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カテゴリ:野球・西武ライオンズ2007
今季は「屈辱の」26年ぶりのBクラスとなる5位に低迷した西武だったが、アレックス・カブレラ一塁手と来季の契約を結ばない方針であるとの記事が出ていた。 2002年には日本記録タイ(過去に王、T・ローズ)の55本塁打を放つなど、来日から7年間で273発を量産したが、年齢からくる肉体的な衰えは顕著。 総額6億円(推定)2年契約を結んでいたが契約切れに伴い代理人を通じての契約交渉は不調に終わり、7年間在籍したチームを去ることになる。 今季は「119試合出場、.295、27本塁打、81打点」と「並の成績」に落ち球団としては年俸に見合う成績を残していないと判断し、年俸の大幅減と守備位置などを巡る駆け引きがあったと思われる。 本人は9月に「生涯ライオンズ宣言」をしチームへの愛着を過去にも語っていたが、遂に、チームを去ることが濃厚となってきた。 球団関係者(一体誰のことだ?)はカブレラについて「プレー自体も全盛期は過ぎているし、今季も年俸に見合った活躍はしていない。大幅減俸を受け入れない限り残留は厳しい」と明言。球団は代役の助っ人獲得に向け、米国を中心に本格調査を開始した。 カブレラは台湾球界から一旦米国(ダイヤモンドバックス)に戻り、西武の関係者が試合前の打撃練習でポンポンとスタンドに打ち込んでいる様子を見て獲得を決めたとの逸話が残っている。 来日1年目の2001年、いきなり49本塁打を記録。2002、2003年は2年連続で50本塁打以上をマークした。だが、2004年以降は爆発的だった打力が低下。 この原因は無理な体勢からのフルスイング、2004年オープン戦で当時の大阪近鉄の山村の不必要とも思える過剰な内角攻めの球が抜けて腕に死球を与え骨折したのが原因だ。骨折箇所にはボルトを埋め込む手術をしたが、かつての飛距離は戻ってこなかった。今季は故障も多く、球宴前に1ヶ月登録抹消になるなどシーズンの勝負どころでも自身の体調を優先して欠場することもあった。 停滞するチーム状況にあってここ一番のチャンスでの凡退や、一塁での緩慢な守備を連発。 特に、左右の鋭い当たりには全く反応しないながらも、自身はDH起用を嫌い一塁に拘るなどわがままも目立っていた。 夏場には投手陣から首脳陣に「一塁を守ってほしくないから、DHで出してほしい」との要望が出たほどだった。 宮崎・南郷で秋季キャンプを行っている渡辺新監督も、FA権行使を視野に入れているチームリーダーの和田については「残ってもらわないと、来季は打線が組めなくなる」と残留を熱望したが、カブレラについては「すべて球団に任せている」と“ノータッチ”であることを明言した。 カブレラ本人は来季以降も日本でのプレーを希望している。大幅減俸を受け入れる可能性は低く、退団が決まればDH制のあるパ・リーグを中心に米国復帰も視野に入れながら移籍先を探すことになりそうだ。もう1人の野手の助っ人であるリーファーは残留する方向。今後、球団は和田の引き留めに全力を注ぐ。 西武のフロントは一体何をしているのか?ファンとしては和田、カブの力は衰えてきたとは言えども「ファンを球場に呼べるスター」であるし中心打者として不可欠な選手である。和田の残留に全力を尽くすそうだが、果たしてベンちゃんの残留はどうなるの? もしかして「親友」のフェルナンデスとのコンビを東北楽天入団を決断するか、同じく「親友」T・ローズと大砲コンビをオリックスで築くのか?カブが他球団のユニフォームを着て西武戦に出場するなんて考えたくないね! カブの年俸は推定6億円、退団が決定したJ.Jが推定3億円強、ギッセルが推定6000万円位でしたっけ?この三人で約10億円が浮く計算だ。リーファーの残留が濃厚とのことだが彼の年俸が大幅に上がる見込みはないが、グラマンとの契約はどうなっているのだろうか?一説には「微妙」との報道もあるが貴重な左腕投手なので当然残留させないとやばいよ! さて、この「10億円」の余剰資金でカブを上回る選手を獲得出来るのだろうか?球団は米球界から探すそうだが、西武の外国人スカウトは最近外れてばかりなので心配だ。むしろ去就が微妙なアレックス・ラミレス外野手(東京ヤクルト)、退団が決定済みのブキャナン(福岡ソフトバンク)などの獲得に乗り出さないのかな? ラミレスが獲得出来れば納得出来るが彼にはオリックス、福岡ソフトバンク、読売との争奪戦に勝てるのか?負けたらフロント責任者に「戦力外通告」をファンからするぞ! ←「パ・リーグ」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「日本シリーズ関係」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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