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カテゴリ:映画・ミュージカル、音楽題材映画
87.ヘアスプレー
■原題:Hairspray ■製作年・国:2007年、アメリカ ■上映時間:116分 ■日本語字幕:戸田奈津子 ■鑑賞日:11月09日、バウスシアター(吉祥寺) ■公式HP:ここをクリックしてください □監督・製作総指揮・振付:アダム・シャンクマン □脚本:レスリー・ディクソン □製作:クレイグ・ゼイダン、二ール・メロン □製作総指揮:ジェニファー・ギブゴット、ギャレット・グラント □作曲・作詞・製作総指揮:マーク・シェイマン □作詞・製作総指揮:スコット・ウィットマン □撮影監督:ボジャン・バゼリ □衣装:リタ・アイラック □編集:マイケル・トロニック □美術:デヴィッド・グロップマン ◆ニッキー・ブロンスキー(トレーシー・ターンブラッド)ダンスとおしゃれに夢中なBIGな女子高校生 ◆ジョン・トラヴォルタ(エドナ・ターンブラッド)ランドリー店を営むトレーシーの母 ◆クリストファー・ウォーケン(ウィルバー・ターンブラッド)「イタズラ・オモチャ」店を営むトレーシーの父 ◆ザック・エフロン(リンク・ラーキン)トレーシーが憧れるTVのダンス番組のアイドル ◆ミシェル・ファイファー(ヴェルマ・フォン・タッスル)TV局のオーナーで元ミス・ボルティモア。看板番組の制作に介入し娘を優勝させようと画策する ◆ブリタニー・スノウ(アンバー・フォン・タッスル)ヴェルマの娘でリンクとは元恋人の関係 ◆クィーン・ラティファ(モーターマウス・メイベル)人気TV番組「コーニー・コリンズ・ショー」のDJ ◆イライジャ・ケリー(シーウィード)人気TV番組「コーニー・コリンズ・ショー」の黒人出演者でペニーの恋人 ◆ジェームズ・マースデン(コーニー・コリンズ)人気TV番組「コーニー・コリンズ・ショー」のホスト ◆アマンダ・バインズ(ペニー・ピングルトン)トレーシーの大親友 【この映画について】 名作ミュージカル『シカゴ』の製作陣が贈る、ノンストップ・ハッピーミュージカル。 ヒロインを演じるのは、1000人以上の中から大抜擢されたシンデレラ・ガール、ニッキー・ブロンスキー。さらにエドナ役(母親役)には、『シカゴ』への出演を3度断ったジョン・トラヴォルタを、約1年かけて口説き落とした。 この母娘2人の息が、不思議なほどピッタリ! 特にニッキーの発散する“幸せ”オーラは強烈で、人種差別というシリアスな問題が顔を出しても、ハッピーな作品の雰囲気はまったく色あせないのがスゴイ。ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン、クィーン・ラティファ(彼女は「シカゴ」にも出演していました)ら、豪華な脇役陣の芸達者ぶりや音楽の良さにも注目したい。 【ストーリー】(ネタばれなし) ヘアスプレー企業が贈る、ボルチモアで最高にホットなTV番組1「コーニー・コリンズ・ショー」を親友のペニー・ピングルトンと一緒に見るのが日課で夢は憧れのリック・ラーキンと踊ることを夢見る16歳のトレーシー。 ダンスだってオシャレだって申し分ない彼女には、ひとつだけ問題が…。それは、彼女のBIGすぎるサイズ! でもそんなことは一向に気にせず、明るく前向きに生きるトレーシーは、TVショーのメンバーのオーディションに参加。反対する母エドナだったが父ウィルバーは励ましてくれてくれた。 番組は中心メンバーのアンバー・フォン・タッスルの母ベルマが実権を握り一度は追い払われた。しかし高校のダンス・パーティーでショウのホストを務めるコーニー・コリンズの目に留まりなんとレギュラーの座を射止め一躍スター街道を驀進することになった。 トレーシー一家の幸せに嫉妬したベルマー母娘はその幸せを妨害しようと工作してくる。トレーシーはダンスを通じて親しくなったシーウィードやモーターマウス・メイベルらと共に人種差別反対デモに参加したことを、ベルマに知られて警察に追われる身となった。 一方番組では人気投票による「ミス・ヘアスプレー」が行われていた。トレーシーが警察の追われている間に、ベルマの策略でアンバーの票が伸びる。そして会場にはベルマが警察に手を回して入場できない。ピンチのトレーシーだったが...。 さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。 1.一躍スターの座を射止めたトレーシーが最も喜んだ家族の変化とは何? 2.デモ参加で彼女は何故警察に追われる身となったのか?そして潜伏先は? 3.ベルマがアンバー票を伸ばす為に画策した作戦とは? 4.会場にも入場出来ずに焦るトレーシーが入場の為に施した作戦とは? 5.人気投票の結果は果たしてどうなったのか? などを中心に音楽も素晴らしいこの映画は映画館でお楽しみ下さい。 【鑑賞後の感想】 この映画のスタッフはあの名作ミュージカル「シカゴ」の製作陣と知って納得した。「シカゴ」はミュージカルというカテゴリーを越えた名作であり、「ヘアスプレー」にもいくつか共通点を見出せる。 どちらもミュージカルの基本である「音楽の良さ」が第一に挙げられる。「シカゴ」はジャズ・スタンダード風のサウンドが基本であるが、「ヘアスプレー」はモータウン風味のポップスナンバーにミュージカルのスパイスを振りかけたような(この表現で適当でしょうか?)音楽だ。 第二に「出演者」たちの普段は見ることの出来ない個性が発揮されている点だ。ジョン・トラヴォルタが母親役で悪役としても名高いクリストファー・ウォーケンと夫婦役を演じるとは想像も付かなかった。 クィーン・ラティファは「シカゴ」での女看守役で出演していたが、ここでは少しスリム?になって出演していた。 舞台はワシントン郊外とも言えるボルティモア(大リーグ、オリオールズの本拠地)で、太目の女子高校生が人気ダンス番組でスターになるまでの話。ミュージカルは複雑なストーリーより、こうした分かりやすいテーマでアピールするのが一番である。この女子高校生を演じたニッキー・ブロンスキーはオーディションで選ばれたそうだが、こういうキャラなのでこれからの出演作がどうなるかは分からない。それでも明るい性格を前面に出した演技ははまっていた。 【自己採点】(100点満点) 87点。音楽も良かったのでサントラ盤も買いました。 ←映画「ヘアスプレー」のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.09 17:01:49
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