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カテゴリ:上下水道課
市道山手線の地下の水道管の入れ替え工事が現在進行中です! この写真の物体は何でしょう?答えは後ほど… 今回の第2回レポートでは、前回予告しました、【不断水工事】の様子をお知らせします。 前回までのレポートはこちら↓ 【不断水工事】とは耳慣れない言葉ですが、簡単にご説明すると… 水道管を入れ替える工事の際に、普段皆さんが使用している水道管を、切断して工事をおこなう場面が、発生してしまうことがあります。 工事範囲で水道を使用しているご家庭の件数が少ない場合は、一時的に断水のご協力をいただいて、作業をおこなうのですが、今回入れ替える水道管は、直径約30センチメートルもあり、市内の水道管の中では最大級の幹線水道管です。 もしこれを断水すると、数千件のご家庭や、企業、商業施設に影響をおよぼすため、断水して作業することは不可能です。 このような場合に、水を止めなくても、水道管の分岐などができる工事を、総じて【不断水工事】と呼びます。 今回の水道管入れ替え工事の一環として、加茂川に架かる水道管の橋(添架橋)の架け替えをおこないます。 水道水は常に流し続けなければいけないので、仮回しの水道管を、道路の歩道部分に設置します。その際に、現在使用している水道管からの分岐を取ったり、切断するために水道管に栓をする必要があるので、【不断水工事】をおこないます。 ここからは、【不断水工事】の流れを順を追っていきます! 道路の地下を掘削し、既存の水道管を露出させ、表面を清掃し、部材を設置していきます。 取り付けた部材から水漏れをしていないかどうかを、水圧をかけて必ず確認をおこないます。 水道管に穴を開ける機械(穿孔機【せんこうき】)で水道管の上面、側面の2箇所に穴を開けます。 穴を開けた水道管の破片(穿孔片【せんこうへん】)の確認を必ずおこないます。 また、水道管の内部がでこぼこしていないか、専用の機材を取り付けて確認をおこないます。 水道管内部に異常がないことを確認したら、専用の機材を使用してバルブの設置をおこないます。 最後に養生用のシートを巻きつけて作業完了です! 完了…ですが、このあと埋め戻し、アスファルト舗装の復旧をおこないます。 冒頭の謎の物体は、夜間工事の際の照明装置でした! 今回の【不断水工事】は、10月8日、9日の二晩かけておこない、加茂川の両岸で、2箇所の分岐用バルブと、2箇所の閉栓用バルブの設置をおこないました。 今回の作業や、今後進めていく水道管本体の設置作業は、市道山手線の日中の交通量が多いため、深夜に作業しています。沿線の皆様方や、ご通行の方にはご不便やご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力いただけますようお願いいたします。 次回は【本管布設工事】の様子をお知らせします。おたのしみに!
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最終更新日
2020年10月13日 17時43分19秒
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