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テーマ:高校野球(3671)
カテゴリ:高校野球
第80回センバツ高校野球大会決勝戦(甲子園球場)は、沖縄尚学(沖縄)が9-0で聖望学園(埼玉)を下し、沖縄勢として春夏通じて初優勝した1999年の第71回大会以来、9年ぶり2度目の優勝を果たした。 沖縄は一回、先頭の伊古が右中間三塁打を放ち、伊志嶺への初球が暴投となる間に先制点。二回は四球の波照間が盗塁後、嶺井が送りバントで三塁に進め、続く新垣がスクイズバントを三塁前に決め2点目。 三回には聖望学園の2番手・石田を積極打撃で攻略した。1死後、西銘、仲宗根、波照間が3連続長短打、さらに2死後にも新垣、東浜、高甫が3連続長短打を浴びせ、一挙4点を加点。五回には1死一、二塁から伊古が再び右中間を深々と破り長駆ホームイン。ランニング3ランで決定的な追加点を挙げた。 決勝戦の様子を会社の昼休みを利用して休憩室で3回から5回まで観た。 沖縄尚学の東浜投手はプロのスカウト注目の好投手。5試合目の登板で、過去の登板で打球を足に受けていて万全な体調ではなかったようだ。それでも140キロ前半の速球は威力があり聖望学園の打者は打てなかった。 打者も引き付けてフルスイングするので打球が伸びる。序盤で大差がついてしまうほど沖縄尚学の打者はパワーがあった。 9年前の初優勝時は準決勝でPL学園を延長で破り、当時のチームで背番号「1」を背負っていたのが比嘉監督だ。 この時のチームには背番号「10」の右腕投手(名前は忘れた!)との2本柱でチームは見事に沖縄勢悲願の甲子園優勝を果たした。と言う事は、比嘉監督は選手として、そして監督としても優勝を飾った強運の持ち主だ。 下馬評の高かった昨秋の明治神宮大会優勝校で春2連覇に挑んだ常葉菊川(静岡)や、同大会準優勝校横浜(神奈川)らは早いラウンドで敗退した。特に、横浜は北大津(滋賀)との初戦で敗れ大会を沸かせることなく去っていった。 沖縄尚学には春夏連覇の期待が膨らむ。勿論、夏の大会に戻ってきて再び溌剌とした強さを発揮して連覇に挑んでもらいたい。 ▽沖縄尚学・比嘉公也監督 東浜は制球に苦しんでいたが、気合で投げきってくれた。打線もしたたかに打ち崩した。最高のゲームだった。 ▽野球部OBで元広島・安仁屋宗八さん 選手、監督の両方で優勝するとは、比嘉監督は大したもの。いい選手を育てたし、さい配も光った。チームは走・攻・守・投と、4拍子がそろっている。東浜投手は、あの細い体でよく投げた。 ▽1999年春優勝時の主将だった広島・比嘉寿光 優勝おめでとうございます。気は早いですが春夏の連覇に向けてがんばってほしい。表彰式を見て自分たちの時とダブって見えました。 ▼聖望学園・岡本幹成監督 「大塚は余力がなかったんでしょう。甲子園に来ていろんな勉強をさせてもらい、力以上のものを出せた。まだ発展途上のチームなので、この敗戦を糧にしてまた夏に戻ってきたい」 試合の詳細はこちらでどうぞ ←「沖縄尚学、2度目のセンバツ優勝!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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