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テーマ:政治について(20065)
カテゴリ:政治
第22回参院選は開票作業が終了し、選挙区73、比例代表48の改選121議席が確定した。 民主党は選挙区28、比例16の44議席で、改選54議席から大幅に後退した。民主党と連立与党を組み「郵政改革阻止を党是に掲げる」国民新党は議席を得られず、与党系は非改選を含めて110議席と、過半数の122議席を大きく割り込んだ。 一方、自民党は選挙区39、比例12の計51議席を得て、2001年以来9年ぶりに改選第1党となった。 自民党を離党した渡辺喜美氏が「公務員改革」を旗印にする、みんなの党は10議席に躍進。公明党は改選から2議席減らしての9議席。共産、社民両党とも1議席を失い、それぞれ3議席と2議席だった。たちあがれ日本と新党改革は比例で各1議席を獲得した。 民主党でも自民党でもない「第三極」を目指し、相次いで結成された新党が挑戦した今回の参院選。結果は、比例代表で7議席、選挙区で3議席を獲得し、改選議席ゼロから一挙に10議席に躍進したみんなの党の「独り勝ち」に終わった。 選挙区・比例代表121の全議席数が確定。自民党51、民主党44、みんなの党10、公明党9、共産党3、社民党2、たちあがれ日本1、新党改革1。 民主党は菅代表(首相)になって臨んだ参議院選挙だったが、小沢前幹事長と鳩山前首相のコンビが続投していたらどのような結果だっただろうか? いずれにせよ、国会は衆参でのねじれ現象が復活したことで、菅政権の政権運営に赤信号が灯った。選挙で勢いを失った与党だが、選挙前に消費税10%を掲げたことが、有権者に直ちに増税があるかのような印象を持たれてしまったのが響いた。更には、鳩山前政権の失政続きで民主党に対する見方も厳しくなった。 今回、自民党は地方の一人区で大きく勢力を拡大したが、どちらかと言えば民主党の失策続きに助けられた面も否定できない。 夏休みを経て政局がどういう動きを見せるのかに注目が今後集まりそうだ。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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