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カテゴリ:野球・西武ライオンズ2007
▼西武 - 東北楽天 5回戦 (西武3勝2敗、千葉マリンスタジアム、13:01、20,815人) 西 武 0 0 0 1 0 0 0 0 4 5 ロッテ 1 0 0 1 0 0 0 0 0 2 【投手】 (西)西口、小野寺-細川、野田 (ロ)渡辺俊、小林雅-橋本 【責任投手】 (勝)西口 4勝0敗 (S)小野寺 6S (敗)小林雅0勝1敗4S 【本塁打】 ズレータ5号(ロ) 開幕カード以来週末のグッドウィル・ドームでの試合がないので今日は千葉マリンまで片道1時間50分を掛けて観戦に出かけた。 昨年のこのカードは7月にナイターで観戦したが、松坂と小林宏の投げあいで0-0で迎えた9回2死無走者からベニー、ワトソンに打たれサヨナラ負けした嫌な想い出がある。更に、ビジターでの試合は東京ドーム、千葉マリン、ハマスタでの観戦は全て敗れサヨナラ負け2試合、降雨コールドありと散々な昨年だった。 さて、昨夜は1-12と年に1,2回あるかないかの大敗を喫し6連勝の後の連敗という嫌な流れを早く断ち切るためにも今日は大事な試合でした。 先発はエース西口とサブマリン渡辺俊介の投げ合いになった。西口の立ち上がり先頭の西岡(登録名TSUYOSHI)の何でもないサードゴロを、大阪桐蔭の1年先輩の中村が中途半端な守備でエラーとし出塁を許す。これが元でリズムに乗り損なった西口は4番ズレ-タのレフト犠牲飛球で先制を許す。 その後は西口も何時ものリズム感を取り戻しロッテ打線に追加点を許さなかった。3回終了まで無安打に抑えられていた西武打線だが、4回の攻撃前にベンチ前で円陣を組み立花コーチがナインに檄を飛ばす。これが効いたのか先頭片岡の2塁打、中島との交代で急遽1回裏の守備から出場した石井義が続き1点を返し同点に追いつく。 4回裏、1-1と追いつかれたロッテは主砲ズレータが西武ファンの待つレフトへ本塁打し2-1と再び引き離される。 西武は直後の5回に2死からセンターのエラーからチャンスを掴み2死満塁まで攻めるが、片岡の気の無いスウィングで三振を喫し追いつくチャンスを逸する。6回以降も走者を出すが得点圏で安打が出ない「便秘状態」では得点が出来ない。ロッテも西口の高低を使った配球を攻略出来ず後一歩まで攻めるが西口の踏ん張りに屈してきた。 怒涛の9回表の攻撃 5DH.和田:四球 6左.栗山:投ギ 7右.G.G.佐藤:死球 8PH.リーファー:二ゴロ 9PH.大島:左安(2点) 1中.福地:一失(1点) 2遊.片岡:左中2安(1点) 3ニ.石井義:左直 自分は今日は念じていました。「西武が3連敗するわけが無い!小林雅は過去にも攻略しているから(俊介とは違い)打てる!」その思いを3塁側内野席から念じ続け選手に思いが届くと信じていました。そして、ここでも9回開始前に円陣を組み立花コーチが再び檄を飛ばした。 祈りが少しずつ形になっているのをスタンドで感じていた。小林雅の球のキレと制球が好調時のそれで無いのはスタンドから観ていても感じた。先頭の親友対決は1-3から四球を与え、栗山バント後のG.G.には死球で出塁を許し西武に好機到来。ここから伊東采配が見事に的中する。細川の代打リーファーは2ゴロに倒れるがその間にランナーが進塁し2死2,3塁となる。このタイミングで西口がベンチ前でナインの逆転を信じ野田とキャッチボールを始める。投手も野手と一緒に戦っているのだ、これで燃えなければ男がすたる! ここで今日は守ってはエラー、俊介に全くタイミングが合っていなかった中村に代打大島を送る。 試合前の練習でも熱心に打ち込んでいた大島だったが見事にベンチと3塁側西武ファンの期待に応えレフトへ安打を放ち土壇場で3-2と逆転した。いや~、この時の私は歓喜乱舞していました。真後ろのロッテファンの夫婦がうるさかったけど、飛び上がって喜びました。3塁側はライオンズファンも多く、この時は今まで黙っていたライオンズファンの喜びの歓声があちこちから聞えて来た。こうなれば怖いもん無いので次打者福地の1塁へのボテボテのあたりも悪送球となり、大島が生還し福地は何と一気に3塁を陥れる。気落ちし気持ちが切れた小林雅から片岡が安打し遂にこの回4点を上げ5-2と地元のロッテファンを遂に黙らせた。 9回は抑えの小野寺を投入し逃げ切りを図る。1死後から安打が続き1死満塁のピンチを背負ってしまう。スタンドのロッテファンのボルテージも上がったが、後続の2打者を抑えそのまま5-2で勝利を飾った。 【ヒーロー・インタビューでのコメント】 大島選手: 代打でチャンスをもらったので、後ろにつなげようと思いました!まずは代打でしっかり結果を残し、スタメンで出られるように頑張るのでよろしくお願いします! チームもずっと1位でいけるようにみんなで頑張ります!! 【試合後のつぶやき】 往復3時間40分の自宅からの道のりは、負けると帰路が辛いのだが今日は最後の最後で小林雅を攻略し逆転勝利を飾ると言う最高の内容だった。 8回終了までは両チームともに先発投手を後一歩で攻略出来なかったけど、9回の攻撃が明暗を分けた試合だった。小林雅は球のキレが悪く敗戦投手になり小野寺は悪いなりに抑えた結果がそのままチームの勝敗を決した。 9回の攻撃は野球の醍醐味を感じさせる素晴らしい内容だった。今季は開幕1軍を果たし代打で結果を出している大島が大きな仕事をした。元々力のある選手なので自信をつければ大きな戦力となる。 これでやっと私のビジター球場での連敗にもピリオドを打ててホッとしている。ビジター球場でもレフトには応援団が大きな声で応援していたし、3塁側スタンドの西武ファンも最後は大喜びだった。これで気分良く帰路につくことが出来ました。 追伸:【サインボールが眼の前に...】 試合前にロッテナインが守備位置に着く際にスタンド目掛けて投げるサインボ-ル。スタンドで観戦していて「あ~投げているな~」と思い、一瞬下を向いていたら何だか近くで大きな声がする。サインボールをフェンス挟んで5列くらい右側に落下したものの取り損ったのが私の眼の前に落下し難なく取れました。 ボールを取ってみたら「Julio Zuleta」のサインが施してありました。真後ろのロッテファンのオジサンが羨ましがっていましたが、私も数え切れないほど野球観戦行っているけどサインボール取れたの初めてでした。でもこのサインボールのボールって公式球じゃなくて、マリーンズの「M」マークとスポンサーの「千葉トヨタ」のマークが入っている軟球みたいなボールでしたけど見た目は公式球と同じ代物です。 次の観戦予定は4/21(土)地元でのオリックス戦です。土曜日だからまた西口投手の先発です。 試合の詳細はこちらで 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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