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2008.01.14
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105.チャプター27
■原題:Chapter 27
■製作年・国:2007年、カナダ
■上映時間:85分
■日本語字幕:石田泰子
■鑑賞日:12月22日、シネクイント(渋谷)
■公式HP:ここをクリックしてください
チャプター27.jpg
□監督・脚本:J.P.シェファー
□原案:ジャック・ジョーンズ
□製作:ロバート・サレルノ、ナオミ・ディスプレス、アレクサンドラ・ミルチャン
□製作総指揮:ジャレッド・レト、リック・チャド、ジルベール・アルール、ジョン・フロック、ゲイリー・ホーサム、リューイン・ウェブ
□撮影:トム・リッチモンド
□編集:ジム・マキェイ、アンドリュー・ヘイフッツ
□音楽:アンソニー・マリネリ
□衣装:アン・クラブトゥリー
□プロダクション・デザイン:カリーナ・イワノフ
キャスト


◆ジャレッド・レト(マーク・デイヴィッド・チャップマン)ジョン・レノン暗殺犯で現在も服役中
◆リンジー・ローハン(ジュード)ジョンの大ファンでダコタ・ハウス前でチャップマンと意気投合する
◆ジュダ・フリードランダー(ポール)ジョンを追いかけ写真を取り捲るパパラッチ

【この映画について】
ジョン・レノンを殺害した男として世界中のビートルズ・ファンの憎悪の的となっている、ハワイからやってきたマーク・デイヴィッド・チャップマンのニューヨークでの3日間を克明に描く。
誰もが知らなかった、そして誰もが知りたかったジョン・レノン殺害前3日間の行動と心理を、綿密な取材のもと映像化した。
狂気と正気の狭間を行きかうチャップマンを演じるのはジャレッド・レト。チャップマンの体型に似せるための役作りに体重を30kgも増やしたというから驚く。ちなみに実際のチャップマンは事件後、禁固20年~最高禁固刑を言い渡され、仮釈放を申請しているがヨーコ夫人側の強い要請により却下されて現在も刑務所に収監されている。
【ストーリー】(ネタバレなし)
1980年12月6日、ハワイからマーク・デイヴィッド・チャップマンはNYへと降り立った。「ライ麦畑でつかまえて」の主人公ホールデンと自身を重ねて見ていたチャップマンは、セントラル・パーク傍のYMCAに宿泊することを決めていた。
チェックインしてチャップマンが真っ先に向ったのは、セントラル・パークに近いところにあるダコタ・ハウスだった。
そこはジョン・レノンの住まいがあるところで、一目彼を見ようと常に多くのファンが建物の外に待ち構えている。
待っている間、チャップマンはやはりファンだと言う女性のジュードと親しく話すようになる。彼女はチャップマンが発売されて間もないアルバム「ダブル・ファンタジー」を購入するように勧められ、ついでに会ったらサインをもらえばとアドバイスしてくれた。
ジュードは友達と映画を観るからと言ってチャップマンと別れ、チャップマンはその後も寒風厳しい中でジョンを待つが結局現れなかった。
1980年12月7日,ジョンと会えずガッカリして宿舎に戻ったチャップマン。隣室のゲイカップルの喘ぎ声で目を醒まし、耐え切れずチェクアウトしタクシーの運転手の勧めでシェラトン・センター・ホテルに改めてチェック・イン。そして再びダコタ・ハウスへと向った。この日のガードマンはチャップマンが以前来た時に話をしたスティーヴだったが、相手は彼に対する記憶は定かではなかった。
スティーヴからジョンの情報を引き出せなかったチャップマンは、一旦ダコタ・ハウスを離れて本屋に向う。そこで購入したのは「ライ麦畑でつかまえて」とジョンの最新のインタビュー記事を掲載している雑誌だった。
ホテルの部屋に戻ったチャップマン、彼の中で明日は「来るべき日」であり、もう二度と出来ないことをしようと決意する。そう思って彼は女を買い思いを遂げたのだったが、急にハワイにいる妻の声が聞きたくなり電話を掛ける。
1980年12月8日,彼はホテルの部屋を出る際に、二度と戻らないことを決意して旅券、写真、ポストカードを並べて後にした。
彼が目指したのは再びダコタ・ハウスだった。3日経ってもジョンに会えずにイライラが募りガードマンを問い詰めると、今日出かける所を見掛けたとの返答が。そして遂にチャップマンがよそ見している時にジョンがダコタ・ハウスに入っていくのを見逃してしまう。しかし、彼は以外にも冷静だった。何故?
この頃、彼の心の中では激しい葛藤があった。ハワイから出てきて「計画を遂行」すべきかそれとも中止して帰ろうかと。そして1日ぶりに再会したジュードに「一緒に旅に出よう」と迫るが...。
3日目の夜も更けて待ち構えるファンも減り、昼間に喧嘩してしまったカメラマンと話していると「待ち人」が現れた。ジュードに勧められて買ったアルバム「ダブル・ファンタジー」をそっと差出しサインをもらい感動する。この場面を撮影していたカメラマンに、その写真を現像して欲しいと頼み彼の背後から必死に懇願する。
一人になったチャップマンにはある言葉がこだましていたのだった。そして、歴史は動いた。
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.チャップマンが「決行前」にホテルの部屋から妻へ電話で話した内容とは?
2.「ライ麦畑でつかまえて」の主人公ホールデンに彼は何を見出したのか?
3.チャップマンはカメラマンから写真を受け取るのか?
4.チャップマンにこだましていた言葉とは?

などを中心にご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
ジョン・レノン殺害実行犯マーク・チャップマンはハワイ出身で、NYに来てから決行までの3日間の彼の行動を追ったドキュメンタリー・スタイルの映画である。
ザ・ビートルズファンからすれば(私もそうですが)彼の名前は聞きたくも無い憎い相手である。彼の「3日間」の心の葛藤を主に描いているこの映画は、ファンがその奥底を知りたがっている「何故殺したのか?」の深層にはもう一つ踏み切れていなかった。彼にはジョン殺害への明確な動機がここでも理解出来なかった。
余りにも神格化されてしまったザ・ビートルズのジョンは何故チャップマンに暗殺されなければならなかったのか?そこにもっと鋭く切り込んでもらいたいのだが、所詮チャップマンは未だに塀の中にいる限り現時点では限界なのだろう。
この映画で描かれている3日間は、一ファンである私でも知っている事実ばかりである。彼がジョンを殺害する前にサインをもらって、その時を写したカメラマンが存在することとその写真も公開されている。だから、映画で紹介されていた中身には新鮮味は無かったのは残念でした。
ただ一つだけ評価したいのはチャップマン役を演じたジャレッド・レトは成りきっていて演技力もしっかりしていました。
最後に、1980年12月08日は未だに忘れられない一日です。
【自己採点】(100点満点)
68点。テーマを3日間に絞っていたが、全体像は見えなかった。

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Last updated  2008.12.30 22:08:30
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