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カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2009
「アジア王者」埼玉西武ライオンズなど12球団が一斉に1日からキャンプインしました。昨季のパ・リーグはライオンズが4年ぶりの日本一そして初のアジア王者に輝いた記念すべき一年で、球団創設以来のファンである私にとっても最高のシーズンでした。 しかし、そうした感傷に浸っていられるのもシーズンオフだけで、キャンプインと同時に2009シーズンは事実上始まったのも同然。 そこで戦力も固まったこの時点で投手編と打者編に分けて、ライオンズの今季を占ってみたいと思います。 【先発】 右:涌井、岸、西口、ワスディン(元読売)、平野 左:石井一、帆足 昨季は涌井が最終登板で10勝を挙げるなど、初の開幕投手を務めたシーズンだったが前年の17勝から10勝と北京五輪参加もあったがマイナス7勝だった。今季も涌井がエースであることは疑いの余地はないが、エースとして「最低でも15勝、勝率6割以上、一年通してローテを守る、タイトルを獲る、大試合で勝てる」条件をどこまで満たしてチームの勝利に貢献できるかで松坂の後継者として地位を築けることになる。 涌井とエース争いに割って入ってもらいたい岸にも12勝~15勝は期待したい。右投手ではベテラン西口の200勝への道への再ダッシュ、元読売のワスディンは鬼門でもある先発6番手の地位を固められるかが鍵。2年目の平野は西口の故障や不調時にカバーできれば面白い。ルーキー野上を先発で起用するとなると平野、高卒3年目の木村らと先発5~6番手を争う。 左投手ではFA移籍2年目の石井一には勝率アップと好不調の波を少なくすることをビジター球場でも出来るかがポイント。復調した帆足には今年も二桁勝利が期待されるが、夏場以降スタミナ切れした昨季を反省し、今季はシーズン通しての安定感が求められる。この二人以外の左腕先発候補がいないのが難点。かつてのGキラー土肥を交流戦で先発させたりして。 高卒ドラ1ルーキー中崎は石井一引退後の3~4年後にローテ入りが出来ればいいと思う。 【中継ぎ】 右:岡本慎、大沼、小野寺 ●当落線上の投手●岩崎、山岸、岡本篤、許、谷中、長田、上原(前東京ヤクルト)、野上 左:星野、土肥(前横浜) ●当落線上の投手●三井、山崎 昨年の読売相手の日本シリーズでも中継ぎ陣の層の薄さが露呈された。抑えが計算できるので中継ぎがいかにそこまで繋ぐかがポイントだが、右に比べてここでも左の駒不足は解消されていない。岡本慎、大沼、小野寺は固定されるだろうが、制球に不安があるのが難点だ。ルーキー野上は中継ぎとして当初は起用されるだろうが、結果を残せば先発転向もあるだろう。 左は星野と横浜から復帰した土肥の2枚がフル回転することになりそうだが、左は計算できる投手が3枚いると戦力的に楽だ。心ここにあらずの三井は戦力としては計算されていないので土肥を復帰させた。 【抑え】 右:グラマン 抑えは間違いなくグラマンだ。そのグラマンは1年契約であることから、シーズンを通してグラマンを起用しながらも、次世代の抑え候補の発掘も課題となる。前任者の小野寺はグラマンが健在の間は抑え復帰は難しい。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
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Last updated
2009.02.07 22:30:03
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