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カテゴリ:音楽・AOR
<曲目> 1. Angel Heart/エンジェル・ハート 2. God's Gift/神の贈り物 3. One Of The Few/雨あがりの朝 4. Scissors Cut/シザーズ・カット 5. Work For A Dollar/ワーク・フォー・ア・ダラー 6. His World/ヒズ・ワールド 7. Our Movie/想い出のシーン 8. Nasty Love/ナスティー・ラヴ 9. In Cars/美しき若葉の頃 10. Old Wing Mouth/オールド・ウィング・マウス Musicians: Drums:Jeff Porcaro Percussion:Fred Mollin,Victor Feldman Bass:Bob Glaub,Dean Cortese,Lee Sklar Guitar:Steve Lukather,Dean Parks,Fred Tackett Keyboards:Jimmy Webb,David Paich,David Foster,Matthew McCauley Trumpets:Jerry Hey Background Vocal:Matthew McCauley,Fred Mollin,Gerry Beckley,Michael McDonald,Leah Kunkel,Graham Nash,Kenny Loggins,Valerie Carter,Daryl Hall,Stephen Bishop 最近、AORのリイシューが目白押しでAORファンとしては嬉しくて涙が出そう?です。 中でもスティーヴィー・ウッズの3枚、マーク・ジョーダンの「ブルー・デザート」と併せて、SSW(シンガー・ソングライター)でもあるジミー・ウェッブの「エンジェル・ハート」も目玉と言えるでしょう。 SSWとして今でも活動をしているジミー・ウェッブですが、このアルバムが発表された1982年はAOR真っ盛りのころです。 SSWらに取ってAORの大流行はむしろ歓迎されるムーブメントだったと言える時代で、他のフィールドのアーティストへの楽曲提供で名前を売るチャンスでしたからね。 さて、このアルバムはSSWらしく、10曲全てが彼の作品で占められています。そこはSSWとしても名高いだけあって、アルバム全体と通してもメリハリが利いています。 6曲目の「His World」はTOTOのメンバーにデヴィッド・フォスターもピアノで参加していてTOTOサウンドそのものの様な感じがします。スティーヴ・ルカサーのギターも唸っています。 4曲目の「Scissors Cut」はアート・ガーファンクルに提供した曲でもあるけど、ここではグラハム・ナッシュがバックヴォーカルで参加している。 7曲目の「Our Movie」ではリア・カンケルとここでもグラハム・ナッシュのコーラスが上手くハマっている。 9曲目の「In Cars」でのビーチ・ボーイズ風のコーラスを試すなど工夫しているようだ。 バックで支えるミュージシャンもクレジットを見れば分かるように西海岸系のビッグネームが揃っている。TOTOのデヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ルカサーはギターで、ドラムスのジェフ・ポーカロは全曲であのグルーヴを聴かせてくれる。 他にもデヴィッド・フォスターや、バックヴォーカルではダリル・ホール(ホール&オーツ)、ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド(ドゥービー・ブラザーズ)、ヴァレリー・カーター、リア・カンケル、スティーブン・ビショップなどのビッグネームが名を連ねている。まさに、錚々たるメンツである。 さて、このアルバム元々は1978年に作成する予定が、諸事情により延び延びとなり録音は1980年に終わりながらも発売は1982年になってしまったそうだ。 我々は単に1982年に発売されたAORアルバムと思っていたが、でも、これだけの充実した内容ながらもセールスは芳しくなくシングルヒットも生まれなかったそうだ。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
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Last updated
2010.11.23 16:20:59
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