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カテゴリ:アウトドア
もうすぐGW。 早い人は明日からお休みでしょうね。 早々と各国際空港は、海外脱出組がかなりおいでになったようです。
ところで、この夏(7/5)に東海北陸自動車道が全線開通します。 飛騨清美~白川郷(24.9km)が未開通でしたが、これで東海と北陸が高速道で結ばれ、かなりの時間短縮になります。 それを見越してか、今 高山でホテルの建設ラッシュになっているそうです。 ----------------------------------------------------------------- 高山市の旧市街地で、ホテルの大改装、建設が相次いでいる。 東海北陸自動車道の全線開通を夏に控え、早くも顧客の獲得合戦に火がついた格好だ。 富裕層をターゲットに客室の高級化を進めたり、ビジネス客や若者に絞って低価格を売りにする二極化も進んでいる。 大改装したのは、20日にオープンする高山グリーンホテル(254室)。 「天領閣別邸」と名付けた9階建て最上階に1人1泊6万円の特別室を設けた。 露天風呂付きで、飛騨の匠(たくみ)の技を生かした和室と洋室を備え、窓や露天風呂からは北アルプスを眺めることができる。 特別室などを利用する客専用のフロントを設けるほか、エレベーターも専用カードキーがないと、ハイクラスな部屋がある7階以上に昇れないようになっている。 新谷尚樹社長は「旅行する人は十人十色で、ビジネスホテルと旅館では客層が違う。 ゆったりとしたサービスと飛騨らしさを出していきたい」と言う。 一方、JR高山駅に近い同市花里町では、東京のホテル事業会社「共立メンテナンス」が13階建て温泉付きの観光・ビジネスホテル(173室)を着工、来年4月の開業を目指す。 地元旅館も負けてはいない。 同市花川町で旅館を営業する「清龍」は、約13億円をかけて同市名田町に9階建てビジネスホテル(119室)を建設中だ。 最上階に温泉大浴場を設け、9月にオープンする予定。 村井繁喜社長は「若い人向けに宿泊費が少なくて済むような宿泊特化型のホテルにした」と話す。 このほか、名鉄不動産(名古屋)、スーパーホテル(大阪)、東横イン(東京)などが市内への進出を検討している。 JTB中部(名古屋市)では「東海北陸自動車道の全面開通は中部地方の観光に大きな影響を与える。 高山市は魅力ある街なので、様々な観光コースが設定できるようになる。 ホテル数や高級な部屋が増えれば、需要に合わせて対応できる」と歓迎する。 旧市街地の昨年の宿泊客数は約115万人で、前年より3万7000人減少した。 しかし、同市が昨年、フランスのタイヤメーカー「ミシュラン」の旅行ガイドブックで三つ星を獲得したことを受け、アジアからの旅行客が急増しており、ホテル業界のサービス競争は激しさを増しそうだ。(2008年4月11日 読売新聞) ----------------------------------------------------------------- 確かに高速道の普及で便利になりました。 私が初めて高山へ行ったときには岐阜市からR156、R158の一般道を使って1日がけで行ったものです。(40年も前ですが・・・) さて、本日は週末のお約束 温泉シリーズですが、今回は高山からも近く、以前は秘湯と言われた「白骨温泉」 尚、昨日のブログは 「いただきさん」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 白骨温泉 かつらの湯 「丸永旅館」 元禄年間に信濃の人・斉藤孫左衛門により開かれたといわれ、飛騨山脈の、乗鞍岳、十石岳、霞沢岳の麓に位置します。 古くは戦国時代の武将、武田信玄が戦いで負傷した兵士の治療に使っていた とも言われます。 また 乗鞍岳の鉱山の炭鉱夫の治療にも使われました。 作家 中里介山の小説、大菩薩峠・白骨の巻で一躍有名になり、以後 若山牧水、与謝野晶子、芥川竜之介、など有名な文人も訪れた秘湯です。 湧出時には透明な温泉が、時間の経過によって白濁するお湯として有名で、「白骨の湯に三日入ると三年は風邪をひかない」とも言われています。 白骨と言えば「泡の湯」、「小梨の湯」などが有名ですが、「丸永旅館」はその中間に立地し、ここには泡の湯旅館(泡の湯とは違います)、丸永旅館、笹屋の3つの宿だけです。 私が初めて訪れたのは18年ほど前。 ちょうどそのときに手に入れたマイクロバス改造のキャンピングカー(中古で25万円)で友人たち8人で行きました。 たまたまネットで見つけた安価な宿。 それがこの「丸永旅館」でした。 お湯は「泡の湯」、「小梨の湯」それぞれの源泉を内湯、露天に引いています。 内風呂は泡の湯と同じ源泉を、露天風呂は小梨の湯を引いているとのこと。 規模も小さく、ひなびていて結構秘湯感溢れるお宿。 内湯は男女別ですが、露天風呂は混浴。 内湯の浴槽もこぶりで5人も入ればいっぱいになりそう。 当然 源泉掛け流しで、浴槽の木の枠に湯の花がこびりついていて、溢れっぱなしです。 内湯の奥に窓にしか見えない露天風呂への出口があります。 露天へ出た時に無防備に突っ立つと、外の道路から見えてしまいそう。(一応 目隠しの塀はありますが・・・) 女性は宿でバスタオルを貸してくれます。 露天風呂は白濁していて底が見えないので注意がいります。 また 底がごつごつしていて、ちょっと居心地はイマイチ。 白骨温泉の中では現在でもおそらく規模、料金設定とも最も小さな部類だと思います。 食事は豪華な食材を使った料理ではありませんが、まあまあ満足のいく食事です。 18年前ですが、当時 確か税サ込みで、8000円(/1人)くらいでした。 現在は1泊2食付き 10,650~15,900円(税サ別) ネットで値切れるサイトがあるようです。 今では全国に知れ渡り、秘湯とは言えなくなった白骨温泉ですが、山間の秘境という景色はいっこうに変わりません。 そのときに乗ってたキャンピングカー 白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館 長野県松本市安曇4185-2 TEL:(0263)93-2119 FAX:(0263)93-2067 泉 質 含硫黄-CaMg-炭酸水素塩泉(硫化水素型) 新泡の湯 37.9度 小梨の湯 33.3度 源泉は2種類あり 日帰入浴料金 500円 営業時間 11~15時 定 休 日 年中無休 松本電鉄新島々駅から67分泡の湯旅館前 上高地スーパー林道(有料)を白骨温泉方面へ、または松本側から国道158号を途中 白骨温泉の看板に従い右折、湯川渓谷沿いの山道を30分 尚、私の木曽の山小屋からは2時間ほどで行けます。 ◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。 ●別ブログ4/21の新着は「老眼」 前回は「泥酔で記憶がない という人の努力」 のんべえ必見! こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月25日 23時35分47秒
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