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テーマ:政治について(20210)
カテゴリ:政治
鳩山首相は、自らの資金管理団体「友愛政経懇話会」(東京)の偽装献金問題で、元秘書が在宅、略式起訴されたことを受け、東京都内のホテルで約1時間10分にわたり記者会見した。 記者会見で首相は「検察の判断を重く受けとめ、責任を痛感している。国民の皆さまに深くお詫びする」と陳謝。その上で「政権交代を選択してくれた国民への責任を放棄することになる。政治家としての使命を果たすことが私の責任の取り方だ」と辞任を否定。「首相の職にかじりついてでもやりたいわけではないが、政治を変えてくれという国民の気持ちに応えるため続けたい」とも語った。 その一方、「辞めろと言う国民の声が圧倒的になった場合には尊重しなければならないが、そうならないように最善を尽くす」と述べた。今後の政権運営と参院選との関係については「まったく影響がないとは思わない」と語った。 偽装献金事件について「国民が疑問に思うのは当然だが、(秘書が献金処理を)滞りなく処理していると任せていた」と説明。贈与についても「承知してなかった」と繰り返した。 一方、首相は、過去に「秘書の行為の責任は議員の責任だ」などと発言してきたことについて「私は私腹を肥やしたり、不正な利得を得た思いは一切ない」と釈明した。 (以上、読売新聞より一部転載しました) 鳩山首相が実母からの不可解な資金提供問題で会見したが、野党党首時代に与党の政治疑惑に関連して数々の辛らつな発言と指摘をされていたが、自身の疑惑には「秘書」に責任を擦り付けるかのような発言に終始した。 秘書と議員の責任を追及してきた首相自身が追求される側に廻ると「私腹を肥やした訳ではない」と自らの責任を否定したばかりか、改めて実母からの資金提供を「知らなかった」と押し通し実母に責任を転嫁するような発言されていた。 最近の鳩山内閣は事業仕分けでポイントを稼いだものの、「普天間基地移設問題」「天皇政治利用問題」「予算編成の遅れ」など首相の指導力不足のみならず閣僚の経験不足なども露呈され内閣支持率は50%を割っている。 首相の指導力不足が目立つ中で、小沢一郎民主党幹事長の存在感が良くも悪くも前面に出てきたが、その小沢氏にも政治資金団体の収支報告虚偽記載を巡っての疑惑が浮上するなどクリーンさを売り物にしたい鳩山内閣だが、その実態は自民党政権と大差が無いと国民からさじを投げられそうだ。 内政も外交も難題山積の鳩山内閣だが、首相がこの状況を打破できないと内閣支持率の急落に歯止めがかからず鳩山内閣の命運そのものが尽きる心配が出てきた。 鳩山内閣は如何にしてこの難局を閣僚が一体となって乗り切るのか注目して見守りたい。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.26 18:06:34
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