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2008.04.17
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37.モンゴル
■原題:Mongol
■製作年・国:2007年、ドイツ・ロシア・カザフスタン・モンゴル
■上映時間:125分
■鑑賞日:4月12日、渋谷TOEI1(渋谷)
■公式HP:ここをクリックしてください
モンゴル.jpg
□監督・脚本・製作:セルゲイ・ボドロフ
□製作:セルゲイ・セリリアノフ、アントン・メルニク
□製作助手:浅井隆
□撮影監督:セルゲイ・トロフィモフ、ロジェ・ストファーズ
□編集:ザック・ステーンバーグ
□美術:ダシ・ナムダコフ
キャスト


浅野忠信(テムジン、チンギス・ハーン)モンゴル帝国を統一した「ハーン」
◆スン・ホンレイ(ジャムカ)テムジンの盟友で覇権を共に争う仲に
◆クーラン・チュラン(ボルテ)テムジンの妻。一度は敵対部族に略奪されるが取り戻す

【この映画について】
制作費50億円を投じ全編モンゴル語で製作され、アカデミー賞外国語映画賞候補になった。
主人公のチンギス・ハーンを演じるのは浅野忠信。過酷な長期ロケに耐え誇り高き戦士チンギス・ハーンを力強く熱演している。
緑の草原、雪の湖、砂煙舞い上がる砂漠など息を呑むほど美しく荘厳な大自然。大平原を轟かす騎馬戦や死闘の臨場感。かつて世界を席巻した実在の人物の壮絶な半生が、今大スクリーンで再現される。
【ストーリー】(一部ネタばれあり)
モンゴルの一部族の頭領イェスゲイの息子として生まれたテムジン。
イェスゲイがテムジンの母を敵対するメルキト部族から略奪したように、9歳になったテムジンも敵対するメルキト部族から花嫁を選ぶ為に父に連れられ旅に出た。
だが、立ち寄った村でイェスゲイの旧知の仲間の家族の中の少女ボルテを選ぶ。ボルテはテムジンより1歳年上で、ボルテ自身の「売り込み」もあり「必ず戻ってくる」と言い残して去ってゆく。
帰路、別の部族と遭遇した一行だったが、相手側の策略に引っかかり父は毒殺されてしまう。

部族の頭領でもあった父を失い、家族は更に配下であったタルグタイの裏切りもあって一切の家財を奪われる。

タルグタイの度重なる干渉から辛うじて逃れたテムジンは、ボルテを迎えに行く。ボルテはテムジンが迎えに来ることを信じて、家族が勧める他の男性との縁談も断っていた。晴れて夫婦となったが、運命はあまりにも残酷だった。
テムジンの母がそうであったように、ボルテもメルキト族の夜襲を受けて拉致されテムジンまでもが戦闘で傷を負った。
テムジンは僅かな配下と盟友ジャムカの助けを借りて、ボルテをメルキトから奪回するために攻め入った。激戦の末に、ボルテを取り戻したテムジンだったがボルテのお腹にはメルキト族の子が宿っていた。

テムジンが家族と同じ部族を愛し、ジャムカの手下だった兵士達も何時の間にかテムジンへとなびいて行った。兄弟の契りを誓った二人だったが、祖国統一に二人の頭領はいらない。
戦火を交えることになった二人だったが、タルグタイを従えたジャムカ軍が有利に戦闘を進め遂にテムジンはジャムカから「命乞いをせよ!」と迫られる。
戦場で家族とも別れたテムジンは奴隷として異国の地タングートで鎖につながれ投獄された。

そのタングートでテムジンの眼光鋭い姿に只ならぬ雰囲気を感じた者からの協力で、彼は牢屋から脱出し諦めかけていた家族との再会を奇跡的にも果たすことが出来た。

そして「チンギス=ハーン」と称し、やがて大帝国を築くことになってゆくのだった。
【鑑賞後の感想】
チンギス=ハーンを主題として映画として真っ先に思いつくのが角川映画で反町隆が主役をはった作品だろう。

反町が演じたチンギス=ハーンと、本作での浅野忠信とではやはり描き方の違いもあるだろうが後者に軍配を上げたい。ストーリー展開としてはどちらも大差はない。
しかし大きな違いは角川映画の方は2時間そこそこの上映時間に対して、余りにも多くのストーリーを詰め込みすぎたことで人物像が浮き彫りにならなかった点は残念だ。

本作はアカデミー賞外国語映画部門にノミネートされたことから急遽上映が決まったようだ。主演の浅野忠信はモンゴル語でのセリフに乗馬シーンもこなすなど、難しい役どころだったが熱演していると言っていいだろう。
チンギス=ハーンを日本語や英語で演じるのではなくモンゴル語を採用して点は評価したい。
そしてやはりモンゴルの雄大なる大自然をバックにした映像を映画館の大スクリーンで観ると迫力がある。戦闘シーンもCGとかに頼ることなく全て俳優(またはスタントマン)の演技に頼っていることで、本来の勇壮さが前面に出ていてこれは良かったです。

今回の作品だけで評論するのは難しいと思う。何といっても3部構成の1作目であり、これからストーリーとしてどのような展開に持っていくのか未知数である。
角川映画でもそうだったが、テムジンが家族を愛していた点がここでも強調されていた。本作のラストでも家族との再会を果たす場面でエンディングを迎えるのは、次作でもそうした点が前面に出てくるのではと予想できる。

2作目ではモンゴル帝国を統一するまでの過程を描き、3作目では統一を果たして亡くなるまでを描く。と私は勝手にストーリーを描いてしまいましたがどうでしょうか?
【自己採点】(100点満点)
73点。ロケ映像が素晴らしかった。

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Last updated  2008.05.08 23:33:42
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