西武、GW9連戦で負け越し借金は「3」に...
プロ野球観戦記NO.17●埼玉西武 3-6 東北楽天○▼埼玉西武-東北楽天 6回戦(埼玉西武3勝3敗) 観衆31,440人 チ ー ム 123456789計東北楽天0100410006埼玉西武1000000023【投手】(楽)長谷部、小山、グウィン-嶋(西)西口、土肥、岩崎-銀仁朗、野田【責任投手】勝:長谷部2勝2敗負:西口1勝2敗【スタメン】東北楽天6渡辺直9中村真7草野D山崎5中村紀3セギノール4高須8鉄平2嶋------1長谷部【スタメン】埼玉西武4片岡7栗山6中島5中村Dボカチカ3平尾9G.G.佐藤2銀仁朗8佐藤------1西口【GW9連戦を負け越し借金は今季最大の「3」~奮起せよライオンズ・ナイン!】楽天との3連戦の初戦は岸の粘り強い投球もあり、楽天の連勝を見事阻止し岸は昨季から11連勝を記録しました。第2戦は惜しくも楽天のルーキープロ初先発井坂に打線が苦戦し、惜敗となりました。GW9連戦と楽天3連戦勝ち越しをかけたこの試合、ライオンズの先発は今季まだ負けのない西口と楽天は左腕の長谷部。ここまで西口が先発する試合は今季は打線がよく打っていますので今日も期待したのですが...。さて、試合は1回裏、ライオンズが片岡の三塁打、栗山のタイムリーの二人で幸先良く先制点を挙げます。しかし、その直後、打線好調の楽天に高須のセンターへの犠牲フライによりすかさず同点とされています。(ノリの生還のタイミングは微妙でしたけどね...)3,4回は走者を出しながらも何とか無失点に抑えていた西口でしたが、5回に球数が100球を越えたところで四死球と3安打を集中され一気に4点を失い、早くもスタンドには戦意喪失の雰囲気が漂う。打線は5回と8回の好機で畳み掛けることが出来ず、最終回に4番中村が意地のタイムリー2塁打で2点を返しますが、反撃もここまで。後続のボカチカがこの日、3つめの三振を喫しGW9連戦の締め括りも悔しい敗戦となってしまいました。選手のヒーロー・インタビューで、「是非、球場に来て応援してください!」と言うけど、今年のライオンズはローテの関係もあって週末や祝日の大観衆の試合に負けてばかり。ファンは選手の「要望に応えて」満員御礼にまでしたのだから、今度は、選手達がファンの期待に応えてもらいたいです。この楽天3連戦は岩隈もマー君も登板しないことで、あわよくば3連勝で勢いを付け借金返済までしたかったのに逆に1-2と負け越してしまい借金は「3」まで膨れてしまいました。昨日も今日も先発投手が中盤に大量点を奪われ、好機に打てない打線の重荷になっているようです。岸と涌井の試合は確実に勝っている反面、その他の先発投手(帆足、ワスディン、平野、石井一、西口)では勝てないと余りにも極端過ぎます!打線も昨年のような爆発力がなく、又、チャンスに弱く長打に頼る傾向が強く全体的につながりを欠いている。昨年の1,2番コンビも2割台前半に低迷するなか、中島と中村は得点圏打率も高いものの、「春男」と呼ばれるほど春に強いG.G.も本調子には程遠い。そんな暗いニュースが多い中で、ナベQ監督はこの3連戦で守護神グラマンを復帰させ抑えを固定化させ、ルーキー野上を大胆な起用で結果を残した。打者では、赤田と清水の登録抹消と2軍で好調な松坂(マツサカ)と今日からはルーキー坂田の1軍昇格を決めた。松坂は昨日の試合で攻守に良い働きをし、坂田も9回に三振に倒れたが今後に期待したい若手だ。こうした若手を積極的に起用することでチームを活性化させ、ここから3カード連続ビジターでの試合となるが巻き返しに期待したい。次のカードは福岡でのSB戦。今回は初めて表カードでの対戦であちらは杉内、新垣、和田をつぎ込むでしょう。ライオンズはエース涌井、帆足、ワスディンか野上でしょう。3戦目は流動的で何とも言えませんが、相性の良いホークス戦は勝ち越したいです。試合の詳細はこちらでWBC東京ラウンド写真集はこちらでどうぞロサンゼルス旅行記写真集はこちらでどうぞブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)