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テーマ:高校野球(3681)
カテゴリ:高校野球
1回戦 向陽(近畿・和歌山)2―1開星(中国・島根) 選抜高校野球のスコアだが、この勝敗をみて一般の野球ファンなら特に大事件でもないのだが敗戦校の野々村監督には人生の一大事と写ったようだ。 試合後の共同取材で「もう野球をやめたい。死にたい。腹切りたい。21世紀枠に負けたことは、末代までの恥です」と仰天発言。日本高野連は21世紀枠を軽視した姿勢を問題視した。 何度も首をひねり、天井を見つめた後、野々村監督はつぶやき始めた。「21世紀枠に負けたことは、末代までの恥です。もう野球をやめたいし、死にたい。腹を切りたい」。終了後、ベンチ裏通路での共同インタビュー。しばらく沈黙を続けた後、次々と衝撃発言が飛び出した。 お立ち台では「もうここにいたくない」「負けたことが恥ずかしい」などと、動揺を隠せない。目に涙を浮かべ、鼻水もふかずに、地元テレビ局の取材さえ「野球の話はしたくない」と拒否。 まずは両校の出場の経緯についてを簡単にチェックしたい。勝利した「向陽」は戦前に「海草中学」として甲子園を沸かした学校で、戦後、現在の校名となった。今回は昨秋和歌山県大会2位校として、21世紀枠から選ばれて出場した。 因みに昨秋の和歌山県大会1位校は「智弁和歌山」。その智弁和歌山は近畿大会8強で、1回戦は北信越大会優勝校の高岡商に勝利している。という事は和歌山大会1,2位校は、揃って昨秋の地区大会優勝校を破った訳である。 負けた方の「開星」は島根県大会1位校として中国大会に出場し優勝した。明治神宮大会では初戦で今治西に敗れたが、エース白根など好素質の選手が多く期待されていた。 野々村監督としては自チームに自信を持っていたのだろうが、思わぬ敗戦?で感情が高ぶったのだろう。しかし、やはり公の場での発言としては明らかに不適切だった。 野々村監督は野球部監督であると同時に、美術科の教諭でもあるのだから教育者としては敗者は潔く負けを認め相手を称えるべきである。 第一高校野球レベルにおいて常勝チームなど存在しないし、秋季大会の優勝校と言えども5ヶ月以上前の成績であり、初戦敗退したからと言って「腹を切って」いたら幾つ体があっても足りない。 開星高校の校長が和歌山の向陽高校まで出向き校長に謝罪をしたそうだが、相手校だって良い気分ではないのは事実。 この前代未聞の監督の不適切発言だが、このまま不問に付されるとは考え辛い。野々村監督は、腹を切る前に「自分の首」が飛びかねない事態に追い込まれてしまった! ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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