だと、黒いワンピースでも膝上丈のものを葬儀には着て行ったら 眉をひそめられちゃうよね。 これは、とっても極端な話だし・・・脱線してるよ私。(--; 縮緬や錦紗の染め着物も大好きなんだけど、 最近は祖母に貰った着物が8割方「紬」なので「織り」着物の魅力にもはまってます。 小千谷縮の着物も古着だし、浴衣っぽく1枚で着ていたらしく「掛け衿」にかなりの汗染み。 デリーケート生地用の漂白剤つけて、洗ったら少しは薄くなったけれど気になる。 こんな時「織り」の着物の利点は「裏表が無い」と言う事。 これが「お下がり」にするときの「繰り回し」に便利なのよね。 掛け衿だけを解いて裏返すと汚れが縫い目の内側に隠れます。 裏表のある生地では出来ない修復方法ですよね。 大島紬を洗い張りして縫い直すまでは生きてないような気がするけれど、 色々考えさせられる着物です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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