パ・リーグ公式戦日程が終了!西武・和田が首位打者
人気blogランキングへ首位打者は和田、松中2冠獲得【パ・リーグ総括】今年のパは楽天の新規参入と、オリックスと近鉄の合併、ダイエーからソフトバンクへの親会社交代、西武グループの経営危機など余り良いニュースのない中でのスタートを切った。楽天の新規参入は、エクスパンション・ドラフト(拡張ドラフト、新球団参入の際に行われる各球団が選手を供出するシステム)が実施されなかった時点で今年の成績は予想が出来た。だが辛うじて100敗を免れただけで、その分が各球団に白星を供給する形で勝率が上がった。オリックスは仰木監督復帰で最後までP.O.進出の望みを託したが息切れした。救援投手陣は踏ん張ったが、長打力不足の打線は迫力を欠いた。最後に西武に地元で連敗し、オリックスに連勝して西武のP.O.進出をアシストした日本ハムは投打共に選手層の薄さが露呈された。楽天はベテラン選手を解雇して、すこしでもF.A.や戦力になる新外国人選手を獲得しないと優秀な監督を据えても同じことの繰り返しになる。ロッテは公式戦の早い時点でが飛び出したまま勢いが衰えず、それは交流戦に突入しても変らなかった。ソフトバンクも昨年の3冠王松中の故障で4月は勢いに乗れなかったが、徐々に力を発揮しロッテを抜いてからは中々ゲーム差が縮むことなく昨年の西武とのゲーム差と同じ4.5差で終戦となった。【昨年の王者西武、勝率5割を割るがP.O.進出】昨年はP.O.で勝ちあがりダイエーを破り、日本シリーズでも王手を掛けられながらも中日に勝ち12年ぶりの日本一に輝いた西武。その原動力は若手選手の成長だったが、今年も中村、栗山、片岡らが1軍に定着した。その反面中島の怪我と2年目のジンクスからくる不振は痛かった。だがそれ以上に投手陣が余りにも酷かった。開幕直後に巨人から急遽獲得した河原を先発で起用し続けたが、結果は出なかった。高卒ルーキー涌井も頑張ったが課題は多く1勝どまりだった。松坂、西口、帆足の3本柱の中でも西口の17勝は価値が有る。この3本柱の登板試合は有る程度の失点を計算出来るが、エース松坂登板時に打線が湿り勝利をもぎ取れなかったのが最後まで響く。先発投手で4番手以降の人材に欠いたので、来季はこの先発投手陣確立が大きな課題だ。終盤に安定した投球を見せた、中日から移籍の宮越が自信を付けると大きい。全く戦力にならなかった、許と張の台湾人コンビも大誤算だった。この二人が元気ならロッテやソフトバンクにこんな大差を付けられなかった。打線では開幕からGW位までの和田の大不振も得点力不足の大きな原因の一つになった。昨年はチーム全体での得点圏打率がリーグ1位だったのがウソの様に、今年は得点圏での逸機が目立った。首位打者を獲得した和田も、得点圏では2割6分程度ではファンとしては素直にタイトル獲得を喜べない。【どうなるプレーオフ】2年目を迎えるプレーオフは今年も1位のホークスと2位のロッテとのゲーム差は4.5だ。これはたとえ第一ステージでロッテが勝っても、ホークスには1勝のアドバンテージは与えられない。西武は昨年は2位ながらP.O.を勝ち抜いて日本一になった。長いペナントレースでは選手層の厚いホークスが有利だが、P.O.のような短期決戦では何が起こるか分からないのでホークスもウカウカ出来ない。第一ステージのロッテ対西武は千葉で開催されるので、大観衆を味方にプレーできるロッテの選手の方が心理的にも有利か?更に、公式戦でもロッテは西武に勝ち越しているのでロッテ有利は動かない。西武も勝率5割未満でP.O.進出したので、ここは開き直って遮二無二プレーをすれば昨年の経験が生きると思う。今年はどんなドラマが待っているのだろうか、楽しみに待ちたい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己PRコーナー日記のテーマとは関係ないけど、私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。写真をご覧になれます第一日目第二日目第三日目第四日目