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カテゴリ:主婦ネタ
【うれしきもの】 ~第二百七十六段
(一) うれしきもの。まだ見ぬ物語の一を見て、いみじうゆかしとのみ思ふが、残り見いでたる。さて、心劣りするやうもありかし。 中 略 遠き所はさらなり、同じ都の内ながらも隔たりて、身にやむごとなく思ふ人の悩むを聞きて、いかにいかにと、おぼつかなきことを嘆くに、おこたりたる由、消息聞くも、いとうれし。 <うれしいこと。まだ読んだことのない物語の一の巻を読み、その先を読みたいとばかり思っていたところ、残りの巻が見つかったとき。それでいて、読んでみたら案外がっかりすることもある。> <遠い所にいる場合は言うまでもなく、同じ都の中でも離れていて、自分が大切に思う人が患っていると聞き、どうなんだろう、どんな具合なのだろうと不安で嘆いているときに、全快したとの便りを得るのもとてもうれしい。> 【憎きもの】 ~第二十八段 (三) また、物語するに、さしいでしてわれひとりさいまくる者。すべてさしいでは、童も大人もいと憎し。あからさまに来たる子ども・童べを、見入れらうたがりて、をかしきもの取らせなどするに、慣らひて常に来つつ、ゐ入りて調度うち散らしぬる、いと憎し。 中 略 のみもいと憎し。衣の下にをどりありきてもたぐるやうにする。犬のもろ声に長々と鳴き上げたる、まがまがしくさへ憎し。 <また、話をするときに、でしゃばって自分ばかり先走る者。大体でしゃばりは、子どもでも大人でもとても憎らしい。ちょっとやって来た子どもや召使いの少年らに、目をかけてかわいがり、面白い物を与えたりすると、それに慣れてしょっちゅうやって来ては部屋に座り込み、回りの品々を取り散らかすのはほんとうに憎らしい。> <のみもとても憎らしい。着物の下で跳ね回り、着物を持ち上げるようにするとき。犬が声をそろえて長々と吠え立てているのも、不吉な感じもして憎らしい。> きれいな文章で、興味がわき、次を読んでみて、じっくりその意味を解釈するとがっかりすることはよくあります。 表面のきれいさに惑わされないことですね。 遠いところにいる人が病んでいるのは、すぐ行けないだけに、いたたまれません。 でも 回復したと聞けば、非常にうれしいです。 オラが一番 と思っている傲慢な人はよく先走ります。 何もわかってないくせに、わかったような気になって・・・ ノミも小さいくせに、びょこぴょこしてうっとうしいものです。 小物は小物らしくすればいいのに・・・ いきなり訳のわからんことを書いて、メンゴですぅ~ 決して暑さのせいでおかしくなったのではありません。 しかし「人の振り見て我が振り直せ」とはよく言ったもので、人のことはよくわかっても、自分のことはわからないのね。 だから、周りはわかってても、わからないのは・・・ということになるんだよなぁ~ 星野ジャパン 残念ながら3位決定戦にも敗れ、入賞外になりました。 次回ロンドン大会はソフトポールとともに、オリンピックの競技種目からは外れますので、挽回戦はできなくなります。 ま しかし 戦い終えた選手には「お疲れさま」です。 反省はあるでしょうけど、成績ばかりがオリンピックじゃありません。 さて、もうすぐ秋。 秋といえば「食欲の秋」、「読書の秋」とか よくいわれます。 で、その本ですが、本の発売日の日付が実際の発売日と異なることは、みなさんご存知の通り。 本の「奥付」に載っている「発行日」や、「発売日」って、どう決まっているのだろうか? ということで、本日のお題は 「発売日」 注) 奥付:本の末尾に書名や著者名、出版年月日などが記載された部分 尚、昨日のお題は、週末の温泉シリーズ 「境鉱泉/富山県朝日町」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 新刊本を読んでから「奥付」を見ると、発行日がまだ先の日付になっていることがよくあります。 あれれ、今 ○月○日なのに・・・と。 これについては、結論から言うと 「書籍の発売日(発行日)は、各社まちまちになっています。これは、雑誌と違って書籍の場合、書店に一斉に並ぶことがないからです」(社団法人日本書籍出版協会)とのこと。 雑誌の発売日にはある程度のルールがありますが、書籍の場合は、けっこう曖昧な気がするんですが・・・ では、「発売日」、「発行日」というのはいつを指すのか? 「書店さんに並ぶ日をだいたい想定して記すことが多いんですが、特に決まりはありません。 各出版社でのルールはあるはずですが、実際に書店さんに並ぶ日に近い大安日を選ぶ会社などもあるようです」(社団法人日本書籍出版協会)ということらしい。 実際に書店で手にとったときに奥付を見ると、発行日がずいぶん先の日になっていることも多い。 「発売日の記載は、書店さんの注文に対応できることを踏まえて決めているもの。 実際には今月末には本が書店に並んでしまうのに、書店からの返品を遅らせるために、記載する発行日を来月末にしておこうなんて会社もあるようです」(社団法人日本書籍出版協会)とのこと。 つまり、奥付の日付を実際の発売よりずいぶん先にするのは、出版社側が返品を遅らせ、できるだけ長く書店の棚に置いてもらうための工夫という面もあるようです。(ずっこ) では、いっそのこと、奥付にある発行日を実際の発売日より半年ぐらい、あるいは1年先にしておくなんてのも可能なのか。 奥付の発行日は書店に並ぶ○カ月以内などの決まりは特にないので、それもできなくはないらしい。 しかし それを読者が見てどう思うか? あまりにも先で、逆にクレームを受けることもある。 一般的に本の奥付には、「表題」、「著者名」、「発行者名」、「発行社名」、「印刷所名」、「発行日」、「刷数」、「定価」などが記載されるが、そもそもこれらの要素に関しても「価格(=定価)以外は、何を入れなければいけない」などは決まっていないのだとか。 「奥付に入れる要素は特に法的拘束力もないですし、業界的な取り決めもありません。 発行日も書かなくてはいけない というものでもないんです。 これらは戦前に本の検閲があった時代の『出版法』で義務付けられたもので、慣例として残っているだけなんです」(社団法人日本書籍出版協会)とか・・・ そもそも本の「発行日」を書く義務もないとは なるほにょ 記載が曖昧なのも、納得でふ! 昔は本代に2~3万円 使ってました。 もっとも半分は雑誌、単行本の小説ですが・・・ 金まわりが悪くなってからは古本屋さん。 そして今は、ほとんど0 <オマケ> シリーズ化してしまった懐メロ 今日は、心穏やかに ということで、 「When you wish upon a star (星に願いを)/Frank Chacksfield」 同じくディズニー版「When you wish upon a star-disney moments」 そして 今日は雨なので(こじつけ) 「雨音はショパンの調べ」 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ8/17の新着は「壱億円札」 前回は「値引き値札」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月24日 14時21分40秒
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