[野球／パ・リーグ]の記事一覧 | KINTYRE’S DIARY～旧館

日本ハムの新人・ダルビッシュが喫煙発覚で無期限出場停止！

北海道日本ハムの期待の高卒（東北高）ルーキーのダルビッシュ有投手が、キャンプ地の沖縄での休日に２軍選手と共にパチンコ屋に出かけてタバコを吸っていたそうだ。そこを写真週刊誌に激写されて、その発売を前に週刊誌サイドから球団に連絡があった。球団では発売前に本人に真意を確認した上で、無期限の謹慎処分を下した。ダルビッシュは東北高校の主将としてチームを率いていたが、その前にも写真週刊誌に激写されていた前科がある。その際にも高野連から学校に厳重注意が下されていた。その際には彼の名前は出なかったものの、「東北高校の主将」と言えば彼しかいなかったので直ぐにばれた。主将を任されたのは、彼が主将を任されることで精神的に成長することを若生監督（当時）が願ってのものだ。だが相変わらず練習をサボったりとナインの評判は最悪だった。それでも彼は何とかナインの気持ちを汲んで、一生懸命練習に励んでいたと記憶している。元々１年生の入学直後からその将来性豊かな素質は注目されていた。当時は３年生エースの高井（ヤクルト、ドラフト１位）と共に、既に予選や練習試合で投げていて当時から１４０ｋｍ／ｈ超の速球は注目の的だった。高井のプロ入り後はエースとして甲子園で活躍し、センバツではノーヒットノーランを記録した。だがその当時から、その非凡な素質とは裏腹に精神面での弱さも露呈していた。自慢のストレートを痛打されるとむきになったり、審判の判定に露骨に不満な態度を示したりしていた。プロ入りに際しては、球団側も当然そうした選手への対策は練っていただろうが甘かった。それもプロ・スポーツ選手としてはあるまじき、喫煙での無期限出場停止とは情けない。日本人の喫煙率の高さは先進国でもトップクラスだが、それはスポーツ選手も同様だ。米国ではトップクラスの選手達は当然喫煙などしない。ＭＬＢでも選手生命の長い選手は、自分の体へのケアへは細心の注意を払っているが、日本ではまだまだ選手達の喫煙率は高い。巨人では桑田投手のタバコ嫌いは有名だが、それを球団に要請し、ロッカーでの禁煙を決めたら選手たちから総スカンを食ったそうだ。これではダメだ、桑田の行為は当然だ。ダルビッシュは日本ハムだけではなくて、パ・リーグを代表する投手になる可能性を秘めている投手だ。そんな彼がこれを気に大いに反省し、より一層野球にストイックなまでに打ち込んでもらいたい。今回の件で、彼は高校の恩師若生監督や球団関係者やファンに迷惑を掛けた。これはグラウンドで晴らすしかない。

2005.02.21

コメント(0)

熱戦続くプレーオフは西武がダイエーを破って優勝！

西武優勝！西武の選手の皆さん感動を有り難う、そして優勝おめでとう！。今日は久し振りに嬉しい一日となった。アテネ五輪の金メダルラッシュよりも嬉しい。盛り上がったパ・リーグのプレーオフは、シーズン１位のダイエーを２位の西武が破って優勝した。シーズン中は西武がダイエーには対戦成績でも福岡ドームでも勝ち越していた。一方のダイエーは西武と４位ロッテに負け越し、オリックスにだけ大量に勝ち越して１位になった。西武は２位とはいえ１球団にも負け越すとなかった。これで１６日に名古屋で中日と日本シリーズで対戦することになった。最近の西武は日本シリーズで負けてばかりいるから、是非勝って日本一になって下さい。シーズン当初は主砲カブレラの長期欠場と松井稼の穴を中島がどこまで埋められるかが課題だった。更に、守護神豊田が２度も離脱するなど苦しい一年だった。それでも試合に出て結果を残した若手選手達が自信を付けて、宿敵のダイエーを破っての優勝は見事だった。監督としては１年目の伊東勤は、選手を引退していきなりの就任だったが見事な手綱さばきであった。ベテラン監督の王ダイエーを破っての優勝は新黄金時代の到来を予感させる。私はプレーオフの３試合も含めて１０試合観戦したが、結果は５勝５敗だった。日本シリーズは西武ドームでは平日なのでどこかで一日有給休暇を取って応援に行くのダァ～。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己ＰＲコーナー日記のテーマとは関係ないけど、私のベトナム旅行記の写真が完成しました。是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。これをクリックして下さい。

2004.10.11

コメント(2)

パ・リーグのプレーオフはタイに。松坂余裕の好投で打線も爆発

パ・リーグのプレーオフ第二ステージはダイエーの先勝で幕をあけた。今日の第二戦は松坂がダイエー打線を封じて西武が予定通り勝ってタイに持ち込んだ。昨日の試合はローテーションの都合で、【やむを得ず】石井貴が先発して【予定通り】負けた。そして本日の松坂先発試合は今度は西武が【予定通り】勝った。これはダイエー側から見ても予定通りの星取りであろう。本日の試合はダイエー和田の立ち上がりを攻めて２回で５点をとって、事実上この時点で試合は決まった。カブレラ以外は全て逆方向への安打で、一気に和田をＫＯした。その後もカブレラを敬遠した満塁で和田に本塁打を打たれるなど、ダイエーベンチの不可解な采配も目立った。これで週末の三連戦が俄然面白くなってきた。やはりパはダイエーと西武が他の４球団を戦力で引き離しているのは、これらの戦いを見れば一目瞭然である。さて、海の向こうのプレーオフ（ポスト・シーズン）は地区プレーオフが始まった。日本人選手関係ではヤンキースの松井が延長１２回の裏に、ツインズに本塁打で決定的な失点を喫した直後にライトへの犠牲飛球（ライナー）でサヨナラ勝ちを収めた。こちらも対戦成績をタイに持ち込み敵地ミネアポリスに乗り込む。

2004.10.07

コメント(0)

西武が予定通りプレーオフで日本ハムを撃破

プレーオフの第一ステージの西武対日本ハムは予定通り波乱は無く、西武が破って福岡でダイエーと対戦することになった。私はこの三試合は全て観戦したがどの試合も多くの観衆で埋まっていた。これが毎日なら合併もないだろうが。今日の第三戦は帆足の立ち上がりを攻めたハムが、主砲セギノールの右打席での大きな本塁打でいきなり３点を先取。だが帆足はこの後は立ち直って抑えたのが、反撃に繋がった。西武は３回にカブレラの満塁本塁打で一気に逆転し、４回にもカブレラの押出し四球で加点。だがこの後の再三のチャンスを逃して迎えた９回表にドラマが。抑えのエースの豊田がまさかの木元から同点アーチを被弾。マウンドでがっくりとひざを落とす守護神だが後続は断ち同点で９回裏に。そしてこの回の先頭の和田が劇的なサヨナラ本塁打を放ち、熱戦は西武の勝利で終わった。初回に３点をいきなり失ったが私は西武の勝利を信じていたから、負けるとは思わなかった。試合終了後にハムのヒルマン監督が、一塁側のファンの声援に応えているナインの中の伊東監督に向かっていった。何か通訳を交えて声を掛けていたが、とても清々しい光景であった。球場からはハムの健闘を称える拍手も多かった。日本ハムの予想外の善戦でてこずった西武だが、ここで負ける予定はないしあり得ない。あくまでもダイエーと対戦して破るのが目的であり、日本シリーズで中日と対戦したい。今年は今日で１０試合観戦したがこれで５勝５敗の五割だった。オープン戦の中日戦も観たがこれは谷繁に満塁本塁打を打たれて惨敗だった。今年は是非このまま勝って今度は西武ドームで日本シリーズを観戦したい。頑張れ西武ナイン。

2004.10.03

コメント(3)

オリックスと近鉄が合併か？パ・リーグはどうなる

近鉄とオリックスが合併へ向けての話し合いを持ったことが大きく報道されている。過去のプロ野球の歴史で球団が合併したのは草創期には合ったと記憶している。高橋トンボユニオンズ、大毎という球団が確かそうかな？この時はリーグが７球団で常に試合のない球団が一つあったはずだ。今回の話はそもそも莫大な赤字を抱える近鉄が、生残り策を模索する過程で出てきた話だ。球団名をお金をもらって変更する話がオフに話題をさらったが、今回はチョッと違うようだ。最近のプロ野球でもアメリカも含めて、現存する球団同士の合併なんて話は前代未聞だ。近鉄は大阪ドームという絶好の本拠地を抱えながらもテレビ中継を観ていてもいつもガラガラだ。私は西武ファン歴２６年目のパ・リーグ大好き人間だけど、近鉄も折角中村紀洋や岩隈という全国区のスターや実力選手を抱えながらも観客動員には繋がっていない。岩隈は前回の登板で勝って既に早くも１０勝に到達して、必ず土曜日に登板しているがマスコミの露出は少ない。彼がもし同じ関西地区の阪神にいたらあのマスクだから（でも妻子いるよ）人気沸騰だろうな。一方のオリックスはイチロー、長谷川、田口、木田、野村らのかつての在籍選手が大量にメジャーに移籍して一気に戦力が低下した。特に、イチローのマリナーズ移籍は戦力としても人気の面でも痛手だ。果たして全国的にみてオリックスの選手で知名度があるのは唯一谷選手かな？。奥様ヤワラちゃんだからね。特に昨年からオリックスの投手陣の酷さは何とかならないのかな。伊原監督を始めかつての西武の黄金時代を知る首脳陣を揃えても、この戦力ではきつい。ドラフトで安い選手を獲得してお茶を濁していたツケが一気に来た感じの成績だ。ダイエーや西武には全く歯が立たないで、相手からは癒しのカードと思われているだろう。オリックスは二軍のサーパス神戸も低迷しているので、一軍に引き上げたい良い選手がいないのが事実だ。こんなに球団が合併したところで果たして人気は回復するのかな。戦力だって二つ一緒になってもダイエーや西武どころかAクラス入りも苦しいだろう。外国人選手の処遇も未定だし合併しても苦しい展開が続くのは否めない。そして中村の高給を払い続ける事が出来るのだろうか。そこで再びメジャー挑戦が取り沙汰されかねないが、もしメジャー入りがなったらますます観客動員に響くだろう。谷も２億円以上の年俸をもらっているしFA権を取得した場合の引き止めは可能だろうか？。仮に合併の話が纏まっても、実行委員会やオーナー会議でokが出るのか。その場合はパ・リーグは新たに一球団追加するのか５球団で変則的にするのか課題は多い。その一方で早くもダイエーとロッテの合併も噂されている。そうすればパ・リーグは４球団になるが果たしてこれで興行は成立するのだろうか。こんな状態ではこの二球団は今年のドラフトでの新人獲得も苦労するだろう。第一存続するかどうか分からない球団に飛び込むのはリスクが多いからね。これを機に球団オーナーはメジャーでも現在行われている、交流試合を含めた魅力のある企画を聖域を設けずに取り入れてほしい。巨人だけが繁栄しても他球団がこの状況では決して望ましい状況とは言えない。その巨人だってテレビ視聴率は下降気味で安心できる状態ではない。もう一度魅力あるプロ野球を取り戻す為に、オーナー達はエゴを捨てて知恵をだして新たな企画を打ち出そう。

2004.06.14

コメント(3)

西武劇的なサヨナラ勝ちで首位奪回！

今日は残念ながら日中に地元で映画を観ていたから、西武の劇的な勝利を見ることが出来なかった。第一帰ってきた時は１６：００頃だったけど、まさかまだ試合をしているとは思わず見逃してしまった。試合は４－６と２点差で迎えた西武の最終回の攻撃は、近鉄の抑えのカラスコを攻めて無死満塁。ここから赤田の幸運なテキサスヒットと、小関の犠牲フライで同点に追いつく。そして１死満塁から４番和田が、直球を叩いて左中間へ劇的なサヨナラ満塁弾を放つ。この一発で西武は首位に立った。カブレラの長期離脱は確かに痛いが、本塁打は12球団トップで主砲の空白を感じない攻撃力だ。これに満足せずに投手陣を完全な状態に持っていければ、首位独走も夢ではない。益々楽しみになってきたパ・リーグに是非注目！。

2004.04.11

コメント(4)

西武４連勝、明日も勝って５連勝なるか！

西武対オリックスの試合は１５－５で、伊原前西武監督率いるオリックスに大勝した。伊原監督は今の西武の状態を分析して３連勝を狙っていた発言をしていたが、実際は西武に３連勝の可能性が出てきた。幾らオリックスが伊原監督や八木沢、佐々木、鈴木康らの西武時代のコーチを連れて来てもプレーするのは選手だ。西武も日本ハムとオリックスに連勝しても浮かれてはいられない。試合の内容は相変わらず投手がピリッとしないからだ。打撃陣は徐々に上向きになりマクレーンの復帰も決まった。何としてもスパイ野球集団のダイエーを引き摺り下ろしたい。先日の福岡での３連敗の仇は千葉でロッテが取ってくれたが？、今度は所沢でお返しだ！。

2004.04.06

コメント(2)

痛い！カブレラ骨折で復帰は６月か？

カブレラが死球で骨折！【西武の主砲カブレラが骨折】西武ドームで行われた対大阪近鉄のオープン戦で、山村投手の投じた内角へのシュートをよけ切れずに右腕に投球を受けた。診断の結果は最悪の「右尺骨骨折」でギブス固定６週間必要との重傷を負った。ギブスが取れてもその後はリハビリに更に４週間を要し、落ちた体力の回復や二軍での調整を経て６月復帰が有力だ。但し早期復帰を狙うなら一塁手ではなくて、守備の負担のないDHでの起用も考えられる。【代役は？～守備編】カブレラは一塁手なので代役としては、昨年新人ながら開幕でカブレラの腰痛欠場の穴を埋め４番を任された後藤武だろう。又は、新人ながら米国のマイナーAクラス（メジャーの３つ下の組織で日本風に言えば４軍）から入団したG.G.佐藤の起用もあるかも。オープン戦では持ち味のパワーを発揮しているが、問題なのは捕手登録だがこちらは素人同然で一塁やDHで出場している。いずれにしても守備に眼をつぶって打力優先で使うかもしれない。２軍には昨年の後半で、やはりカブレラの欠場時に４番を任された３年目の中村も控えている。中村は将来の主砲候補として大阪桐蔭から入団した期待の長距離砲だ。【代役は？～打順編】西武の攻撃力は松井のメッツへのFA移籍でただでさえ大きなマイナス材料があるのに、更にカブレラの離脱となると痛い。昨年の打線からは松井、マクレーンが抜けて千葉ロッテからフェルナンデスを獲得したが、フェルナンデスはマクレーンのプラス・アルファ的な存在で２年目なので期待は出来る。しかし松井の穴は４年目の中島ではまだ穴は埋まらない。結局４番の代役は見付からないが、現状では和田の４番抜擢かフェルナンデスの４番起用が妥当だろう。昨年の伊原監督は若手を大胆に起用したが、伊東監督がそこまで大胆に選手を起用出来るかは分からない。【西武の誤算】大阪近鉄はどうもこの手の投手の内角攻めによる死球が昔から多い。これがもしメジャーなら当然次回の対戦では、主砲の中村が狙われるのは間違いない。でも日本ではそこまで露骨に狙わないし、元々西武はその様な卑劣な手段は取らない球団だ。メジャーの様に主砲の長期離脱がある場合は、トレードを仕掛けて代役の選手を獲得するだろう。だが所詮カブレラの代役は誰にも日本球界では務まる選手はいない。西武は８月にはアテネ五輪で松坂が離脱するのに加えて、台湾代表候補の許、張の二人の先発投手をかかえている。シーズンを通して主砲とエースの揃い踏みが短くなる苦難の一年になりそうだ。

2004.03.16

コメント(1)

プロ野球、このチームの展望～大阪近鉄バファローズ

■今季の展望■近鉄は昨年の戦力からは主砲のローズが巨人入りして打線の得点力低下が懸念される。近鉄の特徴といえば強力打線が弱体投手陣を支える構図が長年続いている。ローズが抜けた穴は現有戦力の底上げで埋めるしかないが、近鉄は打者の層が厚いのでオープン戦期間で目途が立つだろう。恐らくＤＨでの出場が多かった川口か鷹野か下山あたりが打力を買われて起用されるだろう。２年目の大西も守備が良いだけに打力が伴えば食い込んでくる可能性もある。投手陣はエース岩隈を中心に若い投手が多く素質の豊かな選手が多いので楽しみだ。高卒２年目の阿部健や新人の香月も戦力として計算が立てば面白い。移籍組では川尻、福盛が中継ぎの層を厚くしそうだ。だが難点は昨年同様に抑えに人材を欠くので、状況に応じて起用する展開になるだろう。■ポジション別陣容■■先発投手■岩隈、バーン、パウエル、阿部健、加藤、山村、山本■中継ぎ投手■岡本、愛敬、小池、吉田、川尻（前阪神）、福盛（前横浜）、戎（前ヤクルト）、香月（新人）■抑え投手■高村、赤堀、宮本、岡本■捕手■的山、鈴木、藤井■内野手■吉岡、中村、水口、星野、阿部真、北川、バーンズ■外野手■大村、磯部、川口、下山、鷹野、大西、益田

2004.03.03

コメント(0)

プロ野球、キャンプイン～千葉ロッテマリーンズ編

万年Ｂクラスがすっかり定着してきた（ファンの方御免ね）マリーンズだが、今季からボビー・ヴァレンタインが監督に復帰して活気が出てきた。山本前監督には申し訳無いが、やはり彼には華が無いし、退団して即古巣巨人の二軍コーチに復帰する精神の持ち主だった。戦力的には韓国の大砲・李の加入と、監督の米国での人脈から獲得したフランコ、ベニーらは荒さはあるが長打力は買える。投手陣は小宮山の復帰はあるが昨年は遊んでいただけに、大きな期待は出来ずにプラス・アルファ的な存在だろう。新人も即戦力よりは将来性を重視した獲得なので、むしろ故障回復が期待される小野、黒木が先発で二桁稼げれば大きいだろう。但し中継ぎのシコースキーが巨人に移籍したのは痛い。■キャンプ展望／千葉ロッテマリーンズ■先発投手清水直、ミンチー、渡辺俊、黒木、小野、小宮山、加藤、小林宏■中継ぎ投手藤田、川井、戸部、薮田、小宮山、谷（前巨人）■抑え投手小林雅、小林宏（８月限定？）■捕手里崎、清水将、橋本、田中（新人）■内野手李（新外国人）、福浦、小阪、初芝、堀、原井、渡辺正、今江、浜名（前ヤクルト）、フランコ（新外国人）■外野手ベニー（新外国人）、井上、サブロー、立川、垣内、喜多、堀、波留

2004.02.12

コメント(1)

プロ野球、キャンプイン～西武ライオンズ編

２月１日に始まったプロ野球のキャンプ。キャンプインを迎える前に各選手は自主トレーニングの名目で、トレーンング・ウエアを着用して様々な課題をもって体力作りや技術向上を行っている。中には選手会主催といった名目でほぼ全員に近い選手がキャンプに近い練習を行っている。この辺りは「和」を重視する日本人ならではだ。■キャンプ展望／西武ライオンズ今季は西武待望の生え抜きの伊東監督が誕生した。球団誕生２６年目にしての生え抜き誕生だが、過去に一度石毛が監督を要請されたことがあったが金の為に断ってダイエーに行ってしまった。これで堤オーナーの逆鱗に触れて二度と球団には戻れなくなった。伊東監督の誕生を大型補強でもってバックアップしたかった西武だが、目だった補強はしなかった。今年は８月になると許、張の台湾人二投手と松坂、和田（又は豊田）がアテネ五輪で離脱するだけに痛い。更に、中継ぎの柱である森が不整脈で未だにキャンプインしていないので不安だ。そこでポジション別に選手を振り返る。(色違いは左腕投手）■先発投手松坂、西口、許、張、後藤、石井貴、鳥谷部、三井■中継ぎ投手森、青木、長田、潮崎、前田、石井貴、岡本（新人）、土肥、帆足、星野、山崎（新人）、■抑え投手豊田、森■捕手細川、野田、犬伏、田原、G.G.佐藤（新人）■内野手カブレラ、高木浩、中島、フェルナンデス（前ロッテ）、後藤武、平尾、上田、高木大、中村、宮崎（前巨人）■外野手和田、小関、赤田、大島、佐藤、柴田、高山、貝塚、藤立（前中日）■指名打者（ＤＨ）後藤武、カブレラ、犬伏、高木大ＤＨは特に専任の選手は決めていないので、相手の先発投手とかで替えてくる。

2004.02.05

コメント(4)

プロ野球、キャンプイン～北海道日本ハムファイターズ編

２月１日はプロ野球のキャンプインの日である。アメリカでは２月の中旬に、投手と野手が別々に集合してバラバラにキャンプインする。日本みたいに組織立ったフォーメーションは少なく、実戦中心主義でふるい落としていく。各球団ともにオフの間に新戦力の獲得を果たして、キャンプの期間ではそれらの新戦力の力が試される。■キャンプ展望／北海道日本ハム編日本ハムの沖縄キャンプは、今季から加入した新庄（登録名：SHINJO)見たさに例年の１００人の所から１５倍の１，５００人が訪れたそうだ。日本ハムは本拠地の移転に伴い今季は何が何でも優勝を狙いに行きたいだろう。昨年までは小笠原のワンマンチーム（他にスター選手がいないと言う意味で）だった所に、アメリカ帰りの新庄が加入して一気に華やいだ。投手も病み上りながら入来を巨人から獲得して先発入りを目指す。新人では高校ナンバーワン左腕の須永（浦和学院）を曲折がありながらも２位で獲得した。マリナーズを自由契約になった佐々木や、メッツ入りした松井稼頭央にも触手を伸ばしていた。パ・リーグは最近は福岡ダイエー、西武、大阪近鉄が三強として君臨している。だがこの三強はこのオフの間に主力選手がどこも抜けてしまった。ダイエーは小久保と村松が、西武は松井が、近鉄はローズと三沢が抜けた。一方の下位の三球団はロッテが韓国の大砲の李、小宮山と黒木の戦列復帰、オリックスは村松のＦＡ獲得などどこも戦力のアップが期待出来そうだ。これで上位と下位の戦力格差が縮まれば面白い戦いが見れそうだ。ただしセ・リーグとは違うシステムで優勝球団を決めるのは納得がいかないな。■先発投手ミラバル、金村、入来（前巨人）、正田、吉崎、関根、岩本、ループ（新外人）■中継ぎ投手芝草、立石、建山、横山（前横浜）、佐々木、清水、糸井（新人）■抑え投手伊達、井場■捕手高橋信、山田、渡辺、中島（前横浜）、実松■内野手小笠原、金子、奈良原、木元、田中幸、田中賢、阿久根■外野手エチェバリア、セギニョール（新外人、元オリックス）、新庄（登録名：SHINJO)、坪井、上田、森本、西浦、石本

2004.02.02

コメント(6)

伊東捕手、お疲れ様～監督就任おめでとう

西武ライオンズの伊東捕手が先日引退を表明した。ある程度予想はされていたし、９月になってからは出番も減っていた。後継者育成の大義名分の名のもとに野田、細川、田原（今は２軍）を起用していた。特にシドニー五輪にアマとして出場していた野田には期待しているらしい（同郷だしね）。３年前のオフにも東尾監督の後任に、就任を打診されたものの現役への未練もあって固辞していた。そんな経緯もあって伊原監督が就任したが、本人も球団もあくまでも伊東捕手が就任するまでの＜中継ぎ＞と考えていた。球団としては是非生え抜きの監督が欲しかったので、創立２５周年で始めて西武OB監督の誕生だ。引退即監督就任には過去にもいい成績を収めたケースが、長島や有藤を見ても無い。しかし、伊東は既に去年から兼任ながらコーチとしても働いていたし、今年は一歩引いて若手捕手の育成を行っていた。自分がスタメン出場しない時は極力２人に任せてベンチでコーチとして配球とかの指示を与えてたようだ。こう言った行動を伴いながらの２年間だったし伊原監督も伊東への帝王学を伝授しながらの采配だったから、差ほど経験不足による心配は少ない。周りを固めるコーチにもかつての清原の師匠であった土井コーチが復帰。西武黄金時代の雰囲気を知っている人だから心強い。その他にはやはり当時の主力投手だった石井と渡辺久の両名が２軍投手コーチに就任。２軍監督はかつて近鉄の４番として活躍した石井浩。こう言った若き指導者に導かれて伊東監督のやり易い雰囲気は出来たと思うよ。オリックスの前監督の石毛が、やはり同様に現役引退と監督就任を要請された。受諾していたら石毛が生え抜き一号だったのだ。だが、石毛はそんな球団やファンの気持ちを袖にしたのだ。彼は、系列の社会人チームのプリンスホテルからドラフト１位で西武に入団した。彼は、主力選手として主将としてチームを引っ張った。球団も当然そんな彼を将来の幹部候補として遇して来た。でも、石毛が監督としてオリックスで選手に接してきた様子を、TVを通してみてきた感想。それは、いい表現をすれば＜熱血監督＞、悪い見方をすればアマチュア選手を指導しているみたい。これが私の石毛監督評です。選手はプロ何だから余りにもオリックスが弱いといっても、プロとしてのプライドだけは持っているだろうしそれを否定するような指導には？マークが付く。ベテランも若手も無い指導方法ではやはりチームに纏まりが出てこなくなると思う。しかし、彼には野球以外の面で一つ決定的な大きなマイナス・ポイントがあった。私生活で彼はX２（バツ２）なのである。別にそれは野球とは関係ないしグランドで結果を出していたので問題は無かった。選手として晩年を迎えていた彼はFA権を行使して同一リーグのダイエーへ移籍した。そこで、当時は万年Bクラスのダイエーは彼を将来の監督候補として三顧の礼で迎えた。これだけなら問題ない。だが、裏では二度の離婚による慰謝料が莫大な金額になった。そこで大邸宅も手放したがそれでも足りない。当然、現役選手を引退して監督に就任すれば億単位の年俸は保証されない。そこでダイエーがその金の一部か全てを補償してあげて、見返りに移籍してきたのである。世話になった西武の監督の椅子よりは＜金＞を選んだのである。当然、堤オーナーは激怒したらしいし、ファンの失望も大きかった。西武生え抜きの監督はファンも待ち望んでいたのである。その後、石毛は痛めていたヒザの具合が思わしくなくて２年在籍して引退した。一度は退団して球団の援助で米国へコーチ留学して２軍監督に就任。ポスト王としての経験を積むはずだった。ところが球団首脳と衝突して退団してしまいダイエーにも帰れなくなってしまった。西武退団時の経緯に加えてダイエーとも喧嘩別れをしてしまったので、石毛はこの２球団の敷居は二度と跨げなくなってしまった。こんな状況では当然第二の人生にも影響が出るだろう。第一西武とダイエーの取材をマトモニ出来なければ評論の活動に影響が出るだろうからね。新聞ネタだけでは放送席に座れないでしょうね。西武か移籍先のダイエーに残っていれば十分な資金と戦力で優勝争いを常時出来る中で采配を振るえたはずである。もしかしたら王監督も既に禅譲していたかも知れない。伊東捕手は、球団のそんな今までの苦い経緯のなかで満を持して誕生する新監督だ。伊東捕手は西武の黄金時代の＜守りの象徴＞であった。打では秋山や清原や先述の石毛やデストラーデが象徴であった。しかし、西武の野球は基本的には投手を中心にした手堅い野球である。ベースは巨人のV９時代の戦術に西武の独自の味を加えたのがカラーである。そんななかで伊東捕手は辻とともに守りで大いに貢献した。伊東捕手は、定時制の熊本工業に通っていたときに甲子園に出場して本塁打も放ち大いに注目された。だが、定時制は４年なので、残りの一年は所沢の高校に転向してドラフト一位で入団した。当時の西武の捕手陣は大石、黒田が主戦であったが一長一短であった。そこに強肩強打の高校生を期待を込めて指名した。球団は彼に期待をして一軍の試合で鍛えた。彼もその期待に答えて不動のレギュラーを獲得した。それから多くの捕手が彼に挑んだが誰一人としてその牙城を崩せなかった。同じく一位指名の大久保は結局巨人に移籍したが早々と引退した。金森、垣内、和田、犬伏、前述の大久保、大宮多くの捕手が負けたり、なかには捕手を廃業して他のポジションでレギュラーを取った者もいた。伊東は監督だった森の影響もあって捕手としてのエキスを全て受け取った。決して派手さは無かったが伊東がマスクを被っているだけで、守っているナインや投手やベンチやファンは安心したものだった。今年は、後継者育成の為に野田や細川の若手がマスクを被って先輩投手の球を受けていた。だがやはりキャリアの浅さは隠せない。普段は伊東捕手の出すサインに疑問を抱いて首を振る投手がいなかった。それが今年はこの二人の時は投手がサインに首を振る場面が多かった。当然投手達は伊東捕手との違いにきずいていた。首を振れば当然インターバルは長くなるのでリズムが微妙に悪くなり、投球にも影響があったと思う。チームはまだ逆転優勝に向けて頑張っているが、来年からは伊東は監督でマスクは被れない。西武の最大の課題は捕手を含むバッテリーの再強化にある。伊東監督には球団は今まで以上に援助を行うであろう。是非、再びかつて以上の黄金時代を築いてパ・リーグの灯を点して欲しいし、伊東にはそれが出来る可能性を秘めている。何せ彼は常勝西武の強さを一番体験してきた選手なのだから。何度でも言う。ダイエーが強くてはパ・リーグの灯が消える。かつての事件を思い出して欲しい。ダイエーは事もあろうに地元の新聞会社から、そのスパイ行為の証拠写真と証言を突きつけられたのである。結局は灰色決着でうやむやにされてしまったが、今でもこれはプロ野球の恥部である。今年の福岡ドームの西武戦でこんな場面があった。NHKの衛星放送で中継があった日の事だ。２死になって１塁にカブレラが出塁していた。ここで西武ベンチは奇策であるカブレラ盗塁のサインを出したが、何とダイエーの城島捕手は投球をウエスト（外す行為）して２塁の手前で余裕でアウトにした。普通に考えればカブレラ盗塁は度肝を抜く作戦だから、走ってからでも刺せる可能性は高い。でもこんな一年に一回あるか無いかの作戦がいとも簡単に読まれた。NHKのカメラはダイエーベンチ内でほくそえむ王監督と大石コーチの姿が大写しになっていた。自分はこれをみて直ぐにピンと来た。西武ファン歴２５年の感は伊達ではないぞ。では何故か？。答えは簡単ですよね、サインが解読されたのですよ。じゃー、どういう風にして誰が？。大石バッテリー・コーチはなんと去年は西武のコーチでありOBでもあります。そんな彼が西武を裏切ってダイエーのコーチに就任したのは伊原監督誕生の時でした。大石は西武の内部情報やサインの情報を全てダイエーに持っていったのでしょう。癖を読んだり傾向を調べて相手の作戦を突破するのは正当の行為でしょう。しかし、サインを解読して野球をやっていてはプロスポーツと言えますか？。最低ですよ。今年の対オリックス戦で４回も２０点以上を取った試合があった。確かにオリックスは投手がひどいがオールスター戦前までは対戦成績は五分だった。オールスター戦直後から何かが変わったように打ち始めたダイエー打線。恐らく期間中に徹底的にサインを解読したのではないでしょうか？。いずれの場合も明確な証拠は存在しません。しかし、ダイエーには疑惑の過去が存在するのでどうしても疑いの目で見てしまいますね。井口選手は素質の豊かな選手だけど、去年まで平均打率２割５分の選手が行き成り３割４分だし、彼は前回の時にも疑惑の３選手の独りだった。２０年以上も西武に負け越していたダイエーの悔しさは分からないでもないが、そんな姑息な手段ではなくて済々堂々戦って結果を出すのがプロスポーツの原点だ。但し、ダイエーは来季は主砲小久保の移籍、井口抜きで戦はねばならないので苦戦は必至だろう。西武の野球は常にそれに挑んで戦ってきたし、醜い敬遠もしなかった。これこそが王道の野球であり西武が強くなる事でパ・リーグの他の球団もレベル・アップ出来る。伊東監督の手腕が発揮できるように、我々ファンも精一杯応援しよう。是非、来年の日本シリーズはダイエーを破って所沢で声を枯らして応援しよう。伊東監督の胴上げを見たいからね。燃えろライオン、西武ライオンズ。

2003.09.22

コメント(3)