|
カテゴリ:上下水道課
!! 巨大な重機が登場 !! 市道山手線の地下に埋められた、古くなった水道管を入れかえる工事は、 前回の第5回レポートで水道管工事は『最終回』でしたが、 今回は番外編として、道路舗装の復旧の様子をお知らせします! 前回の水道管工事から、半年ほど時間が経過しています。 これは、水道管を設置した後で、車が通り、 道路面が押さえられ、 これ以上下がらないところまで、 十分落ち着かせる期間を確保しているためです。 市道山手線については、夜間に作業をおこなっています! 前回までのレポートはこちら↓ 第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります! 第2回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~不断水工事~ 第3回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~本管布設工事~ 第4回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~水管橋更新工事~ 第5回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~最終回~ 市道山手線は、交通量の非常に多い美濃加茂市の幹線道路なので、舗装の厚みが20cmもあります。 一般的な市道は厚みが5cmなので、4倍の厚さです。 とても分厚いため、一晩で施工できないため、2回に分けて施工します。 1回目の舗装施工として、下地の16cmを作っていく必要があります。(図の赤で囲った部分) 昨年度に、水道管を設置した際に施工した仮の舗装をどんどんめくっていきます。 舗装をめくった後で、下地を規定の高さになるよう調整します。 下地の高さを調整したあとで、舗装を施工していきます。 昼間はみなさんに安全に通っていただくため、下地の16cmを施工した後に、 仮舗装を4㎝施工して一旦、朝を迎えます。 下地の施工を終えた後、2回目の舗装施工として、残る表層の4cmを施工していきます。(図の赤で囲った部分) 市道山手線では、『排水性舗装』という、雨水を排水する性能を持った舗装材料を使っていきます。 2回目の舗装工事では、幅を広げて1車線分を工事していきます! 1車線分の幅を4㎝の厚みで薄~く削り取る必要があります。 ここで登場するのが、冒頭でご紹介した大型の重機 路面切削機(ロードカッター)です! この路面切削機はゆっくり自走しながら、車体の底部に取り付けられた回転刃で 舗装を薄~く削り取っていきます! 路面切削機が通過した後が削られているのが分かります。 削り取った舗装の破片は、象の鼻のような先端にベルトコンベアで運ばれ、 ダンプトラックに直接積み込みます。 マンホールの周りや、角の部分などの狭い部分は、小型の路面切削機を用います。 切削が完了したら、舗装新設の下準備をします。 飛び散った舗装の破片を路面清掃車(ロードスイーパー)でキレイにした後… 新しい舗装の付着を良くするため、乳剤散布車(アスファルトディストリビュータ)で乳剤の散布します。 いろいろな下準備が終わったら、新しい舗装を施工していきます。 舗装の敷き均しは、アスファルトフィニッシャーという重機を用いて施工します。 アスファルトフィニッシャーが舗装を敷き均した後を、人力でキレイに形を整えていきます。 舗装を敷き均し、形を整えたところを追いかけるように、振動ローラーで締め固めていきます。 これらの作業を夜間に繰り返して、工事を進めていきます。 今回の道路舗装作業は、 8月の中頃から、9月上旬までかけて、夜間に工事をおこないました。 工事着手前の状況① 工事完成後の状況① 工事着手前の状況② 工事完成後の状況② 水道管布設替えから、道路舗装の復旧までの長期間に渡り、沿線のみなさんや、ご通行の方には、 大変ご不便、ご迷惑をおかけしましたが、みなさんのご協力のおかげで、 今回の工事区間については無事完了することができました。 令和3年度は、今回の工事区間からさらに西へ進んだ区間で、 水道管付設替え工事を引き続き予定しています。 こちらにつきましても、進捗状況に応じてレポートしていきます! 沿線のみなさんや、ご通行の方には、ご不便やご迷惑をお掛けしますが、 ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月30日 11時37分11秒
[上下水道課] カテゴリの最新記事
|