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テーマ:高校野球(3682)
カテゴリ:高校野球
3月22日に開幕する第80回選抜高校野球大会の出場36校を決める選考委員会が開かれ、一般選考の32校と21世紀枠3校、希望枠1校の36校が決まった。 昨春優勝校で昨秋の明治神宮大会優勝校の常葉菊川(静岡)の出場も決定し、PL学園(大阪)以来の春連覇へ挑む。初出場9校のうち4校が「甲子園初出場」となった。 戦力以外の特色を加味して選ぶ21世紀枠は記念大会のために採用8年目で初の3校選出となり、36年ぶりの選抜に臨む成章(愛知)、ともに初出場の安房(千葉)と華陵(山口)が選ばれた。平安(京都)は最多記録を更新する36度目の出場。 一般枠は例年、激論になる近畿地区がことしは平穏に収まった反面、関東・東京地区、東海・北信越地区の選出が予想通り難航した。神宮大会枠が、皮肉にも難航する要因の一つとなった模様だ。 関東6番目の宇都宮南高(栃木)と東京準優勝の国士舘高の比較には、大会全体のレベルのほかに、両校のデータも照らし合わせた末に宇都宮南が未勝利に終わったことがマイナス材料と見られていたが、準優勝の慶応高(神奈川)相手に中盤までリードしたことや、ディフェンス面で優れているとの評価が決め手となって選ばれた。 最近の関東地区の選出では、かつてのように「東京から2校」選出とは行かなくなってきた。 東京の2番目(内容次第では準優勝校とは限らない)と関東の5、6番目との比較で決定されるようだ。今年の選出は神宮大会枠で1校増となった上に、安房(千葉)が「21世紀枠」で選出されたことで8校の選出となった。 国士舘にとっては実力で劣る安房(千葉2位)が選ばれながらも選に漏れる気の毒な結果となった。関東一とは夏では同じ「東東京」ブロックで争うことになる。 東海・北信越は東海大会ベスト8で堅守の市岐阜商高(岐阜)と、北信越大会ベスト4で攻撃力の高い敦賀気比高(福井)が最後のイスを争った。常葉菊川(東海・静岡)の明治神宮大会優勝で増枠となったことが、逆にブロックをまたいでの2校の比較となった。 この両校はデータだけで比較することが難しかったようだ。「決め手になるようなものがなく、最後は選考委員の見た目での判断。多角的に評価して決めた」と記者会見で本郷良直東海・北信越地区小委員長は敦賀気比高の選出理由を話した。だが、発表の際に一度、市岐阜商高と間違って発表し、会場にどよめきが起こるなど、激論となった一端も垣間見えた。 北海道 ←「センバツ出場校決定!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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