|
カテゴリ:野球・西武ライオンズ2007
勝率5割で迎えた球宴前(試合数の関係で前半戦ではありません!)最後の試合。不調西口に代わる若き大黒柱、涌井が西武を貯金ターンに導いた。 直球の球速はほとんどが130キロ台だったが、伊東監督に「円熟味が出てきた。ベテランみたい」と言わしめる投球でアウトを重ねた。決して本調子ではない中で、8回までは2失点ときっちり試合をつくった。 涌井はルーキーイヤーはスピードガンと勝負するような投球スタイルだったが、球速だけでは1軍で通用しない事を学び、2年目の昨年は首脳陣の「松坂の後継者」としての我慢の起用法が実を結び球速を抑えて制球を研き勝てる投手へと変身した。 そんな涌井を見殺しにすることなく、西武打線は9回に先頭の細川がこの日3安打目となる本塁打を放ち勝ち越した。楽天の投手朝井が投げた初球の甘いカーブ(ハンガー・カーブ)を見事にレフトスタンドへぶち込んだ。 その後も中島の3塁打やG.G.の犠牲飛球も重なり4点を奪い勝負を決めた。直後の9回裏に4長短打で2失点し、完投目前で降板。「最後の最後で、本当に情けなかった」と自分を責めたが、それまでの内容は十分に白星に値するものだった。 早くも昨季の12勝を上回り、自己記録を更新した。球宴前の13勝は、チームでは78年の東尾(元監督,当時クラウンライター)以来29年ぶり。だが21歳の右腕は「負け数が少なかったことが一番よかった」と、勝ち星の数より貯金を築けたことを収穫に挙げた。 球宴前の日程を全て終え(前半戦ではありません!)た時点で「貯金1」とは開幕前からは想像出来なかった。それでも一時の10連敗を考えるとよくぞここまで盛り返したとも考えられる。 3位福岡ソフトバンクとは3差、首位北海道日本ハムとは7差という微妙な位置にいるが「4位」は居心地が悪い。あくまでも3位が目標ではなく「1位通過」が目標だ。球宴後は再び楽天との3連戦が待っているが、ここで一気に3連勝で勢いを付けてSBとハム相手に勝ち越し3強の一角を引き摺り下ろしたい! ←最新映画の話題満載の楽しいブログで一杯! ←西武ライオンズやプロ野球のことならここ ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[野球・西武ライオンズ2007] カテゴリの最新記事
|