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テーマ:ニュース(100259)
カテゴリ:時事・ニュース 海外
ロシア西部スモレンスクの空港近くで10日、ポーランドのレフ・カチンスキ大統領(60)ら要人を乗せたワルシャワ発のツポレフ154型政府専用機が墜落した。ロシア非常事態省によると、事故機には97人が搭乗しており、大統領を含む全員が死亡した。一行は、スモレンスク近郊での旧ソ連秘密警察によるポーランド人虐殺「カチンの森事件」の追悼行事に参加する予定だった。 事故機には大統領夫妻のほか、スクシペク中銀総裁▽ゴンゴル参謀総長▽スタシャク大統領府長官▽プトゥラ下院副議長▽クレメル外務次官-ら政官軍の指導層が搭乗。トゥスク首相は「戦後のポーランドで最大の悲劇だ」と述べた。 捜査当局によると、政府機は空港の手前約1キロで森林に接触して墜落。当時の空港付近は濃霧で視界が悪かった。事故機はソ連時代の1990年に製造され、約20年間にわたってワレサ氏ら歴代大統領が使用していたという。最高検は操縦ミスと技術的問題の両面から捜査に乗り出している。 (以上、産経新聞より一部を転載しました) ポーランド大統領夫妻および政府要人が搭乗した政府専用機が墜落した。大統領らは「カチンの森事件」のポーランド主催の式典に出席の為に現地に向っていた。 この事件は両政府にとっては長年タブー視されていた事件で、ポーランドの将校が大量虐殺された事件は戦後旧ソ連の影響下にあったポーランドにとってはタブーとされていた。旧ソ連の影響下から抜け出した最近になって、ロシアも事件を認めていて、今回はロシア政府が式典に首相を招待していたが、大統領は招待されていなかったこともあり、大統領らは別の式典に参加予定で搭乗し悲劇に遭遇した。 今回のように、政府要人らが搭乗する専用機が墜落するとの事故は余り記憶に無い。しかもヨーロッパの国の大統領ら政府要人が亡くなるとは驚いた。この専用機には大統領夫妻以下、軍関係者や議会関係者も搭乗しておりポーランドにとって損失は計り知れない。 なぜこのような事故に至ったのか。ボイスレコーダー解明が待たれる。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.12 06:47:27
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