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カテゴリ:上下水道課
今年も水道管の更新工事を進めています!!
美濃太田駅から北へ行ったところにある、市道山手線の地下に、直径約30cmの水道管が埋まっています。 これは、配水本管と呼ばれる市内の東西を結ぶ重要な水道管であり、 周辺の商業施設、病院、工場等の多くの人が集まる施設や、 みなさんのご自宅まで、この水道管から枝分かれして水道水が配られています。 この水道管は、最初に埋められてから、およそ45年が経過しており、 今後、漏水したり、地震で損傷するおそれがあるため、 更新工事【配水管布設替工事(山手幹線第2工区)】を前年度に引き続き施工しています 通常の工事の場合は、主に日中に作業をおこないますが、交通量の多い場所や、 不特定多数の人が出入りする場所については、部分的に夜間工事をおこないます。 前年度までのレポートはこちら 2020年度 第1回 古くなった水道管を入れかえる工事が始まります! 第2回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~不断水工事~ 第3回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~本管布設工事~ 第4回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~水管橋更新工事~ 第5回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です! ~最終回~ 第6回 古くなった水道管を入れかえる工事が進行中です!番外編 ~舗装復旧工事~ 工事その① 不断水工事 「不断水工事」とは何か… については2020年度工事の第2回レポートを参照ください 今回の工事では「φ300×φ300」「φ250×φ250」「φ200×φ200」の 3つの大きさの不断水工事をおこないます。 まずは「φ200×φ200」の口径のご紹介です。直径約20cmの水道管から、同じ口径の水道管を分岐します。 今回の工事では「φ200×φ200」の不断水工事は全部で2箇所おこないます。 1箇所は昼間に、もう1箇所は夜間に作業をおこないました。 続いて「φ250×φ250」です。直径約25cmの水道管から、同じ口径の水道管を分岐します。 先ほどより規模がひとまわり大きくなりました。 水道管の直径が5cm大きくなっただけなのに、使用する機械の大きさがかなり違うのがお分かりでしょうか 最後に「φ300×φ300」です。直径約30cmの水道管から、同じ口径の水道管を分岐します。 今回の工事で取り扱う水道管の中では、最も大きなサイズです。 水道管の口径が大きくなるとともに、施工する機械も大型化しているのが分かると思います。 こちらについては夜間に工事をおこなっています。 水道管を新たに設置していく中で、既設の水道管と結び、水道水を相互に送り届ける必要があります。 そうした中で、水の流れをを止めず、水道水の利用に影響を与えないような工事の技術として、 「不断水工事」が考案され、普段から様々な場所で施工されています。 工事その② 水道管送水管工事(GX形水道管) 「GX形水道管」とは何か… については2020年度工事の第3回レポートを参照ください! 今回の工事では、主に直径約30cm(φ300)の大きさの水道管を布設しています。 今回の工事は、2020年度と違い、やや狭い道路で水道管を設置していく場所が多くあります。 そのような場所でも重機を操り、うまく位置を合わせて順番に据え付けていきます。 既設の構造物や、下水道管、雨水管などを回避する場合は、「ベンド」 と呼ばれる曲がり角度に合わせた部材を組み合わせて回避していきます。 このように、陸上で組み立てたものを吊り降ろし、据え付けていくこともあります。 配水本管は給水管を持たない重要な水道管なので、間違って住宅などへの給水分岐がされないよう、 専用のテープを貼っていきます 岐阜県の管理する県道と、市道山手線の交差する交差点付近は、 交通量が非常に多いため、夜間に施工をおこないます。 吊下ろした水道管を接続しています。 水道管に表示された白い標線を目印に必要な深さまで挿入していきます。 据付が完了したら、設計通りの深さになっているか確認します。 タブレット端末を用いて管理情報を記録していきます。 今回の工事は、2021年12月の時点で、直径約30cm(φ300)の本管部分については、 ほぼ施工が完了しており、水圧試験に合格した後に年内に通水を行う予定です。 引き続き、年明けから、ポリエチレン製水道管の新設や、廃止する古い水道管の閉塞作業を行う予定です。 沿線の皆様方や、ご通行の方にはご不便やご迷惑をお掛けしますが、 ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月15日 14時30分54秒
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