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カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2009
埼玉西武は、新外国人選手として、前千葉ロッテ(千葉ロッテ-読売-東京ヤクルト-千葉ロッテ)のブライアン・シコースキー投手(35)と、米大リーグ、ドジャース傘下AAA級アルバカーキのダーマル・ブラウン外野手(31)(右投げ左打ち)の獲得を発表した。 契約はともに1年。シコースキーは年俸70万ドル(約6400万円)で、背番号50。ブラウンが50万ドル(約4600万円)で、同42に決まった。 シコースキーは今季、中継ぎでスタートしたが抑えの荻野が不調でシーズン途中から抑えをこなして55試合に登板し、自己最高の成績となる「8勝5敗15セーブ、防御率2・19」の成績を残した。 シコースキーに関しては横浜がシーズン終了と同時に獲得候補に挙げていたが埼玉西武入りとなった。横浜とはスレッジの争奪戦では敗れたが、シコースキーの争奪戦は制した。 今季は抑えのグラマンが不調で開幕直後に離脱したことから中継ぎ陣の駒不足が露呈したことから中継ぎ投手の補強が重点課題だった。横浜から球界最年長左腕の工藤の入団に続いて、シコースキーの加入は心強い。 シコースキーは故障知らずのタフな投手でシーズン通しての活躍が期待される。高目の速球で三振を奪いに行くスタイルを得意としているが、見極められ投球リズムを崩されると失点することもあり多少安定感に欠ける部分が心配である。 2年契約のグラマンが来季抑えに復帰出来ないとなるとシコースキーが抑えに廻ることも予想されるだけに、その右腕に期待したいところだ。 [シコースキーのコメント] 「埼玉西武ライオンズに入団することにつきまして極めて興奮しています。以前からライオンズ球団を敬服していました。ライオンズのような才能豊かなチームメートと一緒に戦うことを楽しみにしています。そして優勝するためにベストを尽くします。ここ数年、相手として戦っていました素晴らしい選手達と今度は一緒にプレーできることを大変嬉しく思っています。」 一方のブラウンはAAA級で打率2割9分、19本塁打、80打点だった。埼玉西武は左の強打者タイプの外国人選手を補強ポイントとして、ローズ(前オリックス)やスレッジ(前北海道日本ハム-横浜)らパで主軸を任されていた外国人に的を絞ったが獲得には至らなかった。 結局、ブラウンを獲得したわけだが、AAAでの成績を見る限りそこそこ期待出来そうだが、外野手登録なのでレフト兼DHとなるのだろうか?そうなると後藤や大崎の出場機会が奪われそうだ。 ブラウンは打順的には「5番」候補だろう。今季のライオンズは3,4番はリーグ1の破壊力を誇ったが、主に5番を任された石井義はパワー不足と得点圏打率が低く、6番のG.G.も同様に得点圏打率が低かった。 左のブラゼルが抜けて穴となった左の長距離打者としてブラウンが5番に定着出来れば切れ目の無い打線となり得点力の更なる向上となるだろう。 [ブラウンのコメント] 入団機会を与えてくれました埼玉西武ライオンズ球団に感謝しています。素晴らしい球団だと色々な方から聞いていますので、優勝するためにベストを尽くし、チームに貢献したいと思っています。日本でプレーが出来ることを楽しみにしています。 これで外国人選手は2年契約のグラマンを含めて3人となった。まだ、先発候補1枚、左のリリーフ候補1枚、右打者(1塁手)の補強も必要だが、とりあえずこの2人に期待しよう。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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