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テーマ:政治について(20219)
カテゴリ:政治
時事通信社が11~14日に実施した12月の世論調査によると、鳩山内閣の支持率は2カ月連続で低下し、前月比7.6ポイント減の46.8%と、9月の内閣発足以来初めて5割を割り込んだ。 一方、不支持率は同7.5ポイント増の30.3%と初の3割台に乗った。 不支持の理由に鳩山首相の指導力不足を挙げた人が急増しており、米軍普天間飛行場移設問題や2010年度予算編成での新規国債発行額をめぐり、首相自身や閣僚の発言が迷走したことなどが響いたとみられる。 不支持の理由は「期待が持てない」が同4.5ポイント増の15.3%でトップ。「リーダーシップがない」は同10.2ポイント増と3倍超に急増し、14.5%だった。以下、「首相を信頼できない」9.0%(同2.1ポイント増)、「政策がだめ」8.9%(同0.2ポイント減)と続いた。 通常新内閣のご祝儀相場と呼ばれるのが3ヶ月で、これを過ぎてからが新政権の実力が試される。今回は自公政権から民主党を中心とした連立政権に交代したことで就任当初は高い支持率を誇ったが、徐々に鳩山首相自身の不可解な母子献金問題に端を発し、重要政策に決断を下せない総理の姿勢が明らかになり、そんな姿勢が支持率の急落の原因となったと思う。 同時に、鳩山首相が優柔不断な態度を見せれば見せるほど、政権の事実上の最高権力者である「小沢民主党幹事長」の専横ぶりが目立ってきた。 鳩山首相は自公政権時代の重要政治課題を全て白紙、もしくは見直し対象にしたのは良いが、そこから先の政策アイデアをマニフェストに頼ることで行き詰まりが発生してきた。 有権者は民主党に政権を任せる選択をしたが、少数政党である連立相手(社民党、国民新党)に振り回されている印象を国民は持っている。 予算編成一つを取っても政権内部で意見が割れるなど、鳩山首相の指導力が問われている。鳩山首相は麻生前首相の政策を辛らつに批判していたが、その政策を否定したところで、独自の案を出すまでには至っていないのは普天間基地移設問題で顕著になった。 このまま内閣支持率の下降が止まらないと求心力が低下し、鳩山内閣は短命政権だった細川連立内閣の二の舞にならないだろうか?そういう心配も最近ではしてきた...。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.26 11:39:00
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