いろいろ【まっち】んぐ

いいお天気が続いてましたが、明日は雨模様らしい。　まあ　ひと雨ごとに暖かくなる　というのは昔の話で、今は急に暖かく(というより暑い)なります。

このごろは何かお天気が狂ってますね。　人間も狂っている人多いようですが・・・　何か聞くところによると、ヘンなジジイが嫌がらせしたり、瀬戸際になってお涙頂戴に出たりとしてます。

こちら→「怒ってる息子さんを神戸に寄越してくんない？」
　　　　　　「つれづれ草23こと、Nさんへ　私信です」
　　　　　　「つれづれ草23＝Nさんへ　私信です」


ところで、この前「後期高齢者医療制度　その2」で書いた、お仕事の件ですが、すぐ出来るものではなかった。　現場視察が必要でした。(現場は香川、日帰りです)

現場を見て、計画図を描いて、それからやっと普通の図面が描ける。　そういう仕事でした。　手間ヒマかかって、たいした量がない。

ま　仕事のいっぱいあるときなら敬遠するのですが、只今お仕事の少ない本社内。　無理して取ることにしました。　ヘルメット、安全靴など現場用品もひととおり持ってますし・・・

ところで、この前　派遣予定者の面接に連れて行くのに社長の車を借りて運転したのですが、最近のカーナビはネズミ捕り(スピード違反取締り)の場所まで注意喚起してくれるのですね。

よく通る場所なので、よくそこで取り締まりをやってるのは知ってましたが、その場所の手前に来ると、「スピード違反取締りに注意！」とカーナビが言ってくれるんです。

いやぁ　カーナビも進歩したものです。　そして、今度　「車上狙い」が多い地点を注意してくれるカーナビが出たそうです。

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三洋電機子会社の三洋電機コンシューマエレクトロニクス(鳥取市)は、車内の貴重品などを盗む「車上ねらい」が多い地点をドライバーに知らせる簡易型ナビゲーションシステム2機種を21日に発売する。

当面は大阪府内が対象で、大阪府警から提供を受けたデータを基に発生件数に応じた737カ所の「危険度」を3色のアイコンで表示する。　将来は東京や名古屋などにも広げる考えだ。

2機種で初年度15万台の販売を目指す。　価格はオープンで、店頭想定は「NV-SD700DT」が10万5000円前後、小型の「NV-SB360DT」が8万5000円前後。

内蔵メモリーの容量も2ギガ(ギガは10億)から4ギガバイトに増やし、検索の性能などを高めた。電話番号による検索件数を従来の約208万件から約4000万件に増やしたほか、交差点情報などを3次元映像で見られる。

CPU(中央演算処理装置)も変更して画像を滑らかに表示できるようにしたほか、携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」の録画機能も加えた。(2008年4月9日 日本経済新聞)
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カーナビ　欲しいなぁ～　　私の車はまだマン(人)ナビです。


さて、この前「確率」で宝くじの当選確率はかなり悪い　と書きました。　では　どれだけ悪いのか、また　還元率はどのくらいなのか、をみてみたいと思います。


ということで、本日のお題は　「還元率」

尚、昨日のお題は、古典シリーズ　「八雲から三十一文字」
　　　ご覧になってない方はこちらもどうぞ


　1等、3億円！！！

チョー高額な配当金につられて、購入する人が多いのが宝くじ。　　宝くじを買ったらあとは発表日をただ待つだけ。　誰でも手軽で簡単。

売り場でクジを買うだけなので、技術介入の余地はありません。　ただ　現在はロトなるものがあり、多少は自分の思考が入れられますが・・・

他にも、ギャンブルとしては競馬、競輪、競艇などがありますが、これらはそれぞれ自分の思考が入れられます。(だから　予想屋というのがいる)

では、その還元率はどのくらいなのか？

その前に還元率とは、集まったお金を主催者が投資した客に戻す額です。　つまり　バクチで言うテラ銭の逆です。　では気になる還元率はいくらなのでしょうか・・・

まず　結論から言いますと、各種ギャンブルの還元率は、おおよそ、宝くじ46％、競馬75％、ルーレット95％、スロットマシン96％、パチンコ97％、クラップス99％、ブラックジャック96～102％です。

注)　ブラックジャックはプレイヤーの技量が反映するので、100％を超えることが可能なのです。

しかし、ここで、「パチンコ97％」という数字が異常に高い気がしませんか？　どう考えてもパチンコで破滅している人のほうが多い気がしますが・・・

この謎を解くヒントは、1回のプレイにかかる時間です。　そう、パチンコは、ものすごく回転が早いのです。

具体的に計算してみますと・・・　あ　仕事がないからといって決してヒマなわけではありません。

例えば　1回のゲームが5秒で終わってしまうゲームがあったとしましょう。　このゲームの還元率が99.9％だったとします。

ただ　実際は胴元がテラ銭を取るから、純粋なギャンブルでこんな高い還元率のものは存在しません。

10000円から始めて、このゲームを1回プレイすると、手元に残るお金の残りは9990円です。　この間、5秒。

もう1回プレイすると、9980.01円残る計算です。　(10000x0.999)x0.999＝9980.01

では、このゲームを1時間プレイするといったい元金の何％が残ることになるでしょうか？

10000x0.999、(10000x0.999)x0.999・・・　以下　この72乗(60x60/5)＝4866

答えは、48.66％。　なんと、これは宝くじの還元率とほとんど同じです！　　たった1時間でですよ。　これでパチンコの還元率の謎も解けたと思います。

さて、次に宝くじの当選金額と当選本数から還元率を計算してみたいと思います。

まず　平成17年の「年末ジャンボ宝くじ」のデータを以下に示します。　昨年はどうやら60周年記念賞なるものが追加されており、少々還元率が高くなるかもしれません。

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名　　　称：　「年末ジャンボ宝くじ」（第498回全国自治宝くじ）
発売予定額：　2,220億円
発　売　元：　全国都道府県及び14指定都市
価　　　格：　1枚300円

当選金の明細：下記のとおり。　本数は１ユニット(30億円)あたりの当せん本数と74ユニット(2,220億円)の場合の当選本数。

等級　　　　　　　　　　　当選金　　　　　　　　　　　　　　　本数
1等　　　　　　　　　200,000,000円 (1ユニット)　　　1本(74ユニット)＝74本
1等の前後賞　　　　50,000,000円　　　　　　　　　　　2本　　　　148本
1等の組違い賞　　　　　100,000円　　　　　　　　　　　99本　　　7,326本
2等　　　　　　　　　100,000,000円　　　　　　　　　　　　3本　　　　222本
3等　　　　　　　　　　　5,000,000円　　　　　　　　　　　10本　　　　740本
4等　　　　　　　　　　　　　10,000円　　　　　　　　10,000本　　740,000本
5等　　　　　　　　　　　　　　3,000円　　　　　　　100,000本　7,400,000本
6等　　　　　　　　　　　　　　　300円　　　　　1,000,000本　74,000,000本
60周年記念賞　　　　　　600,000円　　　　　　　　　100本　　　　7,400本

販売予定額
みずほのデータにもありますが、販売予定金額は2,200億円です。　年末ジャンボはユニット・組・番で構成されており、ユニットは74ユニット、組は2桁なので100通り(00～99)、番号は6桁なので1000万通り(000000～999999)です。
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つまり、　74 x 100 x 10,000,000 = 220,000,000,000((2,200億円)

という計算になり、データと一致します。(当たり前ですが)

さて、次は当選金の総額を計算してみたいと思います。

各等の当選金額
　200,000,000 x 74 = 14,800,000,000
　50,000,000 x 148 = 7,400,000,000
　100,000 x 7326 = 732,600,000
　100,000,000 x 222 = 22,200,000,000
　5,000,000 x 740 = 3,700,000,000
　10,000 x 740000 = 7,400,000,000
　3,000 x 7400000 = 22,200,000,000
　300 x 74000000 = 22,200,000,000
　600,000 x 7400 = 4,440,000,000

当選金の総額　　105,072,600,000
販売予定額　　　222,000,000,000
還元率　　　　　　47.33%
胴元の儲け　　　116,927,400,000

還元率

上記に示しましたが、平成17年の宝くじ還元率は47.33%しかありません。　くじを買った瞬間から、半分以上の金をすられてるのです。(ぼったくり・・・)

年末ジャンボ宝くじは、1,2等の金額があまりにも大きいように感じると思われるかもしれませんが、6等でも合計は222億円もあり、1等の合計よりも多いわけです。

ちなみに、2等と5等も222億円です。　そうすると、当選金は大勢に小額を分配するか、少数の人に多額を分配するかの違いでしかないことに気がつくと思います。

ここがポイントです。　ほとんどの人が1,2等の当選金の高額さに目が眩んでいるわけです。

そうすると、宝くじがどのくらい不利なのか有利なのかは還元率で考える必要があることに気がつかれると思います。

ただ　当選金にはクイズの賞金や競馬の配当金と違い、所得税が一切かかりません。(競馬の配当金には一時所得税がかかります)

そして、いつもメディアなどで報道されますが、当選しているにも関わらず、換金に来ない人がいます。　高額当選もさることながら、小額当選の不換金率はかなりになるそうです。

この不換金のものは余剰金として、発行元の各自治体に再配分されます。　つまり　テラ銭がまた増えるわけです。

しかし　売れ残りというものがあります。　この売れ残りの中に当選番号があったら、かなり変わってきます。

ただ　実際には売れ残りは発売最終日後、直ちに集計され、原則として当選番号からはずされるそうです。

世の中には競馬などもありますが、還元率で一番不利なのは宝くじ系である　ということをよくわかっておいてください。

尚、私は宝くじ不買同盟(そんなのがあるのか)の回し者でもなく、「確立」で書いたように、これからも宝くじは買い続けると思います。


◆行方不明の　ケイ君　まだ見つかっておりません。　長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。


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