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テーマ:ハーブを楽しもう~♪(1264)
カテゴリ:美味しくいただく
さて、写真の本ですが、伊豆方面へハーブのテーマツアーで出かけた知人のお土産です。ハーブティーを飲んだり、クリスタライズドフラワーを作ったり、エディブルフラワーの花会席をいただいたいたりと、ひと味違ったハーブ&アロマツアーで、とても楽しかったそうです。 『エディブルフラワー 育て方とクッキング』というタイトルの本書ですが、中綴じの小冊子ながら、エディブルフラワーの情報満載です。エディブルフラワーの歴史、ガーデニング情報、収穫・保存方法、料理等実践情報、エディブルフラワーごとの紹介・・・読んでいるうちに、エディブルフラワー料理をしたくなります。今年の節分は、エディブルフラワーで恵方巻、というのもいいかもしれません。 本書によりますと、農林水産省主催の「エディブルフラワー試食会」で一番人気だったのは、ベゴニヤとのこと。しゃきっとした歯ごたえと甘酸っぱさが好まれ、ベゴニヤ酒、サラダやマリネのソース、ジャムなどに合うそうです。ベゴニヤは泉鏡花の小説にも登場する、明治浪漫の香漂うなかなかにレトロな風情の花ですが、食しても甘酸っぱいなつかしさがあるのかもしれませんね。 本書の表紙写真は、ミニヒマワリのスコーンです。かわいらしいですね。 これもエディブルフラワーなの!?と、意外だったのは、カーネションです。カーネーションにはクローブの香りのする種類もあり、飲み物の香りづけやお菓子作りにも使われてきたという食に関する歴史もありますが、花びらを生で食するというのは、新鮮な驚きでした。本書では、カーネションのタラモサラータとして紹介されています。 それから、バラ!ジャムやお茶、お菓子などに使うイメージですが、ここではすりエビ入りミニバラの姿蒸しとして紹介されています。ミスマッチな感じですが、ちょっと食べてみたいです。 では、最後に、このツアーでの花御膳の中からエディブルフラワーを使っているメニューを抜粋してご紹介します。 「先附け」 金魚草白和え(紫色、黄色) ビオラ塩漬け他二品 豆乳寄せ(金魚草) 「前菜」 河豚皮花水晶寄せ(ビオラ) 他三品 「造り」 三品 「焼物」 一品 「煮物」 海老芋饅頭 ブルーマロー入り 銀餡かけ 「一品」 グレープ釜にて 和風花ふぶきサラダ ハイビスカスドレッシング (水菜、金魚草、ジュリアン、ラディッシュ、花独活、サニーレタス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.03 07:19:20
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