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カテゴリ:主婦ネタ
あしひきの山桜花(やまさくらばな) 、日並べて、
かく咲きたらば、いと恋ひめやも 万葉集より 作:山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと) <もしも 山の桜が何時までも咲いているのだったら、こんなに恋しいとは思わないでしょう> あちこちで桜の開花便りが聞こえてきます。 花冷えの日が続きましたが、ここ数日 やっと暖かい日が続いています。 暖かいと肋骨の具合もいいようです。 いよいよ春も間近。 そこで 気になるのは花粉。 最近 とみに花粉症の人が多くなってます。 では、なぜ花粉症の人が多いのでしょうか? また アレルギーや糖尿病、ガンなどの生活習慣病も増え続けています。 昔に比べ、病院の数も増え、医療も日進月歩でよくなっています。 遺伝子の解読もほぼ終わり、いかに応用するかというところまで来ています。 でも、病人の数は増えていき、健康保険制度は危機を迎えています。 それは、根本的なことを忘れているからです。 ところで、いつも悪者扱いされているコレステロール。 しかし このコレステロールもあまりに値が低いと危険なことがわかりました。 ----------------------------------------------------------------- 総コレステロール値が低めの人は高めの人に比べて、死亡率が高くなることが、富山大学の浜崎智仁教授(脂質栄養学)らの研究でわかった。 一般市民の健康状態を追跡した5件の研究結果(計17万人)を詳しく分析し、28日発表した。 「コレステロールが高いと危険」という“健康常識”を覆す結果で、これだけ大規模な調査で示されたのは初めて。 調査によると、血液100ミリ・リットル中の総コレステロール値が160以上~200ミリ・グラム未満を基準とすると、それより総コレステロール値が低い人の死亡率が男性で1.6倍、女性で1.4倍になることが判明。 200ミリ・グラム以上の人では死亡率は変わらなかった。 研究チームによれば、別の研究でコレステロールのうち、動脈硬化を促して「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロール値についても、低い人で死亡率が高い傾向だったという。(2008年3月28日 読売新聞) ----------------------------------------------------------------- 西洋医学は日進月歩。 いろいろなことが解明されて、時とともに移り変わることもあります。 しかし 人間の身体にとって悪いもの、良いものの基本は変わりません。 人間の身体にとって根本的なもの。 それは食べ物です。 人間の身体は食べ物から出来ていることです。 当たり前といや当たり前なんですが・・・ ということで、本日のお題は 「食べ物」 尚、昨日のお題は 「桜前線」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ この頃はグルメとかなんとかで、贅沢な食べ物を食べるのが流行ってますが、確かに味についてはおいしいでしょう。 しかし それが良い食べ物かどうかは別です。 というより、贅沢な食べ物ほど人間にとっては悪い食べ物のほうが多いのです。 日本食の粗食のほうが、よほど身体にとっては良い食べ物です。 贅沢グルメでメタボ。 そして ダイエットにお金を使う。 バッカじゃなかろか とさえ思いますね。 人間、悪い食べ物を食べれば病気になります。 これも当たり前といや当たり前のことですが。 心や精神も、実は食べ物に左右されているのです。 この基本を忘れて、心臓なら心臓、肺なら肺など、部分的に治療していては病気の根本は治りません。 特に、現代の西洋医学は病気を治す、というよりも、薬で症状を抑える対症療法に走ってしまい、根本を見失っているような気がします。(外科的なものは除く) 中医学では、「食は医なり」というように、食そのものが体を治していくという考えです。 西洋医学では、「食」と「医」を分けて、合理的に考えるようになっています。 西洋医学で使う薬は、いわば毒物です。 毒は毒をもって制すというやり方です。 毒ですから、使い方を間違えると死に至る場合が起こります。 その一例が副作用です。 現代病のほとんどは、食が原因です。 食を正していけばゆっくりと身体が正常に戻っていくのです。 中医学では、身体が必要としている栄養素を摂取することで病気が治るという考えです。 それが「食は医なり」、「医食同源」ということです。 今の日本は白砂糖・白米・精製した白い塩が主に使われています。 これらを食べることによって身体は悲鳴を上げています。 最近、塩や砂糖を気にする方が出てきて、少しずつ理解する人が増えてきたようです。 しかし、市販のものはまだまだです。 添加物だらけです。 外食をする機会の多い方は特に注意です。 白砂糖・白米・白い塩の共通点は、みんな精製してあることです。 味や見栄えを重視した結果なのでしょう。 しかし、これらには身体が必要としている大事なミネラルなどの栄養分が取り除かれています。 白い塩は塩化ナトリウムです。 化学塩です。 腎臓に負担がかかります。 白砂糖は特に悪いようですね。 体の中の燃焼メカニズムを説明すると、白砂糖が悪いのがわかります。 例えば、石油ストーブが燃えるときに必要な燃料は灯油ですね。 その灯油に火をつけるものが必要です。 それが【まっち】です。 あ もとい、マッチです。 体の細胞の中にミトコンドリアというものがあります。 昔、学校で習ったはずですが、覚えてますか? そのミトコンドリアはストーブの役割をします。 燃料はブドウ糖です。 このとき、【まっち】の、あ またまた しっつれい! マッチの役割をするのが5種類のビタミンB群(B1、B2、B3、B6、B12)です。 そして、ブドウ糖に火がつけられ、細胞のなかのミトコンドリアでブドウ糖が燃焼されてエネルギーを出します。 そして体は36度程度の体温を保つことが出来るのです。 このとき、マッチの役割をする5種類のビタミンB群のどれか一つでも欠けるとそこで燃焼が止まり、中性脂肪に変わってしまい、糖尿病の原因にもなるわけなのです。 そして、このビタミンB群を破壊するのが白砂糖なのです。 白砂糖にはビタミンB群はありません。 もし、白砂糖を常時使っている場合は、できれば黒砂糖に切り替えてください。 三温糖もイマイチです。 ビタミンB群の多いものは、発酵食品、海草類、未精白穀物、鰹節、かぼちゃ、などです。 【まっち】の(しつこい)、あ ごみん! マッチに当たる火薬がビタミンB群で、その芯にプロテインが付いています。 ですから、プロテインも摂取する必要があります。 しかし、肉や魚は食べ過ぎないほうがいいですね。 特に肉はあまりよくありません。 その代わりに、大豆製品、豆腐などを毎日食べれば最高です。 1日1丁食べれば充分です。 糖尿病も治るかも知れません。 白砂糖を黒砂糖に替え、1日1丁の豆腐を食べればいいわけです。 燃焼効率もよくなり、中性脂肪も減りますよ! 豆乳でも納豆でもOK 尚、過去ログに「ミネラルVs ビタミン」、「薬膳」がありますので、こちらもご参考ください。 また 花粉症については、こちら 「花粉症」、「花粉症 Part-2」、「花粉症 Part-3」、「花粉症 Part-4」、「花粉症 最終回」 ◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。 ●別ブログ3/27の新着は「そば、ラーメンの食べ方」 前回は「開け~ゴマ」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月03日 23時16分16秒
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