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テーマ:横浜ベイスターズ(634)
カテゴリ:野球/セ・リーグ
プロ野球の横浜ベイスターズは11日、2005年に自由獲得枠で入団した那須野巧投手(当時日大)にプロ野球界で申し合わせた最高標準額(1億円プラス出来高払い)をはるかに上回る5億3000万円の契約金を支払っていたことを公表した。西武がアマ選手や指導者に、ルール違反の金銭を支払っていた「裏金問題」は他球団にも飛び火、拡大した。
横浜は、「那須野投手の契約に際し5億3000万円の契約金を支払っていたのは事実です」とルール違反を認める声明を発表した。声明で同球団は「新人選手の契約金の最高標準額申し合わせを超える高額な契約金であり、『倫理行動宣言』以前の契約であったとはいえ、野球界で自ら定めたルールを逸脱し、大変遺憾に思っている」と謝罪した。 那須野投手は東京・駒場学園高-日大を経て、05年に自由獲得枠で横浜入りした。高校時代は強豪校でも無い駒場学園では注目されなかったが、日大4年のシーズンから頭角を現し一気にドラフトの目玉へとなった。4年生のシーズンは大黒柱として登板しその都度2桁三振を奪い、その長身を生かした投球フォームから「大型左腕」と呼ばれ巨人との激しい獲得合戦を制し横浜に自由獲得枠で入団した。 1年目は大学時代の登板過多が影響し故障の回復が遅れ期待はずれに終わり、2年目もローテいりこそ果たしたがパッとせず3年目のシーズンを迎えていた。 一部報道では、那須野投手の契約金のうち3000万円が日大監督に渡ったとされているが、横浜球団の声明はその件に関しては触れていない。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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