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カテゴリ:野球・西武ライオンズ2007
対読売昨年から6連敗中(その前は西武の3連勝)の西武の先発は1996年日本ハム戦以来、11年間東京ドームで勝ち星のなかった西口。今年も5月のオリックス戦で予告先発されていながら、腰痛で当日先発を急遽回避するなど相性の悪さから、この球場を避けることもあった。西口は順番で行けば昨日の「ひたちなか」での先発だったがジョンソンに譲り自らは「交流戦最後だし、ここで勝っておきたかった」と東京ドーム先発登板を志願した。 巨人打線を相手に初回から飛ばし、中軸を無安打に抑えた。6回1失点なら責任は果たせたといっていい。4-1で迎えた最終回に小野寺が阿部のソロ本塁打と二岡のあわや同点本塁打となりそうだった2塁打で1点差に迫られ、2死3塁のピンチはあったものの、7勝目を手にして通算150勝目にあと1勝とし、「節目はすんなり勝ちたい」と意気込んだ。 西武は3回に中島が内海の失投を逃さず打った瞬間に分かる本塁打を西武応援団が待つレフトスタンドに叩き込んだ。続く4回には江藤がレフトに2塁打を放ち古巣に「恩返し」をして満員の読売ファンを黙らせた。5回に谷にタイムリーを浴び、続く1死満塁で小笠原を迎えたがここは遊ゴロを打たせ併殺に仕留めピンチを切り抜けたのが大きかった。 九回には2死から代打・上本がしぶとく四球を選び“代打の代打”が的中し、2点を加えた。栗山に代わって打席に立った高山が、巨人3番手の林から放った今季1号が、結果的に決勝打となった。林は代走の福地の盗塁を警戒しカウント0-2となったことで、スライダーでストライクを取りに来たが高山にものの見事にレフトスタンド上段まで運ばれた。 伊東監督は「最後はひやりとしたが、きょうのヒーローは西口と高山」と目を細めた。 それにしても小野寺のもたつきは気になるね。先頭の阿部の本塁打もそうだしその後はピシャッと行かないと行けない立場なのに、4日間の休養でしっかりと調整し復調しないとやばいよ。 ◆西口投手 「(小野寺に対して)オレの11年ぶりを何してくれるねん、と思ってみてましたよ。そんなに変な意識はなかったんですけどね。小野寺には試合後、チョップをしておきました」 ◆伊東監督(交流戦終了) 「1カード2試合の難しさを感じた。3連戦以上に初戦が大事だった」 ◆小野寺投手 「最後は開き直って、銀仁朗のサイン通りにフォークボールを投げた」 ◇原監督 「チームの目標である、4点取って(失点を)3点に抑えるというのがあと一歩できなかったということ。内海?勝つことはできなかったが、ゲームそのものはしっかり作った。」 ◇小笠原内野手 「(打球が再三正面に飛んで)不運はない。情けないの一言。3回もチャンスがあって1回でも(走者を)返していれば流れも変わっていた。西武(に対する苦手意識)? 意識はない。疲れ? 全然ない」 ←是非クリックして下さい 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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