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テーマ:タイガース党(8591)
カテゴリ:野球/セ・リーグ
試合の詳細はこちらで 阪神タイガースが土壇場の粘りで今季初のサヨナラ勝ち。3点を勝ち越された直後の延長十二回一死一、二塁から鳥谷の二塁打と赤星の右前打で追いつき、最後は二死満塁から代打狩野(7年目、前橋工出身)が左へサヨナラ打を放った。 阪神・狩野選手の話: 「無我夢中でした。これが初ヒットなんですけど、こんないい場面で打ててうれしいです。最高です。今岡さんが敬遠されて、絶対に打ってやろうと思っていました」 (岡田監督から「ストレートだけを思い切って振ってこい」と檄(げき)を飛ばされ) 「監督の言葉で楽になったし、ファームからチャンスで見逃すのだけが嫌だった。2球目は初球より(1球目と同じフォークが)高めに来た。思い切りです」。 読売は12回に江草を責めてヒットにバント処理エラー(江草の失策)などを絡めて一気に3点を奪い試合を決めたかに思えた。12回から登板した「守護神・豊田」(こいつは西武を裏切った者だ!)は先頭の矢野から三振を奪い甲子園球場にあきらめに近い空気が流れ始めたそのとき、まだまだ諦めない反撃へのマグマが沸々と湧いて来ているのをこの時点ではまだ誰も気が付いていなかった。 その口火を切ったのが大振りをして豊田を助けた矢野とは違い、コンパクトに振って出塁した藤本だった。豊田は捕手が試合経験の浅い加藤だったこともあり配球の呼吸があわない。次打者・林の打球は一・二塁間に飛ん(TVで見ていて「あ~、ゲッツーだ!」と思ったけど)だが脇谷はこれを取れずに安打にしてしまう。(読売の若手選手は球際に弱い!) 豊田(読売のユニフォームの着心地は良いかい?豊田君!)の黄金期だった西武時代の全てを知っている管理人は、これで豊田が内心カッカ来ているなと察した。それは彼のマウンドでの仕草を見ていれば分かるのだが、サイン交換が長いのを嫌う豊田が何度もグラブでサインを送っていたのはその証拠だ! これで動揺した豊田は何時もの「ストレートでコーナーを突いてファウルを打たせながらカウントを整えてフォークで空振り三振を狙う」投球パターンに持ち込めない。挙句の果てにフォークがワンバウンドし進塁を許すなど、明らかに動揺は広がっている。 加藤自身の頭の中がパニックになっていて冷静なリードが出来なくては、カッカ来ているベテラン投手の球を受ける事なんぞ無理な話だ。衛星放送の解説をしていた星野氏が豊田のスピードの無さを再三指摘していた通り、阪神打線に掴まったのは当然だろう。ストレートが140km/hそこそこでそれも得意の抜群の制球力は影形も無く、フォークも3球に2球は落ちが悪く棒球では今日の結果も至極当然だった! (西武の細川捕手は、3点リードの時の豊田には初球にカーブでストライクを取らせるなどの工夫があったが、加藤は...) 読売は折角12回にJFKの後の救援投手から得点したのに、逆に後味の悪いサヨナラ負けを喫し1敗以上の疲労感と今後の戦い方の修正を迫られる羽目になった! 読売・原監督の話: 「最後まで粘り強く戦ってリードしたけど守れなかった。また切り替えていく。いい戦い方してるから。(12回、今岡の敬遠は)確率です。確率を重んじました。(今後も豊田でいくのか?と聞かれ)もちろんです。本人がめげない限り」 ベンチから眺めていた、かつては西武のコーチ・監督として豊田の全盛期を知っていた伊原コーチはこの敗戦をどう受け止めただろか? 阪神よ!明日も勝て!明日も勝つことでこの劇的な勝利が生かされるぞ! 【阪神12回の攻撃】 投手:豊田-捕手:加藤 矢野:三振 藤本:右前安打 林:右前安打で藤本二進 鳥谷:左中間二塁打で藤本、林生還(2得点) 赤星:豊田暴投で鳥谷三進後一・二塁間を破る右前安打で鳥谷生還で同点!(1得点) シーツ:右飛 金本:火の出るようなライナー性の中前安打で赤星二進 今岡:(当然の様に)敬遠四球で満塁 この時点でベンチに残っていた選手は2人。いずれも控え捕手でルーキー清水と狩野 狩野:初球のフォーク空振り後の2球目を左前安打で赤星生還してサヨナラ勝利!(1得点) これだから野球って面白い!野球の醍醐味ってこれですよ!延長戦の最終回に3点取られても4点取り返す何て!こんなに面白いプロ・スポーツは無い! 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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