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カテゴリ:主婦ネタ
最近 スーパーのレジ袋が有料化される話をよく聞く。 ウチの近所のスーパーはまだそういう話はないが、レジ袋をもらわないとポイントが付くため、マイバッグ持参の客も多い。 が、このマイバッグ、ヘンなところで悪用されているらしい。
----------------------------------------------------------------- 県内の各スーパーマーケットで、4月に一斉に始めたレジ袋の有料化に伴い、マイバッグを悪用した万引きが相次いでいることがわかった。 万引き用と精算用のマイバッグを使い分けるなど手口も巧妙で、昨年と比べて3割も万引きが増えたスーパーもある。 ゴミ減量と地球温暖化防止を目的とした環境保護策が「副作用」を生んだ形で、業者側は対応に悩んでいる。 ●3割増加の店も 富山市に本店のある大手スーパーでは4月から7月にかけて万引きが前年同期比で3割以上増えた。 マイバッグを二つ持ち込んだ上で、一方に入れた商品を精算、他方の商品については支払いをせずにレジをすり抜ける手口などが目立つ。 別の大手スーパーでは、自ら持ち込んだカゴに未払い商品を入れ、そのままレジを抜けようとした客がいた。 スーパー側は客持参のカゴの商品が精算済みの場合、レジでカゴに細い紙を張り、未精算の店内カゴと区別しているが、張り忘れることもある。 「店員が紙を張り忘れた」と客が主張すれば、店側は万引きを証明できない。この客はその点を突いた可能性がある。 ●以前から懸念の声 レジ袋の有料化は、県や県内主要スーパーなどでつくる「県レジ袋削減推進協議会」が昨年11月に合意した。 県は身近な地球環境保護運動と位置づけ、スーパー側も応じた経緯がある。 県によると、有料化したスーパーは8月1日現在、32社、142店舗に上り、マイバッグ持参率も4月には平均93%に達した。 ただ、関係者によると、万引き増加の懸念は同協議会で一部のスーパーから出ていた。 これに対し別のスーパーが「万引きは有料化の導入の可否と直接関係ない」と主張し、大きな議論には発展しなかった。 あるスーパーは「せっかく始めた有料化自体は良いことで、万引きに影響されてはいけない。自社で私服警備員を増やすことを検討したり、行政の支援を求めたりすることが必要になるかもしれない」と語る。 ●県が実態調査検討 県環境政策課は「事業者からの要望があれば、実態調査を検討する必要がある」と話している。(2008年8月21日 読売新聞・富山版) ----------------------------------------------------------------- マイバッグを2つ持ち、万引き用と精算用と使い分けるなどはかなり悪質だ。 1度レジで清算して、再度売り場へ行った場合など、確かにマイバッグだと清算済み商品かどうかの見分けはつきにくい。 それだけでもわかりにくいのに、使い分けまでされると、これはお手上げだろう。 世の中 ずる賢いヤツはどこにでもいるものだ。 ところで、今はあまり買わなくなったが、以前にのどの保護などでよく買ってたものに「龍角散」がある。 タバコの吸いすぎなどで、のどがいがらいときや、風邪の初期症状で、のどの痛みなどによく効いた。 この「龍角散」は生薬の微粉末を水なしで服用するのどの薬。 アルミニウムの円い缶に入った粉末を添付の小さなさじですくってのど粘膜に薬が行き渡るように飲む。 このとき、さじですくうのに、山盛りか、すりきりか、どちらだろう? ということで、本日のお題は 「さじ加減」 尚、昨日のお題は 「エコフード」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 子供のときから見かける「龍角散」 外箱は若干変わった印象があるが、中身はアルミニウムの容器に小さなさじ、と 昔から見ていたものと変わらない。 長年、その姿を変えないロングセラー商品にはきっと何かがあるはず。 と 早速 龍角散のHPをのぞいてみた。 HPによると、「龍角散」は元々秋田・佐竹藩の家伝薬として伝えられてきた薬で、この名前がついたのは江戸末期。 明治4年には売薬として広く一般に売り出した とある。 なんと200年以上の歴史である。 そして、最近の商品としては子供が薬を飲みやすいように開発された嚥下(えんか)補助剤、「おくすり飲めたね」という商品がある。 さすが、「日本ののどを守って200年」の会社だ。 あれやこれやとHPを見ていると、思わず「えっ!」とのけぞるような一文が「よくあるご質問」に掲載されているのを発見した。 Q1 用法・用量にさじ1杯と書いてありますがスリ切りですか、山盛りですか? A1 山盛りで1回服用量0.3gになります。 私は今までさじ1杯というのを意識したことはなく、そのまま普通にさじですくった分だけ飲んでいた。 龍角散はあの小さなさじ山盛りが用量だったとは。 改めて添付の説明書を見てみると「さじ1杯は山盛り」とは書かれていない。 が、ここで発見 説明図のイラストを見るとさじは山盛りになっている! これはどうしたことか! 「龍角散は生薬です。 生薬の粒子は小麦粉などとちがって表面に毛というか手足のような突起があります。 これで空気を含みつつ、お互いくっついています。 粒子同士がぎゅうぎゅうにくっついていないので、容器のヘリなどでスリ切ってしまうと逆に正確に量が測れません。 分かりやすく言うと、綿菓子みたいなものです。 綿菓子も同じ量でもぎゅっとつぶすと小さくなります。 添付のさじは山盛りにすくうと服用量の0.3gになるようにできています。 スリ切りにしてしまうと見た目では量が少ないですが、実際には0.3g以上になってしまうこともあります」(龍角散マーケシング部担当) 実は、さじ1杯は山盛り1杯という表記は最近のことなんだそう。 HPを立ち上げてからお客からの質問でこの質問が一番多かった という。 アンケート調査は行っていたが、HPでは会社側が作った質問項目に答えるという形だったので、今までこういった質問があがってこなかったそうです。 この質問が多いとわかってから添付の説明書にイラストを載せることにしたのだそう。 さじ1杯がスリ切りなのか山盛りなのか悩んでいた人が多かったとは知らなかった。 では、なぜ龍角散が今も昔も変わらぬアルミニウム缶なのか? 「龍角散は生薬なので密封できないんです。 しかも、粉末ですから湿気に弱い。 この2つの相反する条件を満たすのが昔から今に続くこのアルミニウムの缶なのです」とのこと。 疑問も解けて、龍角散を飲んだ後のようにすっきりした。 ちなみに、私も手元にある龍角散でさじ1杯をすくってみた。 ちゃんと自然に山盛りになる。 どうやらズボラな私でも今までちゃんと正確な量を服用していたらしい。 薬はさじ加減。 親切もさじ加減。 親切がお節介なことも・・・(しかし そういう捕らえ方自体がヨコシマですが・・・) 何事もほどほどがよろしいようです。 <オマケ> シリーズ化してしまった懐メロ 「天城越え/石川さゆり」、「京都慕情/渚ゆう子」、「大阪ろまん/フランク永井」 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ8/17の新着は「壱億円札」 前回は「値引き値札」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月28日 22時14分12秒
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