|
カテゴリ:上下水道課
道路の下で、白い煙が...これは、いったい?? 今回の第5回のレポートでは、山手線から1本奥の、市道加瀬田355号線での工事の様子をご紹介します! 交通量の少ない道路なので、日中に作業をおこなっています! 前回までのレポートはこちら↓ 第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります! 第2回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~不断水工事~ 第3回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~本管布設工事~ 第4回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~水管橋更新工事~ 工事その① 水道管送水管工事(GX形水道管) 第3回レポートでも紹介した、鋳鉄製のGX形水道管をどんどん布設していきます! 管の通りを合わせながら、慎重に吊りおろしていきます! 工事その② 水道管配水管工事(ハイパーポリエチレン管) 加瀬田355号線では配水支管も同時に整備していきます。 この青い管は、ハイパーポリエチレン管という、現在主流となっている樹脂製の管です。 ハイパーポリエチレン管同士の接続方法は、「融着接合」をおこない、 電気を流して管同士を溶かして一体化しています。 赤く丸で囲ってある部分が飛び出ているのが分かりますか? ここが飛び出ていると、「融着接合」が正常に完了したことの目印となります。 工事その③ 凍結止水工法 古い管から新しい管に切り替えるためには、古い管を切り離す必要があります。 ですが、今回水を止めたい場所の近くに使えそうなバルブがありません。 そこで水道管そのものを冷やして凍らせて水を止めてしまいます! まずは、水道管に発泡スチロール製の容器をセットして... この容器に入った液体窒素を... ジャブジャブ投入していきます! しばらくするとこのように液体窒素の煙が発生してきます。 冒頭で紹介した写真は温泉ではなかったですね。 液体窒素なのでとても寒いです。-196℃くらいあります。 凍結が進んでくるとこんな感じになってきます。 近くの給水管で水が出ないことを確認した後、エンジンカッターで切断していきます! 直径30cmの鋳鉄管なので、切断するだけでも大変です! 切断した場所を横から見るとこのようになっています。 正面が凍結した水道水が氷になっている部分です。 見事に芯までカチコチに凍り付いているのがわかります! 今回は、古い水道管を切り離すことが目的なので、凍った水道管の端部に蓋を設置しました。 最後にバーナーで温めて、凍った部分を溶かして完了です! 今回の市道加瀬田355号線での作業は、 12月の上旬から、1月中旬までかけて、昼間に工事をおこないました。 工事全体もいよいよ終盤にかかっており、2月の中旬頃までには、 夜間作業を含めて、すべての作業が完了する予定です。 また、道路舗装の完全復旧については、水道管を埋めたあとで十分な期間を要するため、 2021年の夏頃までに作業をおこなう予定でいます。 沿線の皆様方や、ご通行の方にはしばらくの期間、ご不便やご迷惑をお掛けしますが、 ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。 主要な作業はこれですべて完了しましたので、 今回の第5回レポートで今回の工事の紹介は終了とさせていただきます。 これまで、読んでいただいたみなさま、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月02日 13時13分58秒
[上下水道課] カテゴリの最新記事
|