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カテゴリ:野球・西武ライオンズ2007
西武ライオンズの太田オーナー代行は、球団事務所で記者会見し、過去にアマチュア2選手に対して「栄養費」の名目で金銭供与する不正スカウト活動を行ったことを公表した。西武はこの2選手は獲得していないという。2人の氏名、金銭供与していた当時と現在の身分は明らかにしなかったが、高校生ではないということで記者会見の様子から察すると「大学生」であることは間違いなさそうである。
太田代行によると、A選手には1025万7800円、B選手には270万円をスカウトが現金で何回かに分け与えた。 2005年6月にアマチュア選手や監督らへの利益供与禁止を12球団で申し合わせた「倫理行動宣言」が採択された後の同10月に、A選手に最後の500万円を支払い、B選手には巨人が明大・一場靖弘投手(現楽天)獲得への不正スカウト活動を公表した時点で金銭供与をやめたという。 06年2月に就任した太田代行は同8月に不正の事実を知ったと説明。これまで事実を公表しなかったことには「わたしの怠慢。不徳の致すところ」と謝罪した。自らを含めた球団内の処分については「いずれにしてもきちっとしたい。わたしは西武を良くしたい、ルールを守るんだと言い続けてやってきている。ぜひやらせていただきたいと思う」と現時点での辞任は否定した。 一場獲得を巡っては横浜、阪神、読売三球団のオーナーが辞任に(読売のナベツネはしぶとく会長で復帰し反省の色は無いようだが)追い込まれたのは記憶に新しい。現時点で太田代行は自らの進退に言及していないようだが、一場事件に照らし合わせると「無傷」とは行かないだろう。そうすると開幕を間近に迎えたチームへの影響を考えると早い段階で何らかの形で進退に言及することが望ましいだろう。 西武は報道される前に公表する姿勢だけは買えるが、これが今後のスカウティングにも影響が出るのは避けられない。 今後はこの二選手の「実名」を巡る情報が飛び交うだろうが、AとB選手では供与額にかなりの開きがあるのは何故か? 西武のスカウトといえば楠城スカウト(現、楽天スカウト部長)が楽天誕生と同時に退団したがこの件との関連はあるだろね。 こういう問題はプロ側もそうだが、それを受け取る事を躊躇しないアマ側にも問題の一端はある。こうした裏金は選手の家族以外にも学校関係者付近にも流れるとの噂は絶えずあるのも気になる。 根来泰周コミッショナー代行: 「報告は受けた。西武が今後も徹底調査を継続すると言っているので、その報告を待って厳正に対処する」 松田昌士・日本野球連盟会長 「誠に遺憾。プロ野球全体で改善に努めてほしい。受け取った側も、野球選手である前に一人の人間としての倫理観を自覚すべきだ」 内藤雅之・日本学生野球協会事務局長 「プロ野球のコミッショナーから連絡はあった。コミッショナー事務局には詳細な内容を連絡してほしいと依頼した。もし学生ということになれば、当該連盟を通して対応したい」 西武のスカウトが、アマチュア選手2人に金銭を供与していた裏金問題で、社会人野球の東京ガスは、木村雄太投手(秋田経法大付高出)であることを明らかにした。 もう1人の選手は早大の外野手。報道では3年生となっているので、勝手に推測するとM外野手かな?仮に彼だとすると千葉県代表として親子鷹として4強進出の立役者になった選手なのですがその時は投手で、入学後野手転向となったのですが果して「M」なのかは40%くらいしか自信がありません。 3/11付=その後の報道を読んでいるとこの選手は岩手県の某大学系高校出身のS外野手かもしれないね。 木村投手は高校時代からその豊かな素質が注目され甲子園出場こそなかったが、卒業時には広島が1位指名すると噂されていたが社会人野球の東京ガスへ入社していた。昨年の大学・社会人ドラフトでは横浜ベイスターズが3位指名したものの「千葉ロッテ志望」を強く打ち出し入団を拒否し会社に残留していた。 ただし、管理人はこの木村投手が当初は「西武志望」だったことを知っていました。ドラフト解禁の昨年は早い段階で木村投手は西武が獲得すると報道されていたのは事実。しかし、ドラフト時期が近付いてくると何故か「千葉ロッテ志望」へと心変わりしていた。 「あれ?西武志望じゃなかったの?」って新聞を読みながら思ったのをはっきりと記憶しています。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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