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カテゴリ:野球・西武ライオンズ2007
▼西武-オリックス 16回戦 (西武 9勝7敗、17:00、14,204人)
【投手】 (オ)ユウキ、山本-日高 (西)涌井-細川 【責任投手】 (勝)涌 井14勝5敗 (敗) ユウキ 3勝3敗 【本塁打】 カブレラ17号(西)、日高3号(オ)、下山7号(オ) 地元での3カード9試合を迎えている中で、ハム戦の最終戦からオリックス戦2試合をまさかの3連敗で再び借金生活に突入中の西武ライオンズ。その3連敗中に停滞気味だった3位ロッテが息を吹き返し、逆に3連勝で「1差」から一気に「4差」とゲーム差が広がりAクラス進出へ暗雲が漂い始めた試合前の状況でした。 さて、試合の方は西武が珍しく初回から一気呵成に攻めて「4点」を奪う。先頭の福地が放ったショートへの一打は大引のエラーを誘ったが安打でも良い当たりだった。ここで2番片岡はいつものバントかと思ったが、バスターで打った打球は高く舞い上がり一瞬ファウルかとスタンドでも思えたが打球はぎりぎりフェア・ゾーンへと戻る幸運な当りで俊足福地が一気にホームインで幸先よく先制。 ここから中島が右中間に2塁打で更に1点、そして、主砲カブが左中間スタンドへ叩き込む2ランホームランで「4点」を奪い有利にたった。オリックスの先発ユウキには交流戦前の5月の東京ドームで手も足も出なかったが、今日は球道が定まる前に連打で潰したのが大きかった。 先発の涌井は3回にまさかの日高に「出会い頭の交通事故」みたいな一発を浴び、5回には先頭の下山にいずれもソロ本塁打を浴びる。5回は被弾後に制球を乱し2死満塁で3番ラロッカを迎えるこの日最大のピンチに遭遇するが、ここでラロッカを遊ゴロに仕留めスタンドも「ホッと」し大きな拍手で涌井を迎えた。 初回の4点以降は打線が追加点を奪えずにいたが、6回に先頭の中村が安打で出塁後細川のバント失敗後を石井が四球でつないだ2死1,2塁から片岡が三遊間を破り待望の「1点」が入りこれで涌井も精神的に楽になったと思う。 8回にも1死3塁の好機を迎えたが、ここでスタメンを外れていたG.G.と高山を代打に送ったがタイムリーは出ず。 涌井は最終回も無難に抑えて対BS地元での3タテを阻止し、チーム勝率5割へ復帰しSB戦へ向けて弾みをつけた。今日の勝因は前日の試合で散々打たれた4番ローズを完璧に抑えたこと。要所でフォークで三振を奪うなどエースらしい安定した投球でチームを勝利に導いたのは3年目ながら天晴れと言いたい。更に、師匠松坂の如く完投勝利を飾りバテ気味のリリーフ陣を休養日前に登板させないのは明るい材料だ。 【ヒーロー・インタビューでのコメント】 涌井投手: (連敗ストップに)いつも通りの仕事をしようと思って投げました!初回の4点で決まった!と思いました。久しぶりの完投で、一人で投げきれたことが良かったです! (ハーラーダービートップの14勝目に)4位だからまだ喜べません。もっと勝っていきたいです! 片岡内野手: 特打の成果が出ました!盗塁王も狙っていきます!福地さんも走ってて良い刺激になります! (好守に)涌井を助けたかったので!一気に首位に返り咲きます! (アナウンサーにファンへメッセージをと促されて)雷警報が出ていますので、皆さん気を付けてお帰り下さい! 【試合後のつぶやき】 このBS戦は出来れば3連勝とし、次のSB戦(BS,SBとややこしいですが)へ弾みを付けたかったカード。ところが1-2と負け越しSB戦は3タテしない限り当初の「最低目標である貯金3」は難しくなってきた。 夏場の地元で7-2で「貯金5」の夢も実現出来ず次善の6-3が可能性を残すのみとなり、今月中の3位進出も遅れそうだ。この3連戦後は2カード連続でビジターとなり週末は函館でのカードがある。「貯金2」の壁を破りいい状態で地元に戻ってきたもらいたいですね。 次の観戦予定は8月18日(土)またまたのオリックス戦です。この日は「サマーユニフォーム付きベンチサイド・シート券」での観戦。本当は「オールドユニフォーム」の方での観戦もしたかったのですが、こちらは全日売り切れで残念です。 試合の詳細はこちらで ←面白いブログ満載! ←西武ライオンズやプロ野球のことならここ ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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