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カテゴリ:野球・西武ライオンズ2007
西武の裏金問題で根来泰周コミッショナー代行は、西武に対し、今年のドラフト会議での上位での指名権はく奪も含めた厳正な処分を検討する方針を明らかにした。根来氏は「ドラフト会議での指名の順番を一つ飛ばすというやり方も考えられる。制裁金だけでこういう事案を根絶するのは難しい。出すべきうみは出した方がいい」と話した。報告に訪れた西武には再調査を命じた。
管理人から一言言わせてもらえれば、根来氏は合併問題のときに一度辞任表明しながら職に留まり現在は後任が決まるまでの「代行」という立場。このお方がもっとしっかりとしていれば球界全体が引き締まるのだけど... 西武の太田秀和オーナー代行はコミッショナー事務局を訪れ、東京ガスの木村雄太投手と早稲田大の野手に金銭供与した裏金問題の事情説明をした。同オーナー代行は報告書を添えて謝罪したが、根来氏は球団内での会計処理、責任分担などの報告漏れを指摘し、再調査を求めた。 西武は球団内に第三者を含めた調査委員会の設置を決めている。太田代行は「できるだけ早い時期に報告させていただきたい」と話した。 コミッショナー事務局は西武の報告内容をアマ野球の各団体に伝え、日本高野連の田名部和裕参事は「希望枠の見直しを求めていきたい」と不正の温床と言われるドラフト制度の希望枠廃止をアマ球界全体で訴えていく考えを示した。 私も希望枠はこの際撤廃するのが望ましいとおもう。希望枠なんて所詮金満球団のための制度で、ごく一部の新人選手だけが恩恵を受ける制度自体がそもそもおかしいのだ。そしてこの際「完全ウェーバー」を採用するのがベストだ。この制度は本場アメリカのを見習うのが良いだろう。各球団は個々の利害関係だけで考えるのではなく、球界全体で考えて決断してもらいたい。 根来泰周コミッショナー代行の話: 不愉快極まりない話。制裁金だけでは、こういう事案を根絶するのは難しいと思う。社会は法令順守が主流になっている。この際、野球界も多少の犠牲を払っても、出すべきうみは出した方がいい。 楽天は、西武スカウトのアマ選手への金銭供与問題を受け、当時西武に在籍していた楠城徹スカウト部長(早稲田大学OB,前西武スカウト部長)が職務を自粛して自宅謹慎すると発表した。私の前の日記(3/09日付け)にも書いたとおり楠城部長の関連が明るみになりそうだ。 早稲田選手は私の日記(3/10付け)での指摘どおり岩手県S大K高校出身のS選手である可能性が濃厚になってきた。そしてこのS大K高校は前にヤクルト畠山選手が入団の際に当時の監督に便宜供与をしていたとかで大騒ぎになったことがあった。今回、早稲田の選手の出身校と偶然だが同じなのはなにか匂うのだが... 西武ライオンズが早稲田大3年生の野球部員らアマチュア2選手に金銭供与をしていた問題で、早大は記者会見を開き、供与を受けた野球部員の清水勝仁選手の名前を明らかにし、応武篤良(おうたけあつよし)監督らとともに会見に同席した。 清水選手は専大北上高校3年生だった03年8月下旬、いったん西武のドラフト指名を受けることを決めたが、その後、西武と高校関係者から「やはり早稲田に進みなさい。学費は西武が面倒みる」と言われて応じた。その内容の書面にサインをした可能性もある。 また選手本人が大学入学後、手渡しまたは銀行振り込みで月額10万円を受け取っていたことや、事態発覚後、西武・前田俊郎スカウトから「『金銭授受は西武と父親のやりとりで本人は何も知らなかったと言ってくれ』と口止めされた」が、自責の念から13日になって真相を告白したことも明らかにされた。 清水選手は金銭供与について、野球部長らに対して当初「知らない」と話していたが、調査委の調査で、金銭供与を認識していたことを認めていた。 西武は清水選手の記者会見で明らかになったように前田スカウトが口止めを依頼していたことが発覚した。西武が会見する前に新事実が出るなど対応が後手後手に回っている。チームはオープン戦では連勝続きで好調だが、現場は勝ち続けることでファンへアピールするしか道は無い。それでも伊東監督を筆頭に選手は全力でプレイして欲しい。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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